昨日は金曜日夜中に行われたイチロー選手引退会見のニュースが多かった。その中で、「引退おめでとう」という記者の挨拶がイチロー選手に対して失礼かどうか、という議論があった。
意見の一つに、欧米では日本の様な最後という意味よりも新しい門出の意味が強い、という説明があった。卒業も同様だから、忌み嫌う言葉ではなく、祝福のおめでとうがふさわしい、という説明は何となくもっともらしい。
当の本人は、引退したからと言って野球をやめるわけではないのだから、という発言をされていたそうなので、外野のこのような意見はどれも不適切と思われる。しかし、議論の中で展開されていた意見が面白かったので全部読んでみた。
読み終えてみると、クビになったのではなくイチロー選手が自ら決めたのでおめでとうがよい、という意見が今回は妥当なのかもしれない、と思えてきた。
人生の最後である死以外は、何でも自分で最期を決断することができる。他人に引導を渡されてから決断するよりも自分ですべて最後を決めたほうが気持ちの良い人生をおくれる。
しかし、現代はサラリーマンでさえも定年まで勤めあげることが難しく、定年の前に肩たたきがあるような時代である。
野球選手であれば自由契約と言われるケースが多いので、その前に引退を自分の意志でイチロー選手は決めることができたのだから「おめでとう」で失礼ではないだろう。
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今年の1月にニコンの新製品フルサイズミラーレス一眼を購入した。ソニーが開拓したフルサイズミラーレス一眼の市場に昨年キャノンとニコンが歩調を合わせたように参入している。キャノンとニコンの新製品をカメラ店で比較してみたが、明らかに両者の戦略の違いが新製品に現れていた。
撮像素子も生産しているキャノンは手堅く普及版もそろえての市場参入である。ニコンは、レンズを取り付ける新マウントを他社のどれよりも大きく小型化が難しいサイズで設計し、ミラーレスを高性能カメラとして位置づけて参入してきた。
Z6とZ7がその新製品の名称だが、この2機種は撮像素子だけの違いである。そして驚くべきことには、「made in JAPAN」という刻印が両製品になされている。これだけでもニコンの力の入れようが伝わってくる。
これだけ気合が入っているのに、カメラ雑誌2社は、キャノン、ニコンの両者がまだソニーのミラーレスに追いついていない、と評価していたのが気になり、ニコンのZ6を業務用に購入してみた(注)。
店頭品を見た限りではその品質が3社互角のように思えたので、雑誌の評価を参考にその差を見てみた。どうも雑誌の評価は間違っているように思えてきた。
Z6のカメラとしての完成度は極めて高い、というのは当方の評価だ。例えば雑誌では互角となっていたが店頭品で気になったのはファインダーの見えやすさ。これは、ソニーのファインダーよりもニコン製は良い。3ケ月使ってみたが、ピントの山が大変わかりやすいのだ。D3の光学ファインダーよりもわかりやすい。
また被写体の明るさの変化に対して、店頭で確認したソニーのファインダーは不思議な変化をしたが、Z6のファインダーでは自然な変化である。また、連続撮影における見えやすさになるとニコンに軍配が上がると思う。
昨日は、マクロレンズを使用したかったので純正のマウントアダプターを取り付け、そこへ「AF-S MICRO NIKKOR 105mm 2.8G」を取り付けた。そこで新たな発見をした。
驚くべきことに、カメラの絞り表示が3になるのだ。レンズのF値は2.8なのでここは2.8と表示されなければいけないはずである。レンズキャップをつけたまま絞り値をあげたら3.2となった。絞りを絞ってゆくと順調に値が大きくなるが、下げてきてびっくりした。3.2から下がらないのだ。
もう一度スイッチを切り、レンズを取り付けなおしてみたら、やはり3から始まった。早速サービスセンターにこの症状を尋ねたら、最初修理センターではなく、カスタマーセンターに連絡してくれ、と言われたので、先日修理から戻ってきたカメラの不具合だ、と説明したら、ようやく対応してくれた。
対応は良かったのだが、新製品の知識のない担当者で状況を説明するたびに待たされる。結局原因を社内で調査するとなって返事を待っていたら電話担当のお姉さんではなく、落ち着いた声の二枚目から電話がかかってきた。
その男性の説明では、最新のカメラではセンサーに到達している光量から計算される絞り値をカメラで表示しているとのこと。すなわち絞り優先オートで撮影するときに、絞り値を設定しても焦点距離が変われば光量が変化するので実絞りも変化しており、その演算された値をカメラに表示しているという。
その変化量が小さいレンズでは標示される絞り値は見かけ上変化しないので気がつかないが、マクロレンズではレンズの動きに対して光量が大きく変化するので絞り値もその動きに合わせて大きく変化するのだという。
だからマクロレンズであれば無限大の距離に合わせれば、絞り値はレンズのF値と同じになる可能性がある、とその男性は丁寧に説明してくださった。
