住友金属工業と始めた半導体治工具用高純度SiCの事業化を一人で推進しているときに、研究所を管理する役員が退職のため交代した。そして新しく役員になられた方から電気粘性流体の仕事も手伝うように指示された。
電気粘性流体に用いられている材料についてプロジェクトリーダーに情報を尋ねたら、外部との共同開発テーマであり、機密情報のため見せられない、と言われた。
仕方がないので、電気粘性流体に用いる粒子について独自に材料設計し、3種類の機能性粒子を発明した。前任の役員から「まず、モノ持ってこい」式のアジャイル開発マネジメントを指導されていたので、企画書を書く前に3種の機能性粒子を合成したのである。
大成功であり、実験を初めて1か月ほどで3種の機能性粒子の高い電気粘性効果が確認された。とりわけ、傾斜組成の効果で粒子内部から表面にかけて電気抵抗が10000倍変化している粒子は、極めて低電力で高い電気粘性効果が発揮された。
この成果で、それまで社外から調達していた粒子をこの新技術で内製化することになった。こうなってくると一人で推進するには荷が重い。そんな大変なときにFDを壊されたりする妨害を受けている。
住友金属工業との半導体治工具事業とこの傾斜機能粒子は、当方の置き土産のようになったが、転職後それらの展開を外部から眺めていて、高純度SiCの事業と電気粘性流体の進捗は人間の欲を描いたドラマをみているようだった。
どのようなドラマだったのか、いつかまとめて発表したいが、圧巻はこの仕事も含めて学会賞の審査員に小生が偶然選ばれていた、神様のいたずらのような出来事だろう。最初の推薦書は高純度SiCの仕事に無機材質研究所も住友金属工業も書かれていない、とんでもない内容だった。
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未だにテニスのボールガール問題がニュースになっている。これは失格とした判定を厳しすぎると誰もが思っているが、それを審判団が無視しているからである。また、無視していても審判団の非を責めるルールはない。
テニスではないが、広末夫人の不倫問題もくすぶったままだ。毎日のようにネットニュースになっている。この問題は週刊誌が報じたときに当人は全否定したのだが、その後状況証拠がニュースとして報じられ、今は不倫問題と言うよりも熱愛問題として報じられている。
テニスのボールガールの問題は誰もが現場を映像で見たのだが、不倫問題は週刊誌記者も含め誰もその現場を見ていない。かたやルールブックに記載されていないのでいつまでもくすぶっているのだが、不倫問題はマスコミが報じれば報じるほどますます燃えさかるような状況となっている。
実は高分子と火災の問題は両者の様子がごちゃ混ぜになったようなどろどろしたトランスサイエンス問題だ。出火元が分かっているならば、そこに用いられていた高分子材料が規格通りの適切な品質だったのか議論がなされる。
しかし、その後の議論が煮え切らないものになることが多い。それで、民間の保険会社が作ったUL規格が電化製品で使われるようになった。
一方出火元の目撃者が無く、燃え盛る火の手を早く消してほしいと願っても一度大きくなった火は、それなりの時間をかけないと消すことができない。そして火が消えてから、最も焦げていたところが出火元と判定される。誰もそこから火が出たことを見ていなくとも、である。
燃え盛る映像や、消火後の結果から火元を推定する方法が科学的に正しいのか知らないが、経験的に納得できるということで皆が信用している。
ゴム会社で初めて高分子の難燃化技術を担当した時に、このようなトランスサイエンスの分野であることを学生時代に知っていたので少しでもアカデミックに研究できるよう努力した。
昨日のらんまんで徳永助教授が学生を諭した、「どうやってここに来たかは問わない。だが、そこから変わっていけるかどうかだ」という名言がネットで話題になっている。
嫌な仕事でもどうやってそれを自己実現に結び付けて、そして社業に貢献するのかが大切とドラッカーにかぶれていたので高分子の難燃化技術研究のテーマを前向きに推進したが、この徳永助教授の名言を話題としたニュースの方がボールガールや不倫の話題をいつまでも流すより健全だと思う。
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パーコレーション転移という現象は数学者たちに1950年代から研究されてきた。1970年代にはスタウファーの教科書が発行されている。
日本では小田垣先生が有名で、このコロナ禍において元気な姿をワイドショーで見かけた。すなわち8割おじさんがクラスター理論でシミュレーションをやっていた知の基が1950年代の数学者たちのテーマだった。
このテーマはカリフォルニアの山火事について議論する過程で生まれた、と伝えられている。すなわち植えられた木がクラスターを形成しているから山火事が広がるので密とならないように木を植えればよいというわけだ。
1950年代から知られていた理論にもかかわらず、材料科学の分野で知られるようになったのは1990年代になってからである。40年と言う月日が学問の境界を越えるために必要だった。
それまでパーコレーションの問題について材料科学者たちは、混合則(あるいは複合則)として考察を繰り返してきた。弾性率や線膨張率についてフィラーによる補強効果がこの混合則で議論されてきたのである。
高分子にフィラーを添加する時だけでなくポリマーブレンドで形成されるドメインについてもパーコレーションで議論されている例もある。
