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2020.04/16 正解のない問題

新型コロナウィルスの問題が解決するためには、ワクチンが完成するか、あるいは70%の人類が感染して集団免疫を獲得するか、という二通りしかないと科学的にわかっているらしい。

 

もしワクチンが今あるならば、感染していない人にワクチンを接種すればよい。ところが開発中なので、年寄りはひたすら感染しないように努力しなければいけないけれど、あの「不倫は文化だ」と言った石田氏が感染したとのニュースが流れた。

 

少なくとも重症化して死亡する人を最小限とする行動が求められているにも関わらず、沖縄へ行ったそうだ。奥さんは若くても石田氏は老人だ。彼については仕事をキャンセルするのが正しい判断である。

 

当方は本日から出張業務を5月10日まで受け付けないことにした。長い休暇となるが、メールだけは対応している。また、活動報告も休日ではあるがこれまで通り書き続ける。

 

当方は石田氏と同年代であり、コロナに感染した時に死亡リスクが高い。ゆえに5月10日まで出張業務をすべて停止、事実上休暇とした。正解かどうかは知らないが、正しい判断と思っている。

 

行動変容によるウィルス対策が日本で取られているのだが、これがいつまで続くのかは、ワクチンができるまで、あるいは集団免疫を獲得するまでとなる。

 

しかし、人類の経済活動を考えたときに、この解答だけでは不十分である。人間の命がまず大切、というのは誰でもわかっているが、経済活動を壊さないようにしてウィルスに立ち向かう方法と問題解決までの期間が明確になってとりあえずの正解となる。

 

働き方改革が数年前から叫ばれているが、今回の騒動で一気に進むかもしれない。すなわち生産活動も含めた経済活動を1年間止めることは考えられないからだ。

 

ただし、少しでも経済活動を進めようとするならば、感染しない働き方を工夫しなければいけないので、働き方の工夫も考えなければいけない。

 

ああだ、こうだと考えていると、なかなか正解が見えてこない。これが今の正直な気持ちではないだろうか。

 

このような問題では、それぞれのケースについて正しい問題をまず設定しなければ、正解など見つからない。

 

換言すれば、それぞれの事業なり仕事について短期と長期に分けて考えて問題設定し、答えをそれぞれが出してゆかない限り、問題解決できない。

 

ワイドショーでは政府の問題を取り上げているが、政府の対策が実効化されるのは、これまでの経験から早くても3ケ月後である。

 

政府の対策に頼る前に、まず自分たちで対策しなければいけない問題を設定し解決するのが、今求められている。

 

二番目は政府の対策に頼れる場合がくるかもしれないが、少なくとも6月まで行動変容し事業継続できるように対策することはそれぞれの責任であるのが日本の現状だ。マスクさえ、まだ届いていない。

カテゴリー : 一般

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