D3を長年使ってきたが今回の様な変化はしなかったので、そのことも質問したら、D5では、Z6と同様の動作をするので、古いカメラでは演算処理が入っていない可能性があるとのこと。
最新カメラ、おそるべし。ただし、レンズの使用法11ページには、カメラは設定したF値を保つように、自動で絞りを調整すると書いてあるのだが困った。
(注)店頭品をいろいろ調査してみても幾つかの点で雑誌に書かれた評価にはならなかった。例えばZ6とZ7はグリップの握り感も含めてデザインの完成度が高い。フルサイズミラーレス一眼は、これまでのカメラとマウントに互換性が無いので、当初安くなったソニー製を購入しようと考えていた。しかし、雑誌の評価と店頭品の印象が大きく異なり、当方の評価はニコン>>ソニー>キャノン=ルミックスであった。これは個人の感想だが、4社の製品を実際に同時に触れてみると、値段は高いがニコン製品に軍配が上がると思う。撮像素子はともかく、デザインやファインダー、撮影後の映像の見えやすさなどは店頭でもその差がわかる。お得感はキャノンだが、長く使用する観点では、物欲を盛り立てるニコンとなる。ルミックスも悪くない印象だったが将来性に不安が残った。この3ケ月このZ6でいろいろ撮影してみたが、ストロボシューのバネが飛び出した初期故障以外満足している。仕事用カメラとして今後はZ6を使うことになる。
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セラミックスや金属材料は、おおざっぱに言えば結晶でその物性が決まる。非晶質であるガラスについては、長い間研究されてきたが、結局非晶質体それぞれの組成に応じた研究が展開されている。そして非晶質体の組成が分かると、物性予測がほぼできるところまで科学のレベルは来ている。
ゆえに結晶を非晶質相でかためたセラミックスでも結晶と非晶質相の組成が分かるとほぼ電気物性ならば予測がつく。力学物性ならば、欠陥の有無や分布からおおよその予測がつく。
しかし、高分子材料では無機材料のようにはいかない。無機材料でも実際は先に述べたような簡単な問題ではない、と言われる研究者がおられるかもしれないが、高分子材料とセラミックスの両方を研究した経験から、予測の困難さでは、高分子材料がセラミックスよりもけた違いに困難である。
例えば高分子材料の結晶について知見が得られたからと言って、その電気物性まで予測できない。不純物の影響や、高分子非晶質相の影響がかなりあるからだ。無機材料にも不純物の影響はあるが、高分子材料では不純物の影響の規則性や再現性までない。
無機材料の結晶に不純物をドープして格子欠陥を造ることができて、その電気物性を計測し、格子欠陥から電気物性を論ずることは比較的容易だが、高分子では、静置場でできる結晶はすべて球晶であり、その球晶の構造は、ラメラと非晶質相の集合体で何が何だか分からなくなる。
結晶成長の速度論すら無機結晶のようにきれいにいかない場合が多い。エチルシリケートとフェノール樹脂で均一に混合されたシリカとカーボンの前駆体を製造し、それを用いてSiCの結晶成長の速度論を展開すると、反応の最後まできれいにアブラミ式に載る。
これは当方の学位論文の半分を占めている成果なので希望者には学位論文の要約を掲載した機能材料の別刷りをお渡しできる。この別刷りに書かれたグラフのきれいな直線を見てほしい。しかし、高分子の球晶についてアブラミ式で解析すると途中で直線がおかしくなってくる場合がほとんどだ。
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ニコンというカメラメーカーからデータ入力機器としてのカメラ、そしてそれを活用するソフトインフラの提供という新商品が生まれてこないのは理解できるが、キャノンから提案されてこないのは、キャノンという会社の風土によるのかもしれない。特許がいくつか出ているので、それを事業として育てられない風土なのかもしれない。
デジカメ全体の市場がシュリンクする中で、カメラメーカーの動きを見ていると面白い。かつて銀塩フィルム市場はデジカメの性能向上につれ小さくなり、今国内で写真フィルムを生産しているのは富士フィルム一社だけだ。その富士フィルムの主力事業は化粧品である。
フィルム市場は縮小したが、写真をプリントアウトし、それを鑑賞するという文化は健在であり、まさか写真フィルム事業同様にカメラ市場そのものが減少するとは思われない。現在の一眼レフカメラで撮影できるボケとヌケの良い画像は、絶対に携帯デジカメでは撮影できないからだ。ソフトウェアーでボケを導入する手法も生まれているが、まだデジタル処理を多用しても追いつけないレンズ特有の描写感が勝っている。
光学技術はすべてソフトでシミュレーション可能な時代であるが、自然をそのまま写した画像には迫力がある。デジタル処理が普及しても、被写体のテーマまでも大きく修正することは不可能であるし、それをした場合には写真ではなくなる。
ゆえに入力機器として高性能カメラは今後も生き残ってゆくと思われるが、高性能カメラをカメラとしてみている限り、その市場は大きくなることはない。しかし、高性能カメラがインターネット入力機器として主体性をもち商品価値を大きく変えたなら話は別である。
