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2021.03/14 「音」学(1)

ドレミファソラシドは、音階と習った。ギターの独学書にはメジャースケールと書かれている。

 

ギターのチューニングを行うのに、最初ギター弦と同様の6音程の笛を買ったが、すぐにこの笛ではチューニングに時間がかかることに気がついた。

 

そして購入したのがラ(A)音の音叉である。440Hzの音叉をギターの胴に充てると、チューニングされた5弦が振動する。

 

ギターの12フレットは、弦の真ん中あたりにあり、ここに軽く指を当てはじくと大きな音になる。すなわち、音叉と共鳴するのだ。

 

音叉を使用する、すなわち音の共鳴現象を利用するとギターのチューニングが容易になる。耳だけでなく、共鳴している様子を目でも確認できるのだ。分かりにくければティッシュの小さな切れ端を弦にのせてみるとわかりやすい。

 

今はもっと便利なチューニングメーターがあるからそれを使うが、学生時代はこのようにしてチューニングしていた。

 

チューニングできていない5弦と音叉と同時に鳴らすとやや気持ちの悪い音になる。ここで音楽とは、2音以上のまじりあった音が心地よく聴こえる芸術であることに気がつく。

 

小学生の頃たて笛を授業で習ったが、合奏がうまくできたときの心地よさがあった。同じ音程(ユニゾン)でもうまく重なり合うと心地よい。

 

場の空気が気まずい雰囲気になった時に不協和音が聞こえる、などと言ったりするが、不協和の逆の協和した雰囲気を作り出すのが音楽と言う芸術かもしれない。

 

美術には色相、明度、彩度を色の三要素とした形式知が存在するが、形状表現については訓練であるレベルまでスキルを磨く必要がある。

 

音楽表現について楽器演奏スキルを磨く必要があるが、一時期、コンピューター音楽が流行していた。表現スキルについては、美術よりも音楽はそのハードルが下がったように見える。

 

 

 

 

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