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2015.10/25 C#を用いたプログラミング

これまで計算には、古いPC9801を立ち上げ、MS-DOS環境でLattice Cを使うか、エクセルを使用していた。不便な使い方だが、結構重宝していた。理由は、行列計算や複雑な関数のライブラリーが揃っていたためだが、不便であることには変わりない。
 
15年ほど前にボーランドC++に挑戦し、古いDOSのプログラムをマージしたりして使おうとしたが、バグに悩まされ断念した。いつの間にかボーランド社は無くなり、マイクロソフト社からC#が発表された。
 
C#はビジュアルBASICに似ていて使いやすい、という評価がソフトウェア―雑誌に出ていたが、統合開発環境(IDE)が、ボーランド社と異なり使いにくかった。また、ボーランド社のコンパイラーでは、機械語レベルまでコンパイルされ、プログラム動作が早いという特徴があった。
 
一方C#は、中間言語に翻訳される、と雑誌に説明されていた。10年以上前に雑誌に書かれた手順に従い、簡単なプログラムを作ってみたが、コンパイル速度も含め、ボーランド社のようなきびきび感が無かった。一応C++の上位言語にあたる、というプログラム言語だが、その言語仕様を新たに勉強しなおさなければいけないなど、50歳を過ぎた当方にとってハードルは高かった。
 
若いつもりでいても、新しいことを始めようとすると、脳みその訳の分からないところからSTOP信号が出てくる。年を取るとはこのようなことか、と味わいながら、10年ほど前に20万円出して、開発環境を整えてみた。すなわち、お金の力で目に見えぬSTOP信号を消去しようとした。
 
あれから10年。ようやくC並みにプログラミングできるようになった。いまや、開発環境は無料で手に入る時代となった。やはりコンピューターは計算機なので、プログラミングが自由にできると、道具を使っている、という感覚になる。
 

 

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