サラリーマンでPython をご存知ない方はいないと思う。もし、ご存知なかったら、知識労働者ではない。DXの進展でPythonの知識は知識労働者の常識となったからである。
これまで様々なプログラミング言語が登場したが、Pythonほどプログラマーを獲得した言語はない。あの初心者用言語と言われたBASIC言語でさえ、すべての知識労働者を獲得するには至らなかった。
C言語は息の長い言語で、今でも使用されており、プログラマーにとってはBASIC感覚で自由に使える言語として普及している。ただし、C言語を体得するには二つ山を越えなければいけない。
C++は、今C#に置き換わりつつある。C#はC++とよく似た文法であるが、完璧なオブジェクト指向言語という理由でC++より優れている。C++は、Cを引きずっており、C#のような洗練された仕様となっていない。
Pythonはこれらプログラミング言語と異なり、どちらかとうと、ナンチャッテ的側面がある。一応オブジェクト指向を実装しているが、構造化プログラミングだけでプログラム可能なだけでなく、MS-DOSのバッチファイルのように単なる手続き型言語としての使い方もできる。
いいかげんな言語という評価も可能だが、3つのパラダイムを実現したマルチパラダイム言語という評価も可能である。それゆえBASICよりも易しく使うことができ、BASICよりも便利な言語である。
弊社では希望により1日でPythonプログラミングスキルを習得できるセミナーを公開している。土日は無料コースも含む特別価格で開催しているので問い合わせていただきたい。今時Pythonを使えないのは、DX時代に恥ずかしいことである。エクセル365にも実装された。
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地球温暖化の進行を訴える人は、二酸化炭素の増加で、よく大気が5度Cアップすると表現している。しかし、これは、大気全体で平衡状態を考えたときの数値ではないか。
太陽の熱で地球表面が暖められているが、夜にそれが放熱されて地球は冷え、大気があるので地球以外の他の惑星ほど冷えすぎないのである。
この時対流で地球上には偏西風はじめ様々な大気の流れが生じているが、これは非平衡状態である。シミュレーションを科学的に行おうとする時に、非平衡状態は扱いにくいので平衡状態として計算しているはずである。
しかし、鍋でお湯を沸かすことを考えて頂きたい。鍋の底は常時ガスの火で温められているので、最表面で指を入れてみてもすぐに熱くならないが、鍋の底は表面よりも早く熱くなっている。
この経験から考えると、人間は地球表面にいるので、地球温暖化のシミュレーションよりも早く5度Cアップを経験することになる。
50年以上前に比較すると、毎日が異常に熱く感じる。昔は熱帯夜と言われても蚊帳の中で我慢して眠ることができた。今、それをやると熱中症にかかることは必至である。
また、暑い日には体温より温度が上がっているのではないか、と学生時代によく冗談で言っていたが、この頃は、それが冗談であり、体温以上の日の記憶は無い。
地球温暖化のシミュレーションを非平衡状態を考慮し、地球最表面と大気層の中央当たりの温度と分けて求めることはできないのか。9月になっても残暑というよりは毎日が真夏である。
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タグチメソッドは難解だという誤解が多い。これは分かりにくい説明書や指導方法にも原因がある。すなおに現象へ対峙すれば、自然とロバストを高めることの重要性に気づく。
この気づきを促すような説明が重要で、弊社ではそこに力点を置いてタグチメソッドを指導している。タグチメソッドの考え方を理解できて、実験を行おうにも、そのあとの計算が難解だと思われている。
確かにSN比の計算だけでなく、制御因子の各水準における値をまとめる作業は煩わしい。しかし、Pythonを使えば簡単である。
弊社では、受講者の希望日にタグチメソッドにPythonを導入するセミナーを開催しているので、問い合わせていただきたい。そのとき、事例として、SN比計算プログラムや、タグチメソッドの実験整理のプログラムを配布しています。
この配布しているプログラムを参考に、タグチメソッドの実験前にPythonのプログラムを実験ノートとして作成する方法を指導しているのだが、受講生からAIを使ってプログラムの自動生成ができない、という相談を受けた。
そこで、今それを検討中ですが、月末に再生材に関する国際会議の招待講演者となっているので、その準備で忙しく対応できていない。
しかし、この相談内容は面白いので年内には回答できるようにしたい。その前に、弊社の「Pythonで理解するタグチメソッド」を受講されることをお勧めする。
このセミナーでは、タグチメソッド初心者あるいはまったくそれを知らない人でもPythonを中心にご指導している。大変分かり易いセミナーと評判です。セミナーで使用したプログラムも無料配布しています。是非お問い合わせください。
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高分子の燃焼において高分子試料で起きている現象は酸化だけではない。熱による溶融、熱による分子の断裂やラジカル発生、緩和など様々なことが発生する。
燃焼試験において、これらの変化が劣化させるように作用する場合もあれば、良い方向に作用する場合もある。例えば熱により変形が生じた場合に、ULーV試験では異常燃焼を誘起することもあり、たいていは悪い方向に働く。