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NHKの朝ドラ「らんまん」は、ドラマの山場を迎えている。研究者牧野博士の訴えたかったことなのかもしれない。当方は実際にはもっと醜いことが起きていたのではないかと想像している。
一方で博士を助けた方々もおり、それが人間ドラマとして今後描かれる重要な部分だろう。当方も高純度SiCの研究で学位取得のお話を某国立大から頂いたときに、当方の反応速度論に関する研究に全く関わっていなかった助教授により当方のデータを勝手に論文として出される被害に遭っている。
その後学位審査に関わる教授から奨学寄付金を転職先の企業から持ってくるように言われ、社会人が学位取得するにあたり裏側の苦労を知り辞退している。
その後学会の懇親会である先生から学位取得について話題が出て、正直に一部始終をお話ししたところ、中部大学に無機高分子の講座があることを紹介され、そこで学位取得することになった。
この時、様々な方のご援助があり、学位論文も高純度SiCの反応速度論だけでなく、高分子の難燃化技術など当方がゴム会社で自ら企画研究した内容を盛り込んだ学位論文をまとめ上げることができた。
この時の経験かららんまんのこれからの展開を楽しみにしている。すなわち世の中には他人の成果を平気で自分の成果のようにする悪人もおれば、真摯に努力する人物を支援してくださる偉い方々もおられるのだ。
おそらく今後のらんまんの展開はその中で描かれる人間模様が物語の中心になるのだろうが竹夫と綾の行方も気になるところだ。実話では一度酒蔵は倒産し再生している。
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特公昭35-6616という写真感材の帯電防止技術に関する特許がある。世界で初めて酸化スズ薄膜を塗布で形成した透明導電膜の発明である。この特許の直前にITO蒸着技術の発明が多数なされている。
当方が写真会社に転職した時にこの特許技術を否定する否定証明の報告書が出されていた。すなわち高純度酸化スズには導電性が無いので帯電防止剤として使用できない、と結論された報告書である。
実験データと考察が優れた論文であり読んだ時に感心したのだが、写真フィルムの帯電防止技術に関する調査を行っていて特公昭35-6616特許を見つけた。
否定証明の報告書からこの特許はいわゆるペテントとなる。しかし、この特許が公開された後、ライバル2社から金属酸化物を用いた帯電防止技術に関する特許出願が増えているので疑問が出てきた。
そこでこの特許の実施例に基づき実験を行ったところ、パーコレーションの問題に気がつかなければ否定証明となる技術であることに気がついた。すなわち実施例通りに実験を行うと、二通りの結果が得られる。
一つは帯電防止層としての機能が発揮される実験結果であり、一つは否定証明通りの結果である。特許の実施例に書かれていない実験条件があり、それが新規技術と思われたので、あわてて特許出願をまず行った。
すなわち、特公昭35-6616に書かれた実施例の方法は不完全な記述で当方の特許の実施例通り実験を行えば、必ず帯電防止層を安定に製造できる。
当方の特許は改良特許として成立したのだが、昭和35年から平成3年の間に誰もこの改良技術を気がつかなかったことに驚いた。
それだけではない。その特許は当方が転職した会社の特許であり、大変優れた技術に関わらず、それがまったく伝承されていなかったことに転職した会社の技術経営に対して絶望感さえ感じた。
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科学の形式知であれば、今時AIに尋ねると瞬時に回答が出てくるので特に伝承の必要は無いのかもしれない。しかし、経験知である技術は伝承されなければその企業から消えてゆく。
技術革新の激しい時代なので技術の伝承は不要という考え方の社長もいるかもしれない。しかし、そのような考え方は正しいのだろうか。
今台湾企業などから半導体工場を誘致し、再度日本において産業の米技術を開発しようとしている。工場誘致に国費を投入していることについて大きな批判は出ていない。
しかし、世界に後れをとったかつての半導体企業の経営者たちが再度チャレンジしようとしている様子を見るにつけ複雑な気持ちになる。
さて、何が問題であったかは明らかである。半導体事業について、日本は技術開発競争に負けたと言われたりしたが、現在世界の半導体生産に使われる設備や周辺技術について日本は決して世界から遅れているわけではない。
日本の半導体事業がダメになったのは、明らかに技術経営の失敗である。失敗しただけではなく、かつての半導体産業を牽引してきた東芝などは技術の伝承もできず、さらに苦境に立っていることを今更書かない。
技術の伝承にだけ限定してみると東芝などの半導体産業だけでなく、日本の大企業はうまくなされていないのではないか。事業に関係する技術について特許を整理してゆくとかつてその企業に存在したであろう技術の消滅している様子が見えてくる。
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技術開発において日々発生する問題をどのように解くのか、そのスタイルにより開発スピードは左右される。まず、どのような立場あるいは役割にあっても、問題が正しい問題であるのか検討することが優先される。
目の前に問題が発生すると、すぐにその問題を解こうとする人がいるが、そのようなスタイルで開発を進めているとモグラたたきになるケースが多い。
仮に、誰もが同じ問題を指摘したとしても、それがいつでも正しい問題である保証は無い。技術開発で発生する問題の中には、それを解決しなくても経営に影響を与えない場合がある。
