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2020.06/26 弊社の活動

弊社は、電子出版会社としてスタートしました。しかし、雨後の竹の子のごとく生まれた同業者の中で、最初に撤退しています。その後、大手も撤退し現在の状況に至っておりますが、弊社はコロナ禍を機会に新たな企画をスタートさせるべく、皆様のニーズを調査しております。

テレワークの浸透により、オンラインセミナーが注目を集めておりますが、弊社では一味異なる運営を目指し、知識労働者の学びの機会を社会に提供したいと努力しております。

つきましては、2時間オンラインセミナーにつきまして、セミナー開講日(曜日)と開講時間帯のアンケートご協力をお願いします。ご協力いただいた方には、新たにスタートしますセミナーにつきまして500円割引致します。

 

 

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    2020.06/25 何を学ばなければいけないのか

    人は気づくことにより、学び始める、と言われている。「気づき」と「学び」はセットになっているのだが、「気づき」は、そのきっかけが無ければ始まらない。

     

    すなわち、学ぶことにより、気づきの機会が多くなるのだが、これでは鶏の卵と親鳥の関係になってくる。また、学ぶために読書をするにしても、最初に何を読めばよいのか迷うことになる。

     

    ただし専門の内容であれば、グーグル検索で一応学べる。さらに混練の専門知識であれば、最初に当方の書を読んでいただけば10万円も出さなくても十分な知識を獲得できる。

     

    専門と呼べない内容になってくると実用書になるが、昨今は無理をしない生き方が流行しており、無理に学ぶ必要もない、という結論が学んだ結果出てくる。

     

    さらに、この10年発達障害が話題になっており、学び方によっては、発達障害でもないのに、自分を発達障害と診断し、無理をせず生きてゆこうと方針を決め、気づきの機会を自ら放棄するような状況もある。

     

    発達障害は、今ようやく脳科学の観点で明らかになってきたが、その診断についていろいろ問題点が議論されている。「障害」という以上はその該当者が人類の3%以上になっては診断方法として使い物にならない、という意見がある。

     

    専門以外の内容については、そもそも何を学べばよいのか基準が不明確であるためにそれなりの予備知識が無ければ見出すことが難しいが、その予備知識を学校教育で教えていないことに社会が気づいていない問題がある。

     

    当方は高校生の時に父に勧められ、ドラッカーの著書を読むようになったが、その内容の一部には、中学生や高校生が学ぶべきと思われる項目をいくつか見つけた。

     

    古くは、宗教が生きてゆく上の基礎知識の役割を担っていたが、今や無宗教無哲学の時代であり、生きてゆくための基礎知識さえ得られる機会が少なくなった。

     

    故ドラッカーは当方の時代の哲人で、過去の人として忘れられようとしてるが、知識労働者について最初にその生き方も含め哲学した知識人で、今弊社では彼の考え方についてまとめている。

     

    カテゴリー : 一般

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    2020.06/24 オンラインセミナー

    オンラインセミナーについて問い合わせが来るようになった。これまでのセミナー業界の常識をひっくり返すような状況で、これはコロナ禍の影響によるイノベーションだろう。

    弊社でもスタートの準備をしているが、例えば2時間5000円という設定でどれだけのニーズがあるのか知りたいと思っている。20分程度質疑応答の時間を入れるので1時間30分程度のセミナーとなる。

    以前、「高分子のツボ」とか「誰でもわかる電気化学」、その他「なぜ、当たり前のことしか浮かばないのか」などの電子ブックを販売したが、これを1時間半程度にまとめ、セミナーを行うならばどれだけの希望者が集まるのだろうか。

    本欄の読者の希望を聞いてみたいと思います。もし、受講希望があれば、1.オンラインセミナーの開講時間帯(平日と土日に分けて)、2.セミナー希望内容、3.音声付き電子ブックとオンラインセミナーどちらを希望するか、について、info@kensyu323.comにメールで送っていただきたい。