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携帯端末にカメラが付いた商品が低価格デジカメの市場を奪うことができたのは、携帯端末カメラゆえの制約からくる光学性能を補う技術まで開発されたからだが、インターネットとシームレスに機能がつながっていた点は、カメラにない大きな利便性である。
しかし、カメラメーカーは、ただデジカメ市場が奪われるのを見ていただけで、カメラ技術で携帯端末カメラの市場を侵食しようとはしなかった。携帯付カメラという商品が10年ほど前に登場し話題となったが、カメラの性能が携帯端末カメラと大差がなかったので、当方は商品スペックを見て笑ってしまった。
なぜ10年ほど前にインターネットとシームレスにつながる高性能ミラーレス一眼が開発されなかったのだろうか。さらに、そこで写真文化を展開する商品が企画されなかったのは不思議である。ただ、これは10年経った今ニコンがフルサイズミラーレス一眼の市場に出てきた戦略から理解できた。
ニコンはフルサイズミラーレス一眼をカメラの最終完成形と位置づけ、高性能レンズをラインアップして参入してきた。発売されたズームレンズの性能は過去の単焦点レンズと比較しても遜色のない性能で、専用の単焦点レンズは過去の単焦点レンズよりもボケがすばらしい。
おそらくニコンにとってカメラは写真を撮る道具であり、カメラ以外の機能が付いた商品はすべて新規事業とみなされるのだろう。これではこれからの時代に生き残ってゆくのは大変である。カメラが趣味の当方は、10年以上前にカメラを使った新規事業アイデアを思いついたがカメラ資産をソニーに売却した会社ではそれを実現するのは難しいと思い、そのまま温めて現在に至っている。
当方の在籍していた会社は、有機EL照明事業に力を入れおり、この事業に反対していた当方の立場では新事業提案をしにくかった。すでにインスタグラムで実現されたように、インターネットには、映像機器にとってとんでもない大きなマーケットの可能性がある。カメラはそのデータ入力機器である。カメラとインターネットとが一体となった新事業の可能性は大きい。
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中規模以上の企業で新規事業を開始するときに、まず経営陣で目標が合意されていることが必須である。そして、全社員でその価値が共有化されている必要がある。そうでなければ新規事業担当者は社内で起業の苦しみ以上の悩みを抱え込むことになる。
すなわち新規事業を成功させるためには、その価値を全社員認めていることが重要である。企画はどうであれ、まず新規事業を起業しようとする風土のない環境で本業と異なる事業、あるいは、今では当たり前となったが自動車会社で電気自動車を開発するといった本業を革新するような事業でさえもそれを成功させるためにはイノベーションを受け入れる風土が不可欠である。
例えば、フルサイズのミラーレス一眼の市場を見ても明らかなようにその市場を育てたのはソニーというイノベーティブな風土のある企業で、一眼レフカメラで二強のキャノンやニコンは出遅れて昨年末ようやくそのマーケットに進出している。それも、一眼レフの市場が明らかに侵食されはじめてからである。
おそらく技術力のあるキャノンやニコンはもっと早くフルサイズミラーレス一眼の分野に進出して一眼レフとは異なる市場を育てる様な戦略を打てたはずであるが、ニコンであればニコン1という中途半端なミラーレス一眼を市場に投入しただけであり、その機種についてはすでに開発をやめてしまった。
デジカメの市場は、携帯端末によりそのマーケットを侵食されたと言われている。確かに携帯端末のカメラの映りはデジカメの初期の性能を上回っている。しかし、携帯端末にはその電話という機能からくる大きさの制約があり、光学性能については今や頭打ちである。
しかし、インターネットではインスタグラムという写真を楽しむ市場が生まれ、プロ並みの写真が数年前よりアップロードされるようになった。それらの写真の多くはソニー製ミラーレス一眼で撮影された写真が多い。
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高分子の帯電防止技術同様に添加剤の配合技術が重要な分野として、高分子の難燃化技術がある。下記予定でセミナーを行いますので、お問い合わせください。
高分子の難燃化技術は、帯電防止技術と異なり、偶然なんとなく難燃性が付与されることはないので薬物依存状態にはなりにくいが、それだけに正しい知識が無いと対策が難しい。
<セミナーのご案内>
日時 2019年3月29日
場所 大井町きゅりあん
<内容>
高分子の難燃化を科学で体系化するのは難しいですが、アカデミアのチャレンジ結果も出そろい経験からおおよその体系が見えてきています。混練技術にまで遡及し、経験知による体系を提示します。
