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2020.12/25 働き方改革とアイデア

情報化時代のリーダーは、アイデアマンでなければ、リーダーシップを発揮できないのではないか。このコロナ禍でTVのインタビューに応える政府や自治体リーダーたちの発言を聞いてきてそう感じた。

 

一般情報はすぐに大衆へ伝わるので、情報をもとにどのような行動が必要となるのか、すなわち新しい事象に対峙するための新しいアイデアが求められる。

 

ワクチンの存在しないウィルスに対する感染症では、人との接触を減らす以外に対策がなさそうであることは、この一年で十分に理解できた。そして人との接触が減らない時に、感染者の数がどのようになるのかという情報はマスコミがすぐに報じてくれる。

 

ならば、人との接触を減らす施策が重要となってくる。しかし、この一年を振り返ってみてリーダーから有効なアイデア提案も少なく、そのわずかなアイデアさえもうまく実行されていない。そのため東京では、年末に1000人いくのかどうか、があいさつ代わりになっている。

 

新たな宅配システムやWEB会議システムなど民間からは人との接触を減らすための新しいビジネスが生まれてきた。また、夜の街銀座では昼間に逆同伴というシステムを始めた店が現れ、話題となっている。

 

ホステス同伴で会社に出勤するシステムなのか、とびっくりしたが、夜稼げないならば昼間に、というのは安直ではあるがうまい発想である。

 

ニュースによれば、昼間客に店へ来てもらい、店で休憩後ホステスと食事に出かけ、帰宅するシステムだそうだ。これなら店にお金が落ちてホステスにもチップが入る。

 

東京へ出張時に15時ごろに会議を終えて、「直帰」という名目で馴染みの店に行き、ホステスと一緒にグリーン車で帰宅するようなことが流行すれば、JRも潤う。(このような太っ腹なお客がどれだけいるか知らないが。)

 

コロナ禍となる前にワークライフバランスとか称して働き方改革が始まった。それがこのコロナ禍で異なる視点からの見直しが行われ、一部で在宅勤務が一気に進んだ。

 

働き方改革は、組織リーダーが組織の成果にふさわしい働き方についてアイデアを創出し、実行して進めることがあるべき姿のような気がしてきた。

 

単純に時短システムを導入するようなこれまでの進め方では、生産性はあがらないだろう。労働時間という概念を打ち破り、組織の成果を出すための労働システム改革についてアイデアを創出し実行できるリーダーの養成が求められているのかもしれない。関心のあるかたは弊社へ問い合わせていただきたい。

カテゴリー : 一般

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