    回答してくださった方には、オンラインセミナーあるいは音声付電子ブックをスタートした時に500円割引いたします。

    下記からでもご回答頂けます。

    アンケートご協力をお願いします。

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      カテゴリー : 一般

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      2020.06/23 社会人の勉強

      1970年代まで各企業は従業員教育に力を入れていた。就職してびっくりしたのは、学生時代よりも勉強量が多くなったことだ。

       

      4月に入社し10月1日に配属されるまで集合訓練が行われる。半年間人事部の監督下であり、夜も人事部の担当者と同じ屋根の下ですごす。

       

      夜は好みにかかわらずお酒につき合わされ、会社の風土などの話になる。オフジョブなので冗談話が多いが、これも勉強である。

       

      昔、各企業は余裕があり、配属後即戦力となれるように新入社員研修に力を入れていた。また、集合訓練の夜の部では、研修では扱えないサラリーマンの生き方について学ぶ機会が用意された。

       

      約30年間のサラリーマン人生を振り返ると、半年間に及ぶゴム会社の新入社員研修は、勉強量の多さだけでなく、その質において学生時代の教育内容とは比較にならない充実度だった。

       

      周知のように学校教育における勉強とは、社会人として生きてゆくために必要な基礎知識を習得することにあるのだが、複雑な現代社会を生きてゆくためには、その内容が質と量の観点で不十分である。

       

      それが分かっているので、各企業で新入社員研修を行っているのだが、昨今は企業の余裕がなくなり、研修期間が短くなったばかりか、新入社員の価値観の多様化から、半強制的な夜の部の研修も無くなったそうだ。

       

      その結果、サラリーマンとして身につけなければいけないスキルを学ぶためには、自らそれを求めない限り、学べないような社会環境となった。

       

      カテゴリー : 一般

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      2020.06/22 混練の意味

      混練は混ぜることと練ることのプロセスを表す熟語である。

      混ぜることは一般に理解できるが、練ることのイメージをうまく伝えることが難しい。高分子を理解している人に説明するならば、高分子どおしを絡ませてゆくプロセスと言うだけで伝わるが、高分子をよく理解していない人には、絡まることのイメージがうまく伝わらない。

      目の前に何本かの紐を用意して、手の中でくちゃくちゃと練ってみる。その時紐はどうなるか、を見ていただくとイメージをつかみやすいかもしれない。

      実際の高分子は、回転運動や変角運動、さらにはレピュテーション運動など環境の温度に応じて様々な運動を行っており、練りを加えても紐よりも複雑な状態になる。

      そんなことも理解しやすいように本書は努力して書いている。

      カテゴリー : 高分子

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      2020.06/21 音工房Z新作スピーカー

      昨日朝早く、音工房Zへ同社で購入したキットスピーカー組立品(音友ムックのスピーカーに同社のキットを組み合わせたスピーカーで以下当方組立品)を持ち込み、B&Wと同社の新作スピーカー(Z1-Livorno)との比較視聴を頼み込んで行うことができた。

       

      持ち込み比較は行っていないと最初断られましたが、朝一番の客、ということで同社のブラインドテストを予定時間より早めに終了して、キット組立品との比較をさせていただいた。

       

      ただし、このブラインドテストでは、B&Wのスピーカーと同社の新作スピーカーとの比較だけである。驚いたのは10曲比較視聴によるブラインドテストで9曲について同社の新作スピーカーを選んでいた。

       

      これは無理に頼み込んだお礼のため、忖度して良いスピーカーとして選んだのではない。難しいブラインド比較の中で違いを聞き分け、当方の好みとして選んだのだ。

       

      このブラインドテスト後、当方組立品との比較視聴をしてみたが、確かに、新作スピーカーは、2WAYとしてバランスの取れた良好なスピーカーだった。

       

      当方組立品は、フルレンジ一発の明瞭さがこのスピーカーに勝っていたが、低域の量感については新作スピーカーに負ける。

       

      新作スピーカーも当方組立品も、スペックで書けば、低い方の周波数特性は50Hzとなるのだが、新作スピーカーの低域は、質も量もよかった。

       

      ただ当方組立品と比較すると、フルレンジ一発の長所としてよく指摘されている表現になるが、音の新鮮さ明瞭さが欠けるという評価になる。

       

