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2023.01/30 オーディオ市場

昨年ONKYOの経営危機騒動があったが、電気店のオーディオコーナーなどすでに消えている。一部大手量販店にオーディオコーナーが残っているが、高級品ばかりである。


今手軽に音楽を楽しみたいと思ったら、アマゾンかメルカリ、あるいはネットオークションで安価で性能の良い製品を探さなければいけないようだ。


当方は音楽垂れ流し状態で仕事をしている。ただしヘッドフォーンではなく、手作りのスピーカーにYAMAHAのアンプとそれにPCをつないだシステムである。居間にはROTELのアンプだが事務所にはYMAHAの理由は、システムを組もうとしたときにDACのついたROTELのアンプが無かったからだ。


スピーカーが手作りなのは、手ごろな大きさで高性能なスピーカーが無かったのがその理由である。実はスピーカーの完成品について海外メーカーが日本市場を席巻してから20年ほどになる。


バブルが崩壊し、オーディオメーカーの再編衰退がはじまったころに海外スピーカーが日本市場に普及しはじめた。5-10万円クラスで日本メーカーよりも音質の良いスピーカーが多かったからである。


ところが、今このクラスで良いスピーカーが欲しいと思ったら、キット製品を購入して得られる手作りスピーカーがもっとも高性能である。


良好な解像感や音場感は、この価格帯の市販品では得られない。わかりやすく表現すれば、ステレオで聴いたときに楽器の位置が分かり、演奏者の息使いまで伝わるようなスピーカーである。


スピーカーの原理は昔から大きな変化はないが、振動板の材質に技術の進歩がみられる。20年以上前にセルロースナノファイバーを用いた振動板や、マグネシウム合金を用いた振動板が登場し、これらが普及価格帯のスピーカー部品として販売されている。


ところが完成品となると値段が高いのだ。そこで高級スピーカー部品を安く購入し、自分で箱を組み立て使うことになる。現在のオーディオ市場は昔の趣味の世界に戻ったような印象を受ける。

カテゴリー : 一般

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