2015年度の国勢調査で男性は23.4%、女性は14.1%という生涯未婚率が示された。この数字は増加し、2035年には男性29%、女性19%という推計がなされている。
おそらく結婚できない、という問題よりも、結婚しない選択をしている人が増えているのだろう。
一方婚姻件数を基にした離婚率も上昇しており、これは都道府県別の数値も出され、驚くべきことに40%を超える県がいくつも存在する。東京は予想に反して低く27.7%である。離婚率は地方ほど高い傾向がある。
昔適齢期になると見合いして、とにかく結婚することが重要視された時代があった。当方の適齢期でもその名残があり、東京から名古屋へ帰るとお見合いの予定が組まれていたりした。
残念ながらお見合いでは縁がなく、友人の結婚式がきっかけの結婚となったが、結婚に幸福を期待していてはいつまでも結婚できないだろうし、家庭を築いても幸福ばかりではない。
そもそも幸福の定義は人様々だから、このような話に結論を出せないが、亡父から言われた、「とにかく、結婚しろ。そうすればわかる」という言葉には一つの解があるような気がしている。
かつて著名な哲学者が、悪妻を娶れば哲学者になれる、という名言を残しているが、悪妻良妻に限らず、結婚すると独身時代とは異なる世界観になることは確かだ。それを夫婦で共有するのである。
著名な哲学者ほどではないが、結婚により人間として成長することは確かであり、この結婚による精神的成長は幸福とはあまり関係ない、と思っている。
独身者にアドバイスをするならば、一人でいるのはもったいない、早く結婚しろ、という言葉になる。経済的には家庭を築いたほうが楽になる。また、学びの機会も多くなる。
ただし自由な時間は減る。これは仕方のないことである。企業でも管理職になれば自由時間は減るのである。
もし企業の管理職で自由時間が増えたと感じたならば窓際が近い。自由な時間とは、組織を離れ組織に対する責任が全くなくなったときに得られる時間である。
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「日本の教育関係者は「リーダーには人望が必要」と説いています。ところが、輝かしい実績を上げたゴーンが逮捕・逃亡によって実は人望がまったくなかったことが明らかになり、「リーダーには人望が必要」という教えが揺らいでいるからです。」
これはある記事からの抜粋で、書いているのは教育関係者のようです。直接記事を読んでいただいた方が良いのでこれ以上書かないが、ドラッカーは「誠実な人をリーダーに」と言っています。
日本のリーダー伝、例えば松下幸之助氏や土光敏夫氏の話が、日本人には愛読されるが、わざわざドラッカーがリーダーの誠実さを最初に挙げているところから推察すると、欧米では誠実なリーダーが少ないのではないか。
事件が起きたときに、ゴーンは典型的なグローバル企業のリーダーとの解説もあったが、その後日産自動車内部からゴーンの批判が噴出した。
ゴーンが重用した西川氏からも辛辣な批判が飛び出している。ゴーンは、よほどひどい人物だったように思われる。
さて、リーダーに人望が必要かどうかは、今回の事件で結論が出たのではないか。ひどい人格であっても経営の数値をよくできるリーダーなら構わないといえるが、そのような人物がリーダーの会社では多かれ少なかれ今回の日産自動車の様な事件がやがて起きる可能性が高い。
また、当方が転職した時の研究部門のリーダーは、前任者と異なりやや人望の無いリーダーで、ある事件を隠蔽化した。
高純度SiCの事業は前任者の功績であり、事件を隠蔽化したリーダーのもとでは、電気粘性流体の事業化が推進された。
そのため当方はSiCの事業化と電気粘性流体の開発を業務として担当することになった。
実用化の壁となっていた増粘問題をデータ駆動型の手法で解決したために業務の妨害が起きるようになったが、それでもくじけず、傾斜機能粉体はじめ電気粘性流体実用化に貢献するため開発業務を進めた。
事件隠蔽化という事態になって写真会社へ転職したが、その後SiCの事業は2018年まで続き愛知県の企業へ事業譲渡されている。電気粘性流体の事業は、いつの間にか消滅していた。
