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2018.12/28 技術開発経験談(14)

極限酸素指数(LOI)法とは、窒素と酸素の混合雰囲気で燃焼性を調べる方法である。そして酸素の濃度を指数化して、難燃性の優劣を決める。

 

空気には酸素がおよそ21%含まれているので、LOIは21と表現できる。すなわち、あるサンプルに火をつけてLOI測定装置で21以下と計測されたなら、空気よりも酸素濃度が低い雰囲気で燃焼したことを意味している。

 

だからLOIが21未満と評価された材料に着火したなら空気中で燃え続け、自ら火が消えることはない。一方、21以上の材料では、緩やかな燃焼条件であれば空気中で着火しても燃焼を継続できず火が消える。これを自己消火性という。

 

LOIは温度に影響を受ける。例えば、温度が高くなれば、LOIは低く評価され、室温でLOIが21以上と評価されても、空気中で激しい燃焼状態であれば自己消火できず燃え尽きる材料も出てくる。

 

ゆえにLOI測定装置では、ろうそくの様な炎で燃えるように気流の速度や温度条件など、測定条件について細かい規定がある。

 

異動した職場に設置されていた酸素指数測定装置は、自動化されており当時の最新鋭の装置だった。

 

 

カテゴリー : 一般 高分子

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