一方で、問題として顕在化していないが、嫌な予感がするような、すなわち第六感として経営に大きな影響を与えそうなことが気がかりとなる場合もある。
これらは、現状を再度整理しなおしたり、技術開発のゴールを再確認することにより具体化できる。このような第六感といものはあまり外れないものである。現状と開発のゴール見直しにより、新たな正しい問題が見えてきたりする。
正しい問題をいつも解く習慣とすることが大切で、そのためには問題そのものよりも現状やゴールを常に具体化するスタイルを身に着けたい。
ドラッカーは優秀な人が成果をあげられない理由として間違った問題を正しく解いている点を指摘している。間違った問題が正しく解かれて得られた正解が何の役に立つのか、それを考えるだけでも時間の無駄である。
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田口メソッドと書くのは間違いである。「タグチメソッド」とカタカナで書くのが正しい。田口先生から3年間直接ご指導を受ける幸運な機会に恵まれたが、田口メソッドとレポートに書いて叱られた思い出は強烈だった。
田口先生は、1979年に「実験計画法」と言う本を書かれている。87年にはその改訂版が出ているが、ばりばりの実験計画法の著書であり、そこに数ページだけSN比について説明がある。
この本を読むとタグチメソッドの生み出された背景をよく理解できる。当方は79年にゴム会社に入社し、日本科学技術連盟のBASICコースで1年学び、実験計画法を業務に導入して使っていたが、BASICコースで学んだ方法でなかなか良い成果を出せなかった。
理由は、最適条件がよく外れたためである。当方は日本科学技術連盟で教えられた方法を忠実に守り実験を行ってきて、科学こそ命と妄信している研究者集団の研究所で笑われたりしている。
このゴム会社の研究所では、統計手法さえその導入普及が難しかったアカデミアよりアカデミックな風土だった。当方はそのような風土の中でむしろかたくなになり、統計手法や数理モデルによる問題解決に傾倒していった。
その時実験計画法を行う時に外側へ相関係数を配置すると最適条件がよく当たるようになることを発見した。田口先生のように直交表の研究からのアプローチではなく、周囲からの嘲笑が引き金となった成果である。
この方法は、感度を外側因子として配置し、実験計画法を行うので、SN比を直交表の外側因子に配置する二段階のパラメーター設計を特徴とするタグチメソッドとは異なるが、機能を向上する最適条件を求める点では共通している。
但し、研究所では、効率を上げるための実験計画法で実験数を増やしているバカと陰口を言われたが、田口先生にこの手法をお話しした時に褒めていただいた。
その時に田口先生からは、感度ではなくSN比重視の機能設計が重要で、二段階パラメーター設計が正しい方法と諭されている。
タグチメソッドとは異なる方法ではあったが、フェノール樹脂天井材の開発やSiC基切削チップ、SiCヒーターなど配合がその機能を左右する開発で短期間に成果を出すことができた。
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タグチメソッドを毛嫌いされる技術者は一定数いるようだ。特に科学の方法こそ命と信じている技術者に多い。そのような技術者は科学の方法についてよく勉強してほしい。
バブル崩壊前の日本で科学論が盛んに議論されている。この時に科学専門のコンサルタントだけでなく怪しいサイエンスライターが登場している。
当時アメリカでも環境問題がきっかけとなり科学論が盛んであったが、日本のそれはJapan as No.1がベストセラーとなったようにバラ色の未来を約束する方法として議論されている。
この違いがバブル崩壊後の科学論の行方に影響を与えている。アメリカではトランスサイエンスが叫ばれたが、日本ではバブル崩壊で科学論そのものも空中分解し、多数のサイエンスライターが職を探すありさまとなった。
その後このサイエンスライター達は環境問題に飛びつき、海洋問題が世界のトレンドとなるや否や、脱プラスチックスなどという科学的に不可能なことを言い始めた。
昨年再生プラを基本方針とした法律が施行されるようになって脱プラスチックの声は沈静化したが、日本のサイエンスライターのその思想の貧困さに呆れている。
さて、アメリカでトランスサイエンスが叫ばれてから十数年後の日本で大阪大学の先生の著書「トランスサイエンス」が出版されたが、この出版不況のなか、少しは売れたらしい。
日本における科学のこの有様を理解できたならば、科学こそ命などという考え方を改めた方が良い。田口先生は、当方同様のこの日本における科学の状況の被害者かもしれない、と思っている。
田口先生は、タグチメソッドの考え方を日本で広めようとされたが、日本では日本科学技術連盟がそれを拒否したために渡米された。そして1980年代にアメリカでタグチメソッドを普及されデミング賞を受賞された。
そうすると日本も慌てて田口先生を呼び戻され、1990年代に田口先生が日本で活動されるや否や、自動車業界と複写機業界で一気に火がついた。
特に複写機業界では、科学で十分な解明が難しい帯電現象を機能に使っているので、タグチメソッドは不可欠だった。タグチメソッドの推進に活躍されている方がこの業界出身者が多いのもうなづける。
科学の方法の限界に気づかれた方々が、一斉にタグチメソッドに飛びつき広がったのだが、その限界に気がつかない、どちらかと言うと科学の方法の問題を考えようとしない技術者はなかなか科学の方法から卒業できずTMアレルギーとなるようだ。