人望の無いリーダーを社会が信用できるかどうか考えると、冒頭の結論は出るのではないか。企業は社会の一組織である。そしてリーダーはその顔である。
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AIの普及によりスペシャリストの労働だけになり、失業者があふれるという予測をする人がいる。人類がAIの発達を放置しておればそのような時代になるかもしれない。
しかし、これまでの歴史をながめると、ただ不安をあおっているよりもAIにより新たに生まれるビジネスに期待しそれを具体化する努力をした方が良い。
唐突かもしれないが、芸能人の不倫に対する社会の厳しい反応を見ていると、一つの解がそこにある。芸能人だけでなく、一般人にも不倫が増えているという。
海外出張でコネクティングルームを確保してバツイチ女性と海外出張をする役人まで出てきた時代である。
すなわち国民の税金で疑わしいことをしても罪に問われないし、堂々とコネクティングルームで宿泊していた女性は自分の職務だと国会で答弁しているのだ。
これはAIが中心となった社会よりもびっくりする光景で、答弁に少し恥じらいが欲しかった。あれでは開き直りである。
一方で、不倫は文化だ、と名言を吐いた俳優は今不倫とは無関係な幸福な家庭を築いている。この不倫の帝王をマネジメントする奥さんの能力には感心する。
これらの風俗が未来の夫婦像だとすると不倫監視や保険などのビジネスは一定の社会ニーズが出てくると予想される。
文春などがすでに実施している不倫監視にはその道のスペシャリストが求められるかもしれないが、これは大学の偏差値とか形式知とは異なる今は存在しない社会の新しい尺度によるスペシャリストだろう。
法律の整備も進み始めた。夫婦別姓は、おそらく現代の夫婦の関係だけでなく社会の価値観を変えてゆく。その時子供たちはどうなるのか。
家庭が無くなり、家族の関係は崩壊し、社会への奉仕を忘れた犬猫のような官僚が跋扈する社会において、社会秩序をどのように構築してゆくのか、と考えたときに新しいサービスが見えてくる。
ドラッカーは誰も見たことのない未来が始まる、と遺作の中で述べていたが、一方で未来は今の時代にその姿があることも指摘している。
AIに恐れおののくよりも人間中心の幸福な社会をどのように築いてゆくのか夢を描けば、未来のビジネスのヒントに気がつく。
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最近のアンケートによれば保守層の間でも夫婦別性に支持層が増えてきたという。おそらく将来は、夫婦同一姓と別姓が混在した世の中になるのだろう。
当方が子供の頃、毎月の月命日の日にお坊さんが自宅までお経を唱えに来てくれた。その習慣は、父親が亡くなるまで続いたそうだが、大学に通い始めた頃、ご近所でもお坊さんが毎月訪れる家庭は、すでに少なくなっていた。
亡父の説明では、ご近所も子供の世代になると仏様を大切にしなくなった、とのこと。このような会話をしていた時代は、夫婦が同一の姓であることは重要だった。
今、お寺は檀家が少なくなってつぶれるところも出てきた、と嘆いておられる住職が多いというが、古典的な家族制度が戦後教育により崩壊してゆく過程で僧職にある人たちの工夫努力が足りなかったのだろう。
小此木啓吾氏が「家庭のない家族の時代」を著したのは1980年代であり、夫婦別姓ともなれば、家庭が無くなるだけでなく家族の形も大きく変貌しやがては無くなってゆくのである。
同一姓とすることが家族のために必要とまで言わないが、姓は少なくとも家族の名前である。そしてお墓には家族の統一された姓が刻まれている。
夫婦別姓の前に新しい家族の在り方だけでなくお墓の問題までよく考える必要がある。最近墓参りに行って気になるのは、空いている墓地が増えてきたことである。
夫婦別姓の問題は、ただ姓を別々にする、という単純な問題ではないのだ。社会に残っている暗黙のルールについてどうするのかもよく考えなければいけない。
すべてのしがらみを取り払ったときに、日本人というアイデンティーはどのような形で残るのか当方には想像できない。
グローバル化の流れにおいてそのようなものは無駄と言う意見もあるが、本当に不要だろうか。無くすのは簡単だが、復活するのはかなりの労力が必要になるのは文化遺産で十分に勉強しているのだが。
