2026.05/23 過去データの価値
実験データをオブジェクトとして捉えたときに、プロパティとして実験者のスキルや実験を企画した研究者のディープスマートが入ってくることをご存知か。
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すなわち、ディープスマートの管理として実験データへ機械可読の再利用性を付与する技術が、今求められており、弊社はその基本特許を出願している。
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当方は、ゴム会社から写真会社へ転職した時に、セラミックス技術者としてのキャリアから高分子技術者へ転身している。その最初の成果は、プラスチックフィルムの帯電防止技術である。
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酸化スズゾルを帯電防止剤として使えるようにしたので、セラミックスの技術が生きた、という人がいるが、セラミックスの技術をこの時使っていない。技術調査スキルを用いただけである。
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すなわち、写真会社が過去に出願していた特公昭35ー6616を見つけ出し、この実施例に書かれた技術で帯電防止技術を完成させている。そして日本化学工業協会から賞を頂いている。
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面白いのは、写真会社に転職した時にこの実施例を否定する研究報告書が書かれていたことである。否定証明された研究報告書は、科学の研究としてはよくできていたが、実験データのプロパティとして実験者のスキルの低さを見つけた。
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そこでこの実験データについて調査していて、ライバル会社の特許にたびたび登場する古い特許を調べたところ、その実施例の実験データのプロパティーには、特許のコンテキストから、高い技術者のスキルを読み取ることができた。
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特許では、実施例の説明が、発明の詳細説明として書かれているので、データの隠れたプロパティーを読み取ることができるが、保存されたデータから隠れたプロパティーを読み取れるようにするにはどうしたらよいのか。これは基本特許となる技術発明である。
カテゴリー : 一般
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