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2018.05/16 講演会のご案内

この3ケ月間に下記講演会が予定されております。弊社主催ではございませんが、割引価格でご提供できますのでお問い合わせください。

 

1.高分子材料の難燃化技術と配合設計・プロセシング

(1) 日時:2018年5月18日(金)10:30~16:30

(http://cmcre.com/archives/32842/)

(2)本セミナーでは、高分子の難燃化技術について解説するとともにカオス混合装置の効果や、弊社から出願した特許技術の説明など同種の他の講師によるセミナーとはご紹介情報の質が大きく異なります。

2.伸張流動に関する講演会

(1)日時:2018年5月30日(水)10:00-17:00

(2)場所:<東京・五反田>技術情報協会セミナー

(3)主催:技術情報協会

(4)参加費:弊社へお申し込みの場合には56,000円

(5)4人の講師による講演会です。当方はカオス混合について講演いたします。

3.その他

(1)ゴム樹脂の混練技術に関する講演会

日時:2018年6月15日(金)10:30~16:30

(2)デザインに配慮した樹脂設計

場所:中国上海

日時:2018年6月29日

(3)シリコーンポリマーに関する講演会

場所:台湾

日時:2018年9月11日

カテゴリー : 学会講習会情報

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2018.05/15 篠山紀信

篠山紀信氏撮影による小保方晴子氏の写真が話題になっている。篠山紀信氏がヌード写真を撮ると他の写真家とは一風変わった画像表現をするので勉強になる。

 

また、彼の料理の写真は極めてリアルであり、被写体とその表現に対して繊細な感覚の持ち主であることがわかる。その他の作品も鑑賞すると、ヌードよりも静物写真を得意とする写真家のようでもある。

 

もし彼が料理写真のテイストでヌード撮影をしたならばいやらしい写真になると思われるが、ヌードに対しては料理写真とは異なるまるで写実的な絵画のように仕上げる表現技法をクールに使っている。

 

これは被写体を徹底的に「見る」人の興味を想像しながら撮影する加納典明氏とは対極にある写真の撮り方だ。紀信氏は「観る」人に被写体を「感じさせる」写真表現をする。このことから、写真技術も写真家として極めて芸術性が高いと思っている。

 

例えば30年ほど前の写真集「サンタフェ」はそのラファエロの絵画のような分かりやすい美しさで驚異的なベストセラーとなった。被写体がヌードであることをその必然と感じさせ、被写体のすべてが映っていてもそれが自然であると感じさせた。

 

さらになんの加工も施されていなかった写真は、写実を極めた美しさゆえに男性だけでなく女性も鑑賞した。その後、社会現象のように玉石混交状態で同種の写真集が書店に氾濫した。

 

また、最初週刊誌で紹介されたが、リンゴを正面で抱えた少女の写真は、ヌードではあるがヌードを感じさない不思議な表現で少女の内面を想像させた。その後販売されたポスターもベストセラーになり、40年以上前の写真でありながら今でも稀に街で見かける。

 

さて、話題になっている小保方氏の写真がどのようなものかは、まだ週刊誌を読んでいないので知らないが、ネットにおける評判は「美しい」女性写真だそうだ。

 

ただ、残念ながらその写真表現よりも彼女のメンタル面の強さが話題になっている。この写真に関する話題を読む限り被写体の「変貌ぶり」が中心なので「サンタフェ」のような写真ではないようだ。

 

どのような写真なのか写真を見たくなるような情報はなく、とにかく話題になっている。これではせっかく撮影した篠山紀信氏がかわいそうだ。写真そのものも公開してほしい。

 

確かにあれだけの事件の渦中の人物となり、おそらくiPS細胞が話題になっている間は、語り継がれるかもしれない状態で、マスコミに登場できるメンタルの強さは不倫してもそれを跳ね返す女性政治家と同じだろう。

 

ただ、自叙伝を読んで理解できたのは、彼女は彼女が意識的に悪事を働いたのではなく科学というものに対する無知と未熟さゆえの悪事となったことだ。これは学位論文の重要な部分を他の研究者の論文をそのままコピペした、科学者として失格の彼女をあたかもその分野のエリートに仕立て上げたアカデミアも彼女以上に責任を負わなければいけない。このことについては長くなるので後日再度取り上げる。

 

 

 

 

 

 

カテゴリー : 一般

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2018.05/14 講演会のご案内

この3ケ月間に下記講演会が予定されております。弊社主催ではございませんが、割引価格でご提供できますのでお問い合わせください。

 

1.高分子材料の難燃化技術と配合設計・プロセシング

(1) 日時:2018年5月18日(金)10:30~16:30

(http://cmcre.com/archives/32842/)

(2)本セミナーでは、高分子の難燃化技術について解説するとともにカオス混合装置の効果や、弊社から出願した特許技術の説明など同種の他の講師によるセミナーとはご紹介情報の質が大きく異なります。