      しかし、B&Wと比較すれば十分に明瞭である。B&Wの優れたところとして、音の明瞭な点がオーディオ雑誌に良く指摘されているが、この明瞭さというのは、実は曖昧な評価である。

       

      当方が表現したい明瞭さとは、例えばオーケストラを聞いたときに、楽器の位置が良くわかるかどうかである。音像定位とも言われたりする。

       

      音響効果の悪いコンサートホールで生演奏を聴くとオーケストラは音の塊となる。これは安価なスピーカーに近い聴こえ方である。

       

      しかし、音響効果の良い、例えば筑波学園都市にあるノバホールのようなところで聴くと、第一バイオリンや第二バイオリンなどがきちんと分離される。

       

      B&Wもこの意味で明瞭なのだが、新作スピーカーは、前後間の関係が見えるような響きである。これがフルレンジ1発になるともっと明確となり、音像定位だけは100万円をこえるB&Wに迫るものがある。

       

      年を取って耳が悪くなってもこの明瞭な音像については聞き分けることが可能で、どうしても良いスピーカーというと楽器が見えるかどうかという観点で選んでしまう。

       

      新作スピーカーは久しぶりに購買意欲が湧くようなスピーカーだったが、残念なことにキット品と完成品では、同じスピーカーパーツを使いながらも聞こえ方が少し異なり、キット品はB&Wに近くなる(説明ではネットワークが異なる、とのこと)。

       

      どうせなら十分に良くなるキット品を購入したい。完成品には作る楽しみが欠けている。趣味の世界では、自分のわがままを十分に満たし満足したい。

       

      友人は100万円をこえるB&Wを購入して満足している、と言っていたが、お金では決して満たされない世界が、「自分で作る」キット(注)にはある。そして、キットで自分の満足できる世界が現れたのなら、大変幸せである。

       

      多目的トイレの楽しみを当方は理解できないが、おそらくキットを組み立てて苦労して自分の満足な世界を得る楽しみなどアンジャッシュ渡部建氏には理解できないだろう。

       

      趣味について他人に必ずしも共感されるとは限らないが、たとえ共感されなくても恥ずかしくない趣味を楽しみたい。

       

      オーディオは、趣味として絶滅危惧種の一つである。しかし、音の再生を電気信号の変換で行う限り、理想的なスピーカーは永遠のニーズとして残る。生ビールでさえ好みが分かれるのである。電気信号を変換して誰もが良いと認める生音を再生する技術が容易に完成するとは思えない。音工房Zのような取り組みは面白い。

      (注)可能ならば自分で0から設計し、材料を買ってきて切るところもやりたいが、そこまでオーディオの趣味に時間を割けない。オーディオよりもやりたいことがあるので、スピーカーなど組み立てている時間など無いのだが、音工房Zのキットはそこそこ作る楽しみを味わえる。

      カテゴリー : 未分類

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      2020.06/20 渡部建氏の文春砲被害

      渡部建氏の不倫問題が公になってから1週間経つが、未だにこの問題についてマスコミはじめネットで取り上げられている。確かに当代きっての美人の妻を娶った男の不倫であるだけでなく、その内容があまりにも世間の常識を外れていたから話題に事欠かない。

       

      当方はここで不思議に思うのは、渡部建氏の日ごろの興味の方向である。人間は生きている限り、3欲が満たされない時に病気になるが、その3欲の満たし方については、身の丈なり身の程なりに合わせて何とかする知恵を誰でも持っており、健全な生活を送ることができる。

       

      例えば睡欲について、寝不足であれば顰蹙をかっても会議中に居眠りをしてそれを満たす。サラリーマン時代のほとんどを過重労働で働いた当方は居眠り常習者であったが、周囲も過重労働を知っていたので、当方の居眠りについて黙認されていた。

       

      しかし、大切な会議中に管理職が居眠りをしているような状態は異常である。周囲が異常を解消できるように動かない限り、これは是正されない、とわかっていると、最後は人事部の登場となる。

       

