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2026.05/25 今日のAIブーム

いわゆる生成系AIが登場して3年経つが、これを業務にバリバリ使っている人とそうでない人が大きく分かれているのではないか。ちょうど16ビットマイコンが登場し、MS-DOSが普及してきたときに似ている。

昨日、8ビットマイコンが登場し数年たって、マイコンが普及し始めたころの話を書いたが、一流会社の主任研究員でもプログラムコードを英会話と同じに捉えていた。

そもそも、マイコンを活用するために、ソフトウェアが必要とか、マイコンを「何に」使ったらよいのかも分からない主任研究員もいた。

ゆえに、ワープロとか会計処理のオフィスコンピューターが登場しても、それがマイコンであることをご存知ない方がいた時代(注)である。

OA委員長自ら、その無知を第一回会議でさらけ出している。「それでは、マイコンがワープロに使えるかどうか、」などと発言し、出席者の一部から笑いが漏れた。この発言の面白ささえ分からない人もいた。

マイコンの黎明期はこんな様子だったが、3年も経過し、16ビットマイコンやMS-DOS、Cp/Mなど実用的なOSや一太郎のような廉価なワープロソフトが普及し始めると、それらを業務に積極的に導入する人とそうでない人に分かれた。

1990年ごろでも、パソコンを自由に使えない人がいた時代である。驚いたのは転職した翌年の新入社員に、学生時代にパソコンを使ったことが無い、という修士修了者がいたことである。

仕方がないので、高卒の事務職女性に1週間指導していただいたが、さらにびっくりしたのは、その新入社員に指導担当を紹介したら、「他の詳しく知っている人はいないですか」と指導前に不満を言ってきたことである。

修士卒の自分が、入社2年目の高卒社員に指導を受けることが不満だったらしい。そもそも、学生時代にパソコンに触れたことが無い問題に気がついていないのだ。

1990年前後でもこのような状況で、95年にW95が発売された時に、世界中でお祭り騒ぎになったのは、マイクロソフトが仕掛けなくてもそのようになった可能性が高い。

生成系AIが登場した時には、無料であり、水道の蛇口をひねる程度の動作ですぐ使え、せいぜいニュースで騒いでいただけだったが、それから3年業務で活用している人とそうでない人に分かれつつある。

活用している人は、PythonやR言語まで使いこなし、もうExcelなど不要という人もいるかもしれない。もうすぐそれを加速するソフトウェアが登場する。楽しみにしていて欲しい。

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(注)ソフトバンクがパソコン関係の出版業を始めている。Oh!PCやOh!MZという季刊誌が登場し、それが月刊誌となった頃に研究所のOA委員会が開かれている。LAもOAも、白みそも赤だしも、味噌糞分からない時代だった。半世紀前の状態である。オブジェクト指向が日本で話題になり始めたのは、1990年前後であり、その10年前に始末書を命じられたおかげで、オブジェクト指向に接することができた。もっとも、図書室でご指導してくれた女性社員のおかげであり、その方が高卒とか大卒とかは気にならなかった。ただ、コンピューターの情報にやたら詳しいオタク美人だった。その後テニスを楽しんだり、と独身サラリーマンの平凡な日常となり、オタク美人との接点が無くなったが、コンピューターの情報が、特殊領域と見なされていた時代である。いまや、若者はデートで当たり前の情報交換をしているが、当方でさえ、始末書を書くときのコンピューターの話題には我慢できたが、デートでコンピューターの話は、遠慮したい時代だった。コンピューターの社会実装の50年史を思う時、麻薬ではないか、と感じた時代もあった。

カテゴリー : 一般

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