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故田口玄一先生がアメリカでTMのご指導を始められた1980年代に、当方はTMもどきを発明している。この方法を1992年に先生と初めて面談した時、褒めていただいた。
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ゴム会社はQC手法に力を入れている企業の一つで、その製品品質は高く利益率もかつては世界一だった。しかし、その基礎研究所の風土は会社方針など管理職が率先して笑い飛ばすような状態だったので、QC手法は現場の方法として軽視されていた。
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ゴム会社には、新入社員全員が日本科学技術連盟主催のBASICコースという統計手法に関するセミナーを1年間受講しなければならなかった。この仕組みの凄いところは1人50万円(当時新入社員の月給は10万円弱)かかる研修を全員に実施していた点である。
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さらに毎月行われるテスト結果が上司経由で手渡されていた。タイヤ部門へ配属された同期は戦々恐々としていたが、基礎研究所では管理職の関心が低かったので成績表は開封もされず手渡された。せっかく頑張って成績が良くてもこれではモラールは下がる。
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厄介だったのは、コース修了間際の職場実習である。基礎研究所では「科学こそ命」とばかりにダッシュポットとバネのモデルさえもすでに葬られていたぐらいなので、QC手法の実習を指導してくれる先輩社員がいるはずがない。
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とりあえず指導社員の名前を書いて実習計画を提出したのだが、上司が書くべき実習の感想も含めすべて下書きを作成する必要があった。この研修終了後、当方は実験計画法を積極的に業務に取り入れた。
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しかし、この結果が時々外れる。大外れはしないのだが、必ずしもベストの条件を見出せない。TMを理解すると、これが交絡している因子の配置が悪いとすぐに気がつき、また、配置した因子が誤差因子とした方が良い場合もあったので、それを交絡を評価する列に割り振り、交絡について正しく評価する手順をとるはずだ。
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実はこの点に気がつき、制御できない、あるいは難しい因子の内側割付を排除するとともに、信号因子を外部に割り付けて相関係数を使って実験計画法を行う手法を編み出した。
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この倉地法(日本で生まれたので漢字表記)による実験計画法でベスト条件が外れなくなった。高分子の難燃化研究を行っていた時で、信号因子としてはもっぱら難燃剤の添加量が用いられている。その結果、実験工数は増えた。
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研究所では、実験計画法を意地になって使っている、と笑われただけでなく、効率がいいはずの実験計画法でわざわざ実験工数を増やすアホとまで言われた。
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しかし、TMをご存知の方ならば、TMで1つの実験効率が飛躍的に上がるわけではなく、逆に効率が悪くなる場合があることを理解している。
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TMで大切なことはロバスト設計にあり、容易にその設計ができることで業務全体の効率は上がるのだ。倉地法も1セットの実験効率は悪いが、その1セットの実験でベスト条件が得られるので結局は効率が上がっているのだが、それは当方にしか理解できないことだった。
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ゆえに周囲からは自画自賛の方法と言われたりしたが、故田口先生からは信号因子を外部割り付けする方法を考案したところを褒めるが、それは感度重視の設計なので、その点は改めなくてはいけない、とご指導された。
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ちなみにタグチメソッドを田口法と言ってはいけない。先生は生前タグチメソッドはアメリカから輸入された方法なのでカタカナで書くように言われていた。この裏には日本特有の悲しい話がある。
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(補足)SiC焼結体の開発は倉地法で行われている。SiCヒーターや、SiC切削チップ、電気粘性流体用特殊な3種の粉体は倉地法で1か月の実験で最適化がなされている。切削チップでは当時東京工業試験所でその性能評価まで終えている(すなわち試作品レベルまで1か月でできたのである)。1セットの実験は大きくなるが、全体効率は倉地法で上がったのだ。
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