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2013.01/22 EFM

EFM(The extensional flow mixer)は、ウトラッキーが開発した伸長流動装置です。単軸あるいは二軸押出機もしくは混練機の先にとりつけて使用します。EFMの中で樹脂は細いスリットの効果で伸長流動状態になり、ナノオーダーまでの混練が進むことになります。

 

ただし、多くのスリットを通過するために樹脂圧が高くなり、通常の100kg/h以上の生産機の仕様に合わせますと、馬鹿でかい装置になります。しかし伸長流動の効果を得たい場合には現在のところこの装置が最も良いのかもしれません。

 

かつて剪断流動ではミクロンオーダーまでが限界だが混練効率が高く、伸長流動では、ナノオーダーまでの混練が可能だが、混練効率が悪い、と習いました。しかし、産業総合研究所の研究結果では、剪断流動でもナノオーダーまで混練が進むことが分かりました。しかし、分子量低下も同時に起きています。産業総合研究所の装置については特許も出ていますが、モーターの設計が難しくなりそうです。

 

ウトラッキーはポリマーアロイの分野で有名な研究者で、EFMを考案したのは伸長流動でナノオーダーの高次構造のブレンドを達成したかったからでしょう。EFMは実験室レベルならばそこそこ使えるそうです。

 

EFMよりも良い装置ができないものか、と考えたのが疑似カオス混合装置です。ご興味のある方はお問い合わせください。

カテゴリー : 高分子

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