      食欲についても同様で、何年か前に若い姉妹が餓死するという痛ましい事件が北海道であった。その間に行政へ働きかけた人もいたが行政が動かなかったので、餓死に至り、こちらは文春砲以上に社会問題となっている。

       

      渡部建氏の問題は、3欲のこうした問題とは大きく異なり、趣味に関わる問題のように思われる。なぜなら、3欲はどうみても世間の多くの男性に比較し、大いに満たされていたはずだ。

       

      人間というものは、生活の糧を得るために働かなくてはいけないが、古代から働くだけでなく、楽しみのための活動もしていた。現代における個人の趣味はそれが進化したものかどうか知らないが、ドラッカーは趣味も含め二つ以上の世界を持て、と勧めている。

       

      労働については、収入を考慮すると選択の自由について制約を受けることになるが、金銭から解放された世界については、個人の嗜好に合わせて選ぶことができる。ただし公序良俗に反しないものを選択しなければいけない、という制約は残る。

       

      趣味の世界として何を選んだらよいのかわからない人には、まず読書を勧める。単なる読書は趣味にならないという人がいるが、推理小説にはまり、それを好んで読むのは立派な趣味である。

       

      最近は電子ブックで漫画が安価になったので漫画を読むのも立派な趣味である。とにかく、公序良俗に反しない何かワクワク感を感じるどうでもよい世界を最低一つ持たない限り、渡部建氏は立ち直れないと思う。

       

      当方は多趣味のため、コロナ禍で仕事はヒマでも毎日死ぬほど忙しい。本日は他府県への異動が解禁されたので、埼玉県にある音工房Zまで自作向け新作スピーカーの比較視聴に出かける。比較対象のスピーカーはB&Wの高級品だそうである。

       

      オーディオという趣味は過去の遺物になりかけているが、それでも新しい企業が新しい提案を武器に誕生している。

       

      パナソニックなど一部の古株メーカーは高級オーディオにシフトし庶民には手の届かない製品となったが、スピーカーについては自作キットを提供する企業が数社登場した。

       

      文春砲はこのような世界に砲身を向けても面白いと思う。例えばパナソニックの役員には新しい読者が振り向くであろうジャズピアニストがいる。健全なターゲットを狙えば新しい読者を開拓できる。

      カテゴリー : 一般

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      2020.06/19 東京都感染拡大協力金

      コロナ禍により、緊急事態宣言が4月中旬に出され、5月6日まで休業に協力した中小企業あるいは個人事業主に50万円が支給される、というので弊社は対象期間に休業し、応募しようとした。

       

      しかし、応募要領を見ると、弊社は対象外で応募してももらえないことが分かった。2日前に、第二回の募集があり、再度応募要領を見た。そこには第一回の募集で協力金がもらえた事例ともらえない事例がまとめられていた。

       

      まとめを見ていて、おかしなことに気が付いた。例えば学習塾は協力金がもらえたが、学習塾教師はもらえなかった。これは、箱を持っている人を経営実態として認めようという考え方が伝わってくる。

       

      ところが、第1回の応募条件で1000平米以上の部屋がある場合はOKで狭い場合は対象外となっていた。学習塾でこのような大部屋を持っているところは中小企業では少ない。

       

      また、風俗産業で店舗型はもらえたがデリヘルは対象外となっていた。これは、学習塾と学習塾の先生との関係と同じ、と読み取れるが、部屋の面積の条件を満たすところは大きなフロアをもったバーやキャバレーに限定されるだろう。

       

      何やかやと見ていたら、第二回はそのあたりが少し緩和されていると読み取れる表現になっていた。

       

      実は、東京都は協力金の支給対象を一部の中小企業に限定したのではないかと推定している。原資は限られるので一定の篩を条件設定するのは悪いことではないが、その条件が妥当かどうかという問題が発生する。

       

      こうして第一回の協力金を応募してももらえなかった事例を見ていると、このような協力金の趣旨に誤解を与える一覧表になっているのではないかという危惧が生まれた。

       

      ドラッカーは、政治の役割において富の配分に問題が生じないことが重要だと言っている。政治が公平に富を分配してくれるので、知識労働者は安心して社会貢献ができるのだ。

       