2.伸張流動に関する講演会

(1)日時:2018年5月30日(水)10:00-17:00

(2)場所:<東京・五反田>技術情報協会セミナー

(3)主催:技術情報協会

(4)参加費:弊社へお申し込みの場合には56,000円

(5)4人の講師による講演会です。当方はカオス混合について講演いたします。

3.その他

(1)ゴム樹脂の混練技術に関する講演会

日時:2018年6月15日(金)10:30~16:30

(2)デザインに配慮した樹脂設計

場所:中国上海

日時:2018年6月29日

(3)シリコーンポリマーに関する講演会

場所:台湾

日時:2018年9月11日

カテゴリー : 学会講習会情報

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2018.05/13 バブル崩壊から今日まで

バブル崩壊直前の1991年に写真会社へ転職したが、その職場はバブル状態だった。ゴム会社ではアメリカの会社を買収したため、日本全国バブル状態の時代にリストラ続きだった。

 

1991年前後で1万人ほど従業員が減少しており、そのすさまじさは言葉にできない。その間にFD事件や割腹自殺が起きている。状況から見ると当方はゴム会社の研究所から追い出されたような気持ちになる。

 

高純度SiCの仕事は、住友金属工業とのJVを立ち上げていたので、当方が転職しても事業がつぶれることなく継承され現在も続いている。FD事件の原因となった電気粘性流体の開発は、転職後泡がはじけるがごとく無くなっている。

 

転職前にお手伝いをさせられたときに事業まで立ち上げてやればよかったが、もともと筋の良くない仕事だったので、その気になれなかった。

 

高純度SiCの仕事よりも電気粘性流体の仕事はゴム会社の事業に貢献するとさんざん言われたが、仕事を手伝っていてそのように叫んでいた人たちに事業を立ち上げる気概を感じられなかった。

 

それだけでなく仕事の妨害をする輩もいた。しかしその問題を解決するどころかそれを隠蔽化したり、事業が立ち上がり始めたSiCの仕事を補強するような動きを研究所内ではしていただけなかったのは残念である。価値観が大きく組織とずれたので組織を去る以外に打開策は無かった。

 

バブル崩壊で、転職した会社では社長が事業危機を宣言された。リストラが進められカンパニー制へ移行してゆくのだが、ゴム会社の高純度SiCの事業にとっては、このバブル崩壊は幸運に働いた。住友金属工業が新日鉄住金となり、高純度SiCの事業をゴム会社へすべて移管したからだ。世の中は塞翁が馬である。

 

さて、バブル崩壊後失われた10年とか失われた20年とか言われている間にかつて川上から川下までの分業体制が大きく変わった。経産省の音頭取りもあり、素材産業が部材産業へと変化したからだ。

 

すなわち、川上企業の川下への遡及が起きていたのだ。バブル崩壊だけでなくグローバル化の波がそれを大きく加速し、素材産業は40年前と大きく変わった。

 

この素材産業の変貌に気がついていない川下企業の担当者は困っているはずだ。昔のように黙って待っておれば材料技術が川下に流れてきたのだがそうではなくなってきた。

 

また素材産業の中にはこの変化に完全に乗り遅れた企業もいたりする。もしお困りの方は弊社にご相談ください。

 

バブル前後の厳しい環境の中で新事業(ゴム会社で高純度SiCの事業を起業)を立ち上げたり、写真会社で半導体PPSコンパウンド工場をたった8000万円で立ち上げたりした実績をもとに解決策をご提示します。

 

特に川下企業で川上から技術が流れてこなかったため、川上企業の技術をしのぐ開発成果をだした体験は参考になるのではないでしょうか。

カテゴリー : 一般

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2018.05/12 知識労働者の仕事のやり方

組織は個人の能力を引き出す機関、とはドラッカーの言葉である。一人では大した仕事が出来なくても組織で大きな仕事ができるようになり、その結果一人で仕事を行うよりも効率が上がるわけだが、組織が仕事の効率を悪くする場合がある。

 

俗に大企業病とは、組織がうまく機能せず効率が下がっている状態である。組織内部ではその状態がよく見えていなくても外から見るとよくわかる。外からしかわからないのかというとそうではなく、組織内部のメンバーにインタビューを行えば、組織内部にいても大企業病を発見することができる。

 

大企業病にかかっているメンバーで構成された組織でインタビューを行うと、各個人の業務のゴールではなく、中間のプロセスを一生懸命説明しようとする傾向がある。業務プロセスを説明した挙句、だからこの会社ではうまくゆかない、というパターンで自分の仕事を説明するのだ。

 

組織において個人の業務は一人で完結しない。個人のゴールは誰かのインプットになっているはずだ。ゆえに自分の業務の説明では、自分の仕事のゴールが誰のインプットになるのかが重要で、業務プロセスは説明の必要が無い場合も出てくる。

 

この業務のゴールについてよく考えていない人が