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2021.06/22 地球規模の環境対応技術

自動車は、世界中で共通に抱える環境問題商品である。レジ袋有料化とか騒がれて脱プラスチックなどと言う実現不可能なフレーズが世の中を跋扈しているが、そのプラスチックの使用量が多いのも自動車である。

自動車とプラスチックの関係は、軽量化というキーワードで始まっている。もし、自動車を金属やセラミックスだけで組み立てていたら、今の車の1.5倍-2倍ぐらいの重量になるのではないか。

その車から脱プラスチックなどと言うことは不可能である。このようなことは自動車業界はよくわかっていて、おそらく今環境問題を考えるときにそのお手本とすべきは自動車、しかもトヨタ自動車がよいかもしれない。

社長自ら「愛、地球博」のキャラクターだったモリゾーを名乗っている。おそらく世界中でこの人ほど環境問題を真剣に考えている社長はいないのかもしれない。

数年前、「もう自動車を売る時代ではなくなった」と言って世間を驚かせたと思ったら、自動車のサブスクを始めた。これを単なるDXの一環と捉えているとその背後の戦略が見えない。詳細は弊社へお問い合わせください。

「技術のニッサン」というフレーズも良いが、「社長がモリゾー」のほうが今の時代にそのまま遡及する。昔、「+100ccの余裕」でサニーとカローラの販売競争を制したのはトヨタだが、堅実な企業でありながらメッセージの発信内容はいつも時代の少し先をとらえている。

爺さんと子供が自転車をこいでいる比較広告にはびっくりしたが、あれは駄作であり、トヨタらしくないCMだと感じた。しかし、レクサス含め最近のトヨタのCMには他の自動車会社のCMに比較し、緊張感が感じられる。

トヨタは80点主義の車作りと言われていたが、今は100点を狙うために協業はじめ様々な取り組みを行っているように感じられる。40代が勤務したい会社No.1に選んだのは納得ができる。ハイブリッドに次ぐ新しい環境対応技術の登場に期待したい。

カテゴリー : 一般

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