2024.12/02 DXが常識となった
アルビントフラーの「第三の波」が日本で出版されたのは1982年である。NHKテレビでも特番が組まれ、ほぼ世界中でこの本がヒットしている。
面白いのは、それだけ世間が騒いでいても自前で本を買わない管理職がいた、という真実である。部下の3倍以上の年収がありながら、当方に本を貸して欲しいと言ってきた管理職がいた。
80万円のローンを組ませパソコンを自費で購入させた管理職である。それでも研究所の管理職ではエリートで部長まで昇進している。当方は、ドラッカーの著書は当たり前に読んでおり、デッドライン2000年など当時話題にならなかったが、時代を知るには重要な本をおおよそ読んでいた。
読んでいた、というよりもセラミックスフィーバーはじめ時代の転換点である出来事が日本で起きていたのだ。そして「ジャパン・アズ・ナンバーワン」という米人による日本をほめちぎった著書のヒット後にバブルがはじけた。
そのとき、当方はコンピューターサイエンスを用いて6年間解けなかった問題を一晩で解いたためにFDを壊されるなど妨害を受け、住友金属工業とのJVが立ち上がったのを確認して、ゴム会社の研究所から写真会社へ転職していた。
まさに激動の40年間だったが、DXの末期の現代において、Pythonを知らない技術者は、「第三の波」を借りて読んだ管理職よりも意識が低いかもしれない。エクセルにも搭載された。
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