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2020.12/27 数学モデルと人間行動

1か月ほど前の11月末に、コロナ感染者についてある数学物理系の学者が年末に向けて収束するだろうという数学モデルによる予測を発表していた。

 

またある国立大学教授が同様に東京において感染が収束する理由を人間行動と数学モデルを使い説明し、やはり収束予測を説明していた。

 

さらに、これで東京において1000人を超えたなら感染爆発「どうにも止まらない」とどこかで聞いたセリフを交えて話していた。

 

ところが、今東京は1000人に迫る数値である。この年末、山本リンダがどこかのTV局に現れて、「どうにも止まらない」と歌いだしそうな雰囲気でもある。

 

そんな状況で東京地方検事の若手がコロナ陽性と保健所から言われたにもかかわらず、福岡まで高速バスで帰省したニュースが飛び出した。

 

折しもコロナ感染対策について罰則規定を決めるか決めないかの議論がおきはじめたこのときである。

 

今朝のニュースでは厳格に対応したい、と責任者が述べていたので、クビに相当する処分がなされるだろう、と多くの国民は感じたかもしれない。

 

もし処分が甘かったなら、コロナ陽性のこの検事はすぐに転職すべきだ。もし、この元気な陽性患者がこの判断をできないようであれば、日本の検察の若手教育を疑わなければならない。

 

さて、どのような処分が下されるか、と心配していたら、30人以上集まる忘年会に参加していて転び、昨晩は額に絆創膏を張りながら謝罪会見したのに、今朝はその絆創膏を外して改めて早朝から謝罪会見を行っていた元大臣の顔が映し出された。

 

東京の数値は、謝罪で許されるような数値ではない、と判断し、辞職会見でも開いたのか、と思っていたら、昨晩よりも丁寧な謝罪だけだった。この元大臣は、すぐに議員辞職すべきだろう。それが政治家としての正しい判断である。

 

カテゴリー : 一般

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