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2012.09/19 ホスファゼン変性ポリウレタン(1)

新素材の樹脂補強ゴムは、当初1年間の開発予定で始まりましたが、3ケ月ほどで防振ゴムの処方が完成する、という快挙を成し遂げました。独身という身軽さで、暇な時にもゴム練りをしていた結果ですが、「残り9ケ月どうするつもりだ」と指導社員O氏に叱られました。なぜか新入社員配属3ケ月で異動となり、ポリウレタンの難燃化技術を開発しているグループで改めて新入社員として出直すことになりました。

 

そのグループは、難燃性硬質ポリウレタン断熱材の開発プロジェクトとして発足したチームで、その商品化が完了し、難燃性軟質ポリウレタンの企画を始めるところでした。幸運にも新しいテーマの企画から参加できましたので、積極的にテーマ提案いたしました。

 

当時新素材の一つとして、PN骨格を持つ化合物、ホスファゼンが注目されていました。骨格にPが含まれていますので高い難燃効果を期待できます。このホスファゼンでポリウレタンを変性したら高い難燃性で低発煙の軟質ポリウレタンフォームができるのではないか、という提案をいたしました。この提案は、調査テーマとして採用され、新入社員の研修テーマとして担当することになりました。

 

この高分子の難燃化技術開発は、「なぜ当たり前のことしか浮かばないのか」でも紹介しています、高純度SiCの発明へ発展してゆくのですが、難燃化技術からセラミックス開発のテーマ企画へ自由に展開できましたのは、新たな指導社員のおかげです。その方は5歳年上の女性研究員で、自由な活動を容認してくださいました。

 

 

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カテゴリー : 高分子

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