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2012.08/09 技術アイデアをだすためには?

例えば高分子材料技術についてアイデアをひねり出したいときに、その分野の知識不足が原因となり、アイデアが出なかったり、出ても実現できないアイデアであったりした経験はありませんか?

 

アイデアマンと呼ばれる人を見てきた経験から、問題を前にアイデアを出すためには、幅広く知識を身につけていることが必要と感じています。高分子科学を学んだことのない人を対象に、素人向けのガイドブックが売られていますが、そこから特許出願できそうなアイデアが生まれる可能性は少ないように思います。「高分子材料のツボ」セミナーは、専門外の人にとっつきにくい内容も入っていますが、高分子材料技術全般について、まず知っていなければならない知識を選んで構成し、アイデアを生み出す基となることを狙っております。

 

相溶とSP値、χパラメーターなどは難解な高分子物理のテーマで、素人向けの入門書には出てきません。しかし、コンパチビライザー(相容化剤)とかポリマーアロイなどという単語は、高分子材料を扱う場面では頻繁に出てきます。とりあえず関連した項目をまとめて頭の中に知識として入れておかなければ、アイデアをひねり出すことが出来ません。専門外の人にやや難しいかもしれませんが、「高分子材料のツボ」セミナーは、専門書よりもアイデアを出すために役に立つと思います。

 

カテゴリー : 一般 高分子

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