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2020.03/31 新型コロナウィルスで学ぶ(7)

密閉+密集+密接を避けることが今国民が心掛けることだとことあるごとに安倍総理から国民に語られはじめた。

 

これは、日本のウィルスバスターが立てた戦略に基づき、諸外国のような強硬措置を行わず、可能な限り日常生活の制限を最小限にした戦術の一環である。

 

これまで報告されてきた情報から新型コロナウィルスの感染力は予想以上に強い。空気感染はしないがエアロゾル感染はするようだ。

 

但しここでいうところの空気感染は、ウィルス1個が空気に運ばれて感染するイメージであり、エアロゾル感染はエアロゾルを形成しうるぐらいのウィルスの凝集体をイメージしている。

 

ここでイメージしている、と書いたのは当方の勝手な想像だからである。NHKTVで責任者が空気感染はしないようだ、と語っているのを聞いたのでそれを当方なりに解釈して記述している。

 

このような表現に配慮しているのは、どうもウィルス感染機構について科学的に十分研究されていないからである。

 

またTVに出てくる自称感染症の学者の中には、コロイド科学を理解されていない人もいる。これは発言を聞いておればよく分かる。

 

当方はコーティング技術や、発泡体の研究開発の経験が長く、そのためコロイド科学に関しては、その辺の学者よりも詳しい。だからエアロゾル感染という言葉を聞いたときに敏感に反応した。

 

ウィルスの専門家たちにより語られている感染者から非感染者へのコロナウィルスの拡散は、接触感染(これは直接の場合とモノを介して感染する間接の場合がある)と非接触感染で行われる。

 

非接触感染について、くしゃみをしたときに唾液とウィルスの混合された大きな飛沫(Agglomelates)による場合と、ウィルスの凝集体(一部唾液もはいっているかもしれないAggregates)のエアロゾル、そしてウィルス1個1個単独の拡散による場合の3通り考えられる(これは当方の個人的な想像)。

 

今回のコロナウィルスについて感染状況からウィルス1個1個が空気中に拡散し伝染するような感染の仕方は起きていないようだ。もしこれが起きていたら、すでに東京では感染爆発が起きているはずだ。

カテゴリー : 一般

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