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2013.01/03 駅伝

1月1日ニューイヤー駅伝はコニカミノルタが優勝した。旭化成はじめ実力伯仲の中、宇賀地選手の走りが記憶に残りました。昨日の箱根駅伝では、日体大がトップで駒沢大は9位で今日駒沢大はシードを守れるかどうか応援したい。城西大と中央大の2校は健闘むなしく棄権となりました。ニューイヤー駅伝も面白いが、箱根駅伝では毎年壮絶なドラマが展開されるので緊張感という楽しみがある。

 

駅伝は、サッカーや野球のように特殊な技能が要求されるスポーツと異なり、単なるかけっこで誰でもできるスポーツですが、そこにもどの区間でどのような選手を走らせたらよいのか、という戦略が必要になる。選手の中には、走りたくない区間もあるでしょう。しかし、個人の希望はともかくチームの勝利に向けて与えられた区間で全力を尽くさなければならないのである。

 

途中棄権となった状況をライブで見ているのはつらい。テレビは選手の気持ちよりも壮絶なドラマを優先する。視聴者は倒れた選手の無念な気持ちを共有し感動する。しかしかわいそうなのは彼らである。これから一生このドラマを背負ってゆくのである。彼一人の責任ではないにもかかわらず、潰れそうになる自責の念を背負いながら人生を戦ってゆかなければならないのである。頑張ってほしい。世の中には君たちよりも大きな一国の責任を負いつつも、責任感のかけらもなく図々しく生きている大人が多いのだから、今日は明るい顔で仲間たちを応援してほしい。

 

福島原発の事故の責任について、昨年1年以上たってようやく訴訟が起こされました。これまでの原発行政までもその責任追及を、という声もありますが、まず福島原発の事故における個人の責任を明確にすべきでしょう。個人の責任で負える規模の事故ではありませんが、明らかに人災である以上、それぞれの役割を責任感もって果たしたかどうかが焦点です。少なくとも事故の対応状況をライブで見ていても問題のあった人がいるのに責任を表明していないのは見苦しい。

カテゴリー : 一般

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