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2014.09/07 49歳と25日

中日の山本投手が、史上最年長勝利投手の記録を塗り替えた。投げ終わったときに舌が出ている独特のポーズで、派手さは無く地道に中日一筋で活躍している選手である。40歳前後で引退するのが常識のプロ野球界で珍しい選手である。少し前に工藤選手が最年長投手としていたが、その工藤選手の記録も来年抜くことになる。

 

中日落合GMからはいつまでもやっていてよい、と言われたという。うらやましい。転職の時ゴム会社からは慰留されたが、写真会社からは大震災の日が最終日の早期退職である。こつこつと地道に一本の道を歩ける人生が如何に難しいことか分かっているだけに山本投手の今後に関心がある。

 

60も過ぎているので人生とは、と感想を述べても許されるだろう。人生とは自分の好きな道を死ぬまで続けられたら最高だろう。趣味の道でも仕事でも遊びでも何でも良いと思う。大抵は続けられない。スポーツであれば肉体が、遊びや趣味であれば資金が制約となり、どこかで辞めなければいけない時が来る。

 

プロ野球であれば40歳前後という年齢が平均的な引退年齢だろう。ゆえに49歳と25日という年齢が光ってくる。たった9年弱という見方をする人もいるかもしれないが、50歳という年齢を経験しておれば、40歳を過ぎてからの肉体の衰える速度を理解しているのでもの凄い記録に見えてくる。

 

このように年を重ねた人間でなければその驚異的な偉大さが分からない記録は若い人に感動を与えないかもしれないが、少なくとも40過ぎの人たちにはこの49歳と25日という記録はもの凄い記録に見えると思う。90歳まで技術開発を続けたら彼に並ぶことができるだろうか?30年後の未来を目標にwww.miragiken.com  を運営していますのでご覧ください。

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