実火災では、高分子材料がどのように火源と対峙するのか、その予測は困難であり、それで高分子材料の用途ごとに難燃規格が決まっているのだが、材料メーカーの立場で困るのは、それが成形体を対象としている規格であることだ。
すなわち、材料だけで難燃化規格の合格を保証することができない。難燃剤に至っては添加量の問題もあり、それが難燃剤であることを仕様に示すのは難しいはずである。
しかし、難燃剤として使用された実績があると、それを難燃剤として販売しているのが実情である。ここで問題が出てくるのは、リンやハロゲン系化合物以外で難燃剤として販売する場合である。
例えば、水酸化アルミニウムは、稀に30%以下の添加で、高分子を難燃化できたりする。これは他のフィラーとの交互効果が効いていたりする場合であるが、この事例から難燃剤として仕様に書くのはどうかと思う。
水酸化アルミニウムは、50wt%以上添加しなければ多くの高分子で難燃効果を発揮しない。これだけの添加量になってくると、成形体の燃焼時に高分子の変化に影響を与える。
良い方向に効果を発揮しているケースが多いので、水酸化アルミニウムは難燃剤としても知られるようになったのだが、その難燃化機構は、水の揮発による冷却効果として説明されたりしている。
ならば水酸化マグネシウムや酸化スズゾルも効果があるだろうと実験をすると、水酸化アルミニウムほどの効果が出ない場合もあれば、水酸化アルミニウムより少ない添加量で効果が出たりする。
40年以上前、高分子の熱による変化に着目し、これらリンやハロゲンを含まない化合物について、難燃効果を調べた経験があるが、仮説設定して実験を行うと、皆否定証明の結果となった。科学に対して大きな疑問を持つようになった原因の一つ。
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2022年に再生材とバイオポリマー促進に関する法律が施行され、今月広州では再生材に関する国際会議が開催されるという。その招待講演者に選ばれたので、改めて文献調査などを行ったが驚いた。
某大学の先生が当方のカオス混合類似の装置を使いながら、その先生の発明のようなことを書いている。この分野で真っ先に引用しなければいけないウトラッキーの文献さえも引用していない。
さらに、二軸混練機だけでは再生材の強度は低いが、その先生の発明による装置を使うと強度が上がるという論文をWEBでも堂々と公開しているが、その強度アップの原因に関する考察が間違っている。
論文は著名な雑誌ではないので、調査も不十分ないいかげんな論文でも掲載しているのだろうけれど、日本のアカデミアはここまでレベルが下がったのか、と愕然としている。
一応大学教授らしいが問題だと思っている。誹謗中傷ではない。やはりアカデミアから発表される論文は、先行技術など十分調査したうえでの研究論文であるべきと思っている。
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科学は論理学の完成により誕生した、と言われている。おりしも産業革命が始まった時代であり、科学という哲学は、社会で歓迎された。おそらく猫も杓子も科学という考え方を身に着けたいと思ったに違いない。
探偵小説の誕生がそれを表している。名探偵ホームズは一躍スターになっている。彼の事件解決のスタイルそのものが科学的であり、読者はこの本で科学の姿勢を学んだ。
ホームズは、ベーカー街にある事務所で助手のワトソンと仮説を練り、事件解決に動き出す。そして仮説が外れたり、不十分な仮説と反省するとベーカー街に戻り、再度仮説を練り直す。
まさに科学の姿勢そのもので分かり易い。読者はホームズの仮説を練る過程で一緒に推論を展開し、犯人を予測する。当方は探偵小説を読むときに、いつも最後から読んでいた。
ゆえに、刑事コロンボが放映された時に、この番組は当方のツボにはまった。この番組では、まず事件のすべてから始まる。すなわち視聴者は、犯行現場だけでなく、犯人の心理状態からすべて情報を知ったうえで、刑事コロンボの活動を見ることになる。
刑事コロンボは、ホームズのように科学的に忠実に事件解決に当たらない。なぜか、偶然犯人とすれ違ったり、彼のかみさんの話が飛び出したりするのは、水戸黄門のご都合主義のようでもあるが、それも面白い。
とにかく、コロンボは科学に拘らず、ありとあらゆる方法で推論を展開し、時には、緻密ではない推論を完成させるために、犯人しかわからないトリックを仕掛け、犯人逮捕したりする。
日本では違法なのだが、アメリカでは許されるらしいが、この非科学的工夫を駆使して犯人逮捕する過程を視聴者は楽しむことになる。ゆえに名探偵ホームズよりも数倍面白い。ちなみに、このようなスタイルを倒叙探偵小説と呼ぶ。
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様々な問題解決法が20世紀に登場したが、オブジェクト指向ほど合理的な問題解決法は無いように思う。何が合理的かというと、問題を解析してゆくと、それが答えとなってゆくからである。
プログラミング言語の手法として考え出された方法だが、問題解決でも有効に機能する。そもそもプログラミングのアルゴリズムを考えることは、問題解決をしていることなのだが。
最近データ指向という言葉が登場したが、オブジェクト指向と同じで、オブジェクトとしてデータオブジェクトを独立して扱おう、という考え方である。
50年前、データは単なる数値だった。それがオブジェクト指向の登場により、単なる数値ではなくなったのだが、このあたりを理解できていない人が多い。
