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2018.01/30 プログラミング(13)

オブジェクト指向の概念を学びそのパラダイムを理解できると、問題解決力が飛躍的に高まる。これは実際に30歳の時に学んでみて体感したから自信を持っていえる。

 

まず、日常業務をオブジェクトとして捉えることができる。そしてゴールのオブジェクトを意識した日常で発生しうる問題については、いきなり課題を考えるのではなく、問題を解決するために必要なオブジェクトの振る舞いを考えることになる。

 

これはどのような振る舞いをするオブジェクトを設計すれば問題解決できるのか、となる。問題解決に成功した時に、そこで登場したオブジェクトは経験知として蓄積され、新たな問題が発生したならば、経験知のオブジェクトの再利用で解決できないか考える。

 

その時過去のオブジェクトをそのまま使える場合もあれば、過去のオブジェクトの一部を変更して、他はそのままで振る舞いを制御しなければいけない場合もある。これは継承という概念である。

 

継承を意識すると一つの問題を解決するときに、その問題が特殊な問題なのか形を変えて将来も起こりうる問題なのかも一緒に考えるようになる。

 

とかく日常業務で問題に接すると、処理や手順ばかりに注目しがちである。しかし、目の前の現象やそれが数値化されたデータに注目することが重要で、それが問題解決の早道である。

 

そこには事実が具体的なオブジェクトとして存在しており、それらを見ながら抽象化しても他の人の理解は容易だが、処理や手順を抽象化すると経験の無い人には訳が分からなくなる。

 

カテゴリー : 一般

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