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2019.10/05 恥

亡くなった助役から金品を受け取っていた関西電力役員には「恥」の価値観が無いのだろうか。記者会見の様子も含めて、一流企業のトップの姿として見苦しい。

 

関西電力の事例に限らず、最近経営トップの羞恥心が世間の感覚からずれている事件が多くなった。

 

そう思っていたら、神戸市須磨区の市立東須磨小学校の20代男性教員が、同僚の先輩教員4人に暴行や暴言などのいじめ行為を昨年から継続的に受けていた、とのニュースが報じられた。

 

組織内のいじめについて、この小学校の様な派手ないじめから陰湿ないじめまで含めると意外と多いのかもしれない。当方もゴム会社でセラミックス事業を立ち上げたときに同僚からいじめにあっている。

 

いじめにあっても耐えて事業を立ち上げ、その事業は30年間ゴム会社で継続され、昨年愛知県のセラミックス会社へ売却された。

 

このゴム会社におけるいじめではFDの破壊というところまでエスカレートしたので、当方は事件を公にして転職している。

 

この時に感じたのは、会社への貢献ではなく出世だけを考えて他人のテーマを妨害する破廉恥さであり、犯人はじめ組織リーダーまで「恥」の感覚に欠如していたことだ。彼らは当方はじめ創業時に関わった方たちが生み出した事業が30年続くのをどのように眺めていたのか。

 

当方は使命感からゴム会社で基盤技術0からの事業立ち上げを推進し、住友金属工業(当時)とのJVとして立ち上がったところで身を引いている。関西電力の経営者は、創業者である当方の身の引き方を知ったらどのように感じるだろうか。

 

<補足>10/9朝日新聞デジタルによると、関西電力の八木誠会長が辞任する意向を固めたことが8日分かった、とのこと。9日には第三者委員会が設置される予定なので覚悟を決めたようだが、追い詰められ決断したような遅い意思決定だ。東京電力のトップもおかしな役員だったが、これでは日本経済も良くならない。

 

カテゴリー : 一般

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