2020.07/17 日産アリアの意味
日産自動車が社運をかけて開発したアリアが先日発表された。昨年のモーターショーで公開された姿そのままである。
この車、あまりWEBで騒がれていないが、テスラのライバルの位置づけである。日産はそのようにPRしていないが、当方はテスラの顧客まで奪う勢いを持ってほしいと願っている。
このアリアの価格は、トヨタ高級車ブランドレクサスのRX同等であり、レクサスRXを買うぐらいだったら、先進性の高いアリアを買った方が良い。
おそらく世界で最も先進的な車ではなかろうか。スペックのこまごまをここで述べるつもりは無いが、CASEの目標を最も満たした車であることに間違いない。
電気自動車が話題になってから、すでに20年経過している。リーフが登場したのは2010年だが、中国ではすでに電気自動車が日常の足として走っていた。車だけでなく、オートバイも電気モーターで走っていた。
エンジンよりもモーターは構造が簡単であり、誰でも製造できる。ゆえに中国で電気自動車や電機オートバイが2010年に庶民の足として普及していたのだ。
ただし、その性能は2010年発売されたリーフに及ばない。足回りに至っては、車軸式でサスペンションはついていないものもあったぐらいである。
リーフは世界で最も売れた電気自動車として世界中で知られている。アリアはリーフ同様にエポックメーキングな車としてもう少し注目されても良い。
ガソリン車から電気自動車へ転換してゆくのは歴史の流れでだれも止めることはできない。しかし、電気スタンドの普及が国内で遅れているのは政府の怠慢だろう。
中国では、会社へ電動オートバイで乗り着け、会社のコンセントから充電している風景を見たが、交通費を会社が支払っていると思えば、驚くようなことではない。
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