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高分子成形体の帯電防止は、数値でスペックを決めないと薬物依存状態になる。なぜなら、単なる離型剤でも帯電防止効果が出る場合があり、このようなケースでは、製品が市場に出回ってから帯電故障が発生したりすることがあるので大変だ。
すなわち、たまたま離型剤の帯電防止効果が原因で製品の帯電故障が隠れていた場合、市場で問題が発生すると、もぐらたたきで他の添加剤を添加して問題解決に当たったりする。
このような対応の仕方をしていると、そのうち二種類三種類と添加剤を足してゆくことになる。実際にそのような状態になって品質対応に追われている現場を見たことがある。
このような安直な問題解決のやり方をやってはいけない。帯電故障については市場で発生している問題について、現象を確認しながら製品品質として目標とすべき仕様について数値化をするべきである。
この時表面比抵抗がよく用いられたりしているが、この表面比抵抗について悩ましい問題が存在する。すなわち、電子伝導性の物質で帯電防止をしている場合には悩まない場合もあるが、イオン電導性物質を帯電防止剤として用いているときには誘電緩和により、表面比抵抗のデータをどのように収集するのか悩むことになる。
また、湿度依存性について知識があればよいが、無い場合には測定雰囲気によるばらつきに悩まされることになる。離型剤で偶然帯電防止効果が得られた場合など湿度を変えて表面比抵抗を計測することをお勧めする。
帯電防止についてスペックを数値化せずやたら添加剤の添加効果だけ追っかけていると薬物依存になりやすいのが帯電防止技術である。薬物依存はピエール瀧だけの問題ではない。科学的に現象を把握しようと努めず安直な姿勢の材料開発シーンでも起こりうる。注意が必要だ。
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多くの高分子は絶縁体である。ゆえに静電気を防止する必要がある時には帯電防止処理を行う必要がある。最も確実な方法は、商品の表面比抵抗を10の11乗Ω未満とすることである。ただし用途によっては、この程度でも不足する場合があるので実技評価が欠かせない。
すなわち、帯電防止技術は、科学の知識だけで考えていると商品設計に失敗する可能性のある技術分野である。用途によっては表面比抵抗を下げなくても昔から知られている帯電列を調整する方法もある。
この帯電列は経験則から得られた。そして、いくつかは科学的に説明が可能だが、やはり所詮経験則である。帯電防止技術で難しいのは用途に応じた評価方法である。
電気的評価だけでなく、帯電防止処理の結果生じる副作用についてもチェックする必要がある。例えばブリードアウト。
そもそも、樹脂成形体を界面活性剤や樹脂添加剤で帯電防止を行う時にはブリードアウトすることが前提になる。すなわちカタログに帯電防止剤と書かれていてもブリードアウト速度が低い場合には十分な帯電防止効果が初期に得られない。
時間がたてばブリードアウトにより帯電防止性能が出てくるが成形直後の評価では帯電防止性能が得られない。カタログに帯電防止剤と書かれているので添加量不足と考え量を増やすと知らず知らずのうちにブリードアウトの問題を抱え込むことになる。
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最近喫茶店などでパソコンを開いて仕事をやっている人をよく見かける。当方もメールチェックなど携帯端末を用いて喫茶店で行っているが、資料作成を行っている人を見ると他人に覗かれても平気かな、と心配になる。
驚くべきことに
の文字が目に飛び込んできたりしてぎょっとする。先日は化粧品のクレームについて何かまとめているような人がいたが、上司が見たらおそらくぞっとしたのではないか。
当方も新幹線の中で資料作成を行うことがある。ただしセミナーなどの公開資料だけである。現役サラリーマンの時でも業務に直結した資料を社外の公衆エリアで開いたことはない。
最近は働き方改革で出勤しないで業務を行うスタイルも増えてきたというが、不思議な感覚になる。頭が古いためだろうか。ただ、パソコンを使用した業務で生産作業と呼べるのは、報告書の作成やデザイン、コーディング等に限られるだろう。もしその価値が高いならセキュリティの点で問題となる資料が多い。
ほとんどは間接コミュニケーション作業と呼ぶべきメール処理やコミュニケーション資料作成になるだろう。それも二次調査資料を見なくてもできる中身の薄い作業に違いない。
今資料はすべて電子化できる、と言っている人がいるが、電子化された資料だけで会議資料をまとめられるケースは少なかった。なにがしらよれよれの字で書かれたメモが手元にあっての資料作成である。
いまや手書き文字さえも電子化できると言われても、喫茶店で仕事をされている方々が、そのような電子メモを利用しているとも思えない。カフェなどでパソコンを開いて一生懸命仕事を行っているサラリーマンを見ながら彼らの上司の心配をしていた。
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