もし、50歳未満でデータオブジェクトの意味が分からない人がいたならば、勉強不足と思っていただきたい。この年代から生活の中にオブジェクト指向が入ってきたからである。
もっとも当方が転職した時に入社した新入社員でワープロを使ったことが無い人がいた。さらにウィンドウズ95の時代の新入社員でエクセルを使ったことが無い新入社員がいた。
面白いのは、ワープロを知らなかった新入社員は何とか救済できたが、エクセルを使ったことが無かった新入社員は、その後も仕事ができず残念な技術者生活を送っている。
時代とともに人類は進化しており、学生時代にワープロやエクセルを知らなくても良かった時代は終わったのである。オブジェクト指向という用語も同じであり、50歳未満でご存知ない方は、こっそりと休日弊社のセミナーを受講されることをお勧めする。ご相談ください。
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ある日突然高分子製品が壊れた経験は無いだろうか。例えば樹脂製のフックが壊れたり、パンツのゴム紐が伸びきった状態になっていたりする故障はクリープが関係している。
金属やセラミックスのクリープの多くは拡散クリープとして説明され、その寿命予測も実験室結果をうまく再現できる設計が可能だが、高分子のクリープ問題は悩ましい。
何故なら、科学で解明できていないからである。ただし、現象の幾つかは再現よく現れ、技術として問題を解くことが可能で、その解に沿って品質管理を行えば、品質問題を回避できる。
すなわち、トランスサイエンスとして扱う知識があれば、製品設計が可能と言える。もちろんこの時はロバスト設計が基本となり、タグチメソッドを使用する。
ゆえに高分子の破壊問題では、タグチメソッドが不可欠であるが、タグチメソッドをご存知ない方はお問い合わせください。Pythonのプログラム付でご指導するので、すぐに実験で活用できます。
タグチメソッドのセミナーにつきましては、「Pythonで学ぶタグチメソッド」をお勧めします。セミナーは1人でも開講いたしますのでお問い合わせください。複数受講の場合にはサービス価格でご提供いたします。
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9月末に広州で再生材に関する国際会議が開催される。樹脂再生材と言えば中国で、広州のヒルトンホテルで開催されるのだが、日本化学会や高分子学会の会報には案内が無い。
中国では10年以上前から国際学会や展示会が多く開催されるようになった。しかし、ほとんどが日本国内で告知されていない。展示会は、中国国内企業が大半のようで、それを見学しても海外企業は展示会の業界で知られている企業以外展示していない。
しかし、日本では告知されていなくても中国の産業動向を知るには勉強になる。8年ほど前の炭素繊維複合材料の展示会は、国際という冠は無く中国企業だけの展示会であったが、結構大規模な展示会であり、中国において炭素繊維複合材料に力を入れていることを理解できた。
さて、今回の再生材に関する国際会議だが、海外からの講師も招聘されており、かなり中身が濃い会議である。学術的なものであれば関係学会に案内が来るので、おそらく産業が主体の会議と思われる。
小生も招待講演者に選ばれており、PETボトルの再生材を用いたポリマーアロイについて、講演するのだが、PC/PETは現在も生産されているので話しやすいが、PETを80%含有した成形体について悩んでいる。
予稿集の締め切りも近いので決断しなくてはいけないが、原料の廃材が無くなったのですでにディスコンとなった材料である。
再生材を設計するときに気をつけなければいけないのは、廃材の生産調整はできない、という事実である。原料のゴミがが無くなれば、再生材を生産できなくなる。ただし国内の樹脂再生率はまだ2割台なので当分は大丈夫である。
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ChatGPTが登場してから1年以上経ったが、その進化は止まらない。さらに各社から様々な生成系AIが短期間に登場したが、これは基本エンジン部分のアルゴリズムがオープンとなっているから。
すなわちオープンイノベーションである。ソフトウェアー技術の開発を促進するためにコンピューター技術の分野ではLINUXをはじめとしたオープンソースが多い。
コンピューター技術分野の独特の文化に支えられて現在のAIの進化がある。弊社もこのAIを活用する立場から研究を行い、さまざまなノウハウを獲得し、この半年間セミナー会社にてセミナーを行ってきました。
9月から使用シーンをプログラミングと問題解決に絞ったセミナーを行います。WEB上に公開された情報の検索であれば、検索エンジンを使うよりもAIを使用した方が便利である。
さらに、各AIが学習している情報もあるので、一部文献検索にも制限があるが活用できる。驚くのは、国会図書館で検索にひっかからなかった文献が得られた経験もある。
AIが気を使って提案してくれた文献である。当初ハルシネーションと思ったが、その文献を取り寄せてみると関係していた文献であるが、キーワードが含まれていなかった。
1年以上前のAIよりもハルシネーションを起こす頻度は下がったように思う。また、ハルシネーションを回避するプロンプトのノウハウもあるので、これを活用すればハルシネーションに悩まされず快適なAIのある生活ができる。弊社のセミナーにご参加ください。
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