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2014.01/01 新年の抱負

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

 

さて、新しい年を迎えますと今年一年をどう過ごすのか概略のアクションプランを考え、それを抱負にまとめ上げる。弊社は設立時に電子出版「電脳書店」を始めたが、集客が悪く1年ほどで閉鎖し、新たな事業企画の練り直しを行ってきました。本年はその新たな事業企画として再度電子出版をスタートさせますが、従来の世間同様の電子出版ではなく、そもそも本とは何であったのか考え直した事業ですので開店をご期待ください。

 

電脳書店では「中国語5文型」のような音の出る語学書や「高分子のツボ」のようなセミナー形式の書籍など他社と毛色の異なる電子書籍を販売していたのですが、お客が集まらず売り上げを伸ばすことができませんでした。ただ、訪問者に対し購入者比率は高かったので電子出版事業に再チャレンジすることに致しました。

 

そもそも本の役割とは知識・情報の提供と思想や知恵の醸成にあります。この機能があれば紙媒体である必要がなく電子出版というあらたな事業が生まれました。しかし現在一般に販売されている電子書籍は紙媒体の本をそのまま電子化したものが大半です。一方電子出版事業が出現する前から読書人口の減少から書店の倒産が始まり、現在の書店の数は最盛期の半分になったとも言われています。

 

少子化の影響とか言われていますが、そもそも本を購入して読む必要性を感じる人たちが減少したことが大きいと思っています。その原因は、インターネットの普及で本を購入する目的の一つであった知識・情報の吸収がパソコンを使いできるようになったからです。いまやインターネットを利用して得られる単なる知識・情報のビッグデータから世の中の情勢や思想まで取り出すことができる時代になりました。すなわちインターネットそのものが本の役割を担うようになってきたのです。

 

この可能性に早く気がつくべきだった、と反省しまして電脳書店を急遽閉鎖し、新たな時代の「本」という商品を考え直しました。新たな電子書籍を世の中に提供する、これが弊社の今年の抱負です。間もなく開店します。

 

 

カテゴリー : 一般 宣伝 電子出版

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