      今回のコロナ対策に政府や東京都が尽力していることはそれぞれの施策から理解できるが、細部について誤解を招くようなところがある。せっかくいい施策を実施しているのだからもう少し慎重な運営が必要だろう。

      カテゴリー : 未分類

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      2020.06/18 技術と写真

      技術とは、自然界から人類に有益な機能を取り出し、それを人類が活用できるようにする術である。

       

      写真とは、被写体をただ写したものである。しかし、これが感動的な写真になると、そこに感動を与える要素を盛り込む必要がある。

       

      そのため芸術的な写真を撮る写真術なるものが存在し、芸術系の大学でも写真学科を開設しているところもある。

       

      カメラの進歩で被写体にカメラを向ければ、きれいに映る条件について今のカメラはカメラ内のCPUで演算し、誰でもそこそこの写真を撮ることができる。

       

      さらに画像データを加工して、真実と異なる状態に写真を仕上げることも容易になった。かつて、写真は真実を映していない、と言われたが、今の写真は真実が加工されて出来上がる。

       

      この写真の加工をしていると、自分が映そうとした真実とは何か、と哲学的な問いをすることになる。

       

      そもそも写欲を感じ、カメラを向けたときに「写そう」という意思が働いているわけだが、無造作にシャッターを切ってしまう。

       

      ここでファインダーを眺めながら自分が映したいものを今一度考えるステップを踏みたい。

       

      実は技術開発において、この写真を写す行為と似ている部分がある。かつて、企画においてコンセプトの重要性が指摘された。

       

      そこで技術開発においてもコンセプトに基づく開発が行われてきたわけだが、コンセプトを実現しようとする機能について、それがふさわしいかどうかをよく考えるステップが重要である。単に強みだけで考えていてはいけない。

       

      カテゴリー : 一般

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      2020.06/17 美術館女子の失敗

      美術館連絡協議会と読売新聞オンラインによる新企画「美術館女子」がSNSで批判の嵐だというので、さっそく見てみたが、確かにこれは失敗作だろう。AKB48チーム8の写真集になっている。

       

      小栗ファンならこれは楽しいだろうが、この企画のHPを見て、初めて小栗有以を知った当方は、その趣旨よりもこのモデルばかりを見ていた。

       

      昔、加納典明氏が、自分の写真を人に見てもらいたいなら女の裸を撮ればよい、という名言を言っている。

       

      また、一方で、サンタフェの成功でヘアーヌード写真隆盛となった時に、ヘアーを映さなくてもいやらしい写真を撮ることができる、とそのブームの本質を突く発言をしていた。

       

      ややHな事例だが、これが写真とそれを鑑賞する人との関係というものである。加納典明氏は、それをわかりやすく表現したのだ。

       

      すなわち、人に見られたい写真は、相当の撮影努力をしない限り、見てもらえないし、安直な被写体を選べば、その被写体の持つ属性で写真の評価が決まってしまうのである。

       

      加納典明氏は、いろいろと問題となる人物だが、その写真家としての洞察力には鋭いものがある。彼ならば、もっと厳しい言い方をするかもしれないが、美術館女子の失敗は、その本来の企画目的と写真とがまったく合っていないのだ。

       

      インスタグラムの普及で大衆の写真力は向上した。おそらく30年前のハイアマチュアレベルではないだろうか。美術館女子の写真は、真に美術を理解し、その哲学を写真として表現できるプロでなければ、訴求力のある絵にならないだろう。

       

      当方はプロではないが、もう少しまともな写真を撮る。仮にチーム8を被写体とする制約があっても、もう少し工夫する。せっかくかわいいモデルを選びながらも、美術館女子に掲載された画像はモデルも企画も活きていない写真である。

       

      カメラの進化で誰でもきれいな写真を一応撮れるようになった。デジタル時代の写真家は、その前提でカメラを被写体に向けない限り、プロの写真と呼べる画像など撮れない。写真家で悩まれている方は、ご相談ください。

       

      カテゴリー : 一般

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