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5日に富士フイルムが公開したコンパクトデジタルカメラ「FUJIFILM X100V」のPR動画に「盗撮を推奨するような内容」などと批判の声が寄せられ、まもなく削除されたらしい。
動画を見ていないので、いくつかのWEBニュースからの想像となるが、とんでもない時代になった、というのが実感である。
動画では写真家の鈴木達朗氏が「X100V」を手に渋谷の街を歩き、ストリートスナップを撮影している様子を映し出したものだったらしい。
10年以上前になるが、秋葉原でニュースに表現されたような同様の撮影スタイルでスナップ撮影をした経験があり、びっくりしている。
当時は事件になっていないし、そのような撮影スタイルで撮られた写真は、写真雑誌や展示会でも多かったスナップ写真の一手法である。
だからX100Vというカメラを手にしたときに、当方はすぐにこのカメラのコンセプトを理解できた。まさに日常を映すために設計されたカメラなのだ。
撮影に必要な条件は、ダイヤル操作ですぐに設定できるし、設定状態はダイヤルの表示ですぐに確認できる。銀塩カメラを彷彿とさせる設計でコンパクトである。
しかし、今そのカメラを持ち歩き日常で撮影できるエリアはかなりの制約を受ける時代になったようだ。肖像権の問題で許可なく人物を撮影することは許されないし、また撮影した画像を公開することも許されない。
街の撮影で許されるのは、ネコかカラス、雀、そしてたまに道路を走るネズミぐらいしか動的な被写体は無い。X100V、いいカメラだが時代を読み間違えた企画かもしれない。
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今回ゴムタイムズ社から発刊された混練の本は学術書ではない。当方が2005年にPPS無端ベルトの開発を担当したときに、たった半年でコンパウンディングプラントを立ち上げた。その時に活用した知識で構成した内容である。
当時一流コンパウンドメーカーからコンパウンドを購入し、押出成形で半導体無端ベルトの開発が進められていた。
しかし、一流メーカーの混練技術者が開発したコンパウンドでは歩留まりが上がらず事業に失敗すると思われたので、コンパウンドの改良を一流技術者にお願いした。
その時に一流混練技者から「素人は黙っとれ」と言われたので、しかたなく、ド素人の当方が10万円前後の混練の本を数冊買い込んでコンパウンド工場を建てるために勉強した。
しかし、せっかく買い込んだ高価な本から得られた知識では、改良されたコンパウンドを生産できる工場を生産できないという問題に遭遇したのである。
高価な混練の本に書かれた形式知を駆使して技術サービスしているのだから、一流コンパウンドメーカーの技術者は優秀だ。しかし、残念なことにお客の問題解決ができない。
ドラッカー流にいえば、「困ったことに優秀な人がしばしば成果を出せない」状態だった。すなわちコンパウンドの何が問題であるのかさえも高価な混練の本は教えてくれなかったのだ。
具体的には、分配混合と分散混合で混練について論理展開する従来のパラダイムでは、パーコレーション転移を安定化するために何をしなければいけないのか、という問題について明らかにできなかった。
そもそも混練とは、高分子を混合し練り上げるプロセスである。そこで問題となるのは、高分子のレオロジーであり、相溶現象であり、諸々の高分子ゆえに生じる現象である。
これはゴム会社で初めて混練を学んだときの指導社員の言葉だ。分配混合や分散混合によるパラダイムとは異なる世界である。
高価な本を読み、巷に常識となっている混練技術の問題に気がついた。すなわち、そもそも高分子のプロセシングとして考察するためのパラダイムがおかしい。
そこで、とりあえず当方が学んだ混練のパラダイムを公開するために本を書いてみた。混練技術者だけでなく、広く高分子の実務に関わる方にも読んでいただきたい。
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武漢受け入れ業務を担当していた内閣官房職員の自殺が報じられた。ただ右から左へ仕事を受け流すことができない、生真面目な人だったらしい。
