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2022.12/02 リスキリングと不易流行(3)

DXの進行により、何が変わったのか、と問われてアナログからデジタルへと答えていては駄目である。誰でも大量の情報へ容易にアクセスできるようになった変化が社会を動かしている。そしてその社会により経済までも影響を受けるようになったことに着目しなければいけない。


これはドラッカーの遺作に書かれていたことである。かつては書店が情報入手の拠点だったが、インターネットの普及でどんどんその店舗の数を減らしている。また、書店に行かなくても注文して1日待てば配達される時代となった。


このような大きな変化が起きている中で不変な事象は、いつの時代でも人類は日々の営みで遭遇する問題を解きながら進化してきた事実である。ドラッカーの偉大さは、その時に正しい問題を見出すことが最も重要と指摘した点にある。


彼は正しい問題を見出せば、それだけで80%問題解決ができたことになる、と述べている。残りの20%を解くためにスキルが求められているのだが、この時人類は少なくとも2種類の解き方を開発している。


一つは、産業革命を飛躍的な進歩で成功させた科学的な方法である。もう一つは、ニュートンやユークリッドが行ったような非科学的方法である。


科学的方法は、義務教育以来9年以上学んでおり、大学まで卒業すれば16年間そのスキルを身に着けるために学習する。しかし、人類の営みの中で行われてきた非科学的方法については新しい指導要領に盛り込まれたプログラミング教育が日本人初めての試みである。


それでは、リスキリングとしてプログラミング能力を身につければDXの変遷に対応できるのかと言えばNOである。詳細は弊社へお問い合わせください。読者専用のリスキリングのための教材をご用意できます。ベースとなる一例はセミナー一覧をご覧ください。

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