自殺された方が、内閣官房と武漢帰国者との板挟みになられ、ストレスで自殺に至った様子を組織で類似の板挟みについて経験された方なら理解できるかもしれない。
社会における組織業務では程度の差こそあれ、責任ある立場になれば、誠実真摯に仕事を遂行しているときにこのような板挟みが生まれる。
板挟みを解消するためには、第三者がどちらかの板を取り除かない限り、挟まれている本人は、自殺するか退職するか、二者択一以外に逃げ場が無くなる。
組織のあるべき姿は、本来このような板挟みを解消できるような運営ができていなければいけないが、組織を運営しているのが人間である限り悲劇的問題が起きたりする。
例えば、板を取り除く役割の担当者が不誠実であると自殺者が生まれる。板を取り除く役割の担当者に勇気が無く、板挟みにあっている人に生きる勇気があれば辞職者となる。
STAP細胞の時にも職場における自殺者がでたが、職場を死に場所とする自殺の多くは組織に対する沈黙の抗議というメッセージと言われている。
新入社員時代に半年もかけずに開発したホスファゼン変性ポリウレタンフォームを工場試作まで行い始末書を書かされた経験があったが、これは、本来書くべき人が下位職者に責任を押し付け、それが最下層まで落ちてきた結果だ。
テーマ決定権の無い新入社員に始末書を書く資格があるかどうか不明である。女性の指導社員によれば新製品会議で課長が新入社員がやりたいといったのでやらせたと応えたそうだ。
当方がごねれば、指導社員が板挟みになったのかもしれないが、指導社員は始末書の書き方について課長に相談するように、と板挟みとなるのを回避しているので誠実ではないが賢明な人だった。
当方は、ごねる代わりに、始末書で新テーマの提案(注)を行って製品化という成果を出したが、学会発表の役割を頂く以外の評価はもらえなかった。
ただ、当時は板挟みとなってもそこからするりと逃げ出す判断ができるだけの余裕があった。
他社買収後はそのような逃げ道はふさがれ、とんでもない事件が起きている。右から左へ受け流す仕事が許されるような風土は今回の事件を防ぐ一つの運営方法かもしれない。
しかし、組織のあるべき姿を目指しそれぞれの職位が誠実真摯に業務に当たればこのような事件は起きないだろう。組織運営では板挟みを発生させてはいけない。
(注)燃焼時にガラスを生成し、ポリマーを難燃化する、という斬新なアイデアでできるかどうか不明だった。しかし、始末書の相談時にそのプロトタイプを用意していたので課長は納得した。課長が右から左へ流しやすいように相談をしたのである。
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お笑い芸人が反社会勢力の宴会に出ていた問題で自粛していた芸人の復帰をめぐり、NETにいろいろな見解が出ている。
40年以上前に出版された「花王のパソコン革命」という本が引き起こした騒動の思い出について昨日書き上げたが、その時の上司の特異な能力がムーディー勝山の歌の面白さであることに気がついた。
実は、最初にこの歌を聴いたときにただ右から左へ受け流すと生真面目に歌っている姿に面白さがあると思っていたが、WEBに公開されている歌を改めて聞いてみたら、「左から右へは受け流さない」と面白いことを歌っていた。
おそらくムーディー勝山の歌を聴いて笑っていた人の中には、組織で見かけるただひたすら右から左へ仕事を必死に流している上司を思い浮かべ聴いていた人もいるのではないだろうか。
残念ながら当方は最初にこの歌がヒットした時にそれほど面白い歌と思っていなかったが、「花王のパソコン革命」の思い出から、上司の特異な能力に気がつき、改めてこの迷曲を聴いて笑ってしまった。
ただひたすら右から左へ仕事を流している人にお願いをしなければいけない時には、右側からお願いをすればうまく成果を他の人に受け流してくれる。
組織活動において、とにかく組織外へ成果が出ていかなければ大きな成果とはならない。右から左へしか仕事を流せない上司ならば、右から話をすればよいのである。
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信じられないことだが、上司は全社の事務管理がどのように行われているのか、ご存じなかった。
全社の事務管理が大型コンピューターで行われ、給与計算から従業員管理、設備管理、予算管理までゴム会社ではすでにOA化されていたのだ。
これは、新入社員の研修で創業者の先見性の事例として学ぶ同時に、職場配属された時にOA化された職場でどのように事務を進めるのか訓練された。
ただ、研究所では庶務の女性が数人いて、端末の操作含め研究員が一般事務に触れる機会は無かった。
管理職に至っては、毎月打ち出された事務関連情報が回覧されてくるので、事務管理の仕組みなど知らなくても仕事ができた(驚くべきことだが、この出力さえも大型コンピューターから打ち出されたものであることを上司は知らなかった。)。
このような背景があったので、研究所でOA化のプロジェクトが立ち上がった時に、大型コンピュータで管理されていなかった、試薬管理のデータベースをまず構築することになったのだ。
プロジェクトの司会を上司が行っていたので、当然理解されていると思ったら、プロジェクトの流れすらも理解していなかった。
試薬管理で100万円かかるのなら、本に書いてあるような従業員の住所管理からやったらどうか、などと言い出した。
そして毎月回覧されてくる従業員の勤怠表がすべてカタカナだからこれを漢字表示するようにしてくれ、と続けてきた。
さらに、漢字表示させるだけなら、本体と漢字プリンターがあればよいだろう、と訳の分からないことを言い出したので、せっかくの機器調査の説明がとん挫した。
一緒に説明していた元指導社員が、とりあえずそうですね、と言い出したのでびっくりしたが、打ち合わせを終えてから、もう一回日をあらためて、時間を4時間ぐらい取って、説明しようと、覚悟を話してくれた。
すなわち、全社の事務の状況とOA化のプロジェクトにおける流れ、当方の努力などをまとめ上げ、購入前の説明に3時間ほど費やしてこの上司の理解を得ることに成功した。
企業における上司とのコミュニケーションのコツは、幼稚園の生徒に話すつもりで、と教えてくれた人がいたが、サルに芸を教えるつもりで説明すると腹も立たない、とこのプロジェクトで学んだ。
その心は、時にはエサが必要、である。元指導社員は、上司が安全管理責任者である点に着目し、試薬管理のデータベースが出来上がった時に、職場の安全管理にどのように役立つのか、という点を中心に説明していた。
コンピューターの説明などほとんどせず、試薬整理のために毎月1日行っていた棚卸が不要になることや、庶務の女性を1名減らせるなどと、100万円のコンピュータシステムを導入することにより生み出される効果が5000万円とぶちあげた。
以上はオフィスにコンピューターが登場したころの実話である。上司が無能に見えるのはいつの時代でも同じで、上司が無能である、と嘆く前に上司を動かすことのできるコミュニケーション能力を部下は身につけなければいけない。
ドラッカーは知識労働者の活躍する社会では、自分のアウトプットを他の人に活用してもらえるように活動する責任がある、と説いており、相手の無能さに責任は無く、相手の理解を得ることのできないコミュニケーションスキルの責任を指摘していた。
若い時にはなかなか理解できないかもしれないが、有能な先輩のコミュニケーションスキルを観察すると見えてくるものがある。組織のあるべき姿はメンバーの能力に依存せず機能し、成果を出せる仕組みである。有能な社員とは、どのような組織体制であっても成果の出せる人である。成果の出ない組織とはメンバー全員が無能とみなされる。
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弊社担当分を売り切ることができました。サービス期間にお申し込みされた方に感謝いたします。来週から書店に並ぶかと思われますが、本体4800円です。ゆえにご購入時には5280円となります。弊社でも購入可能ですのでお問い合わせください。但し郵送料180円必要ですの5460円となります。
180円必要となりますが、おそらく書店に注文するよりも弊社に発注をかけられた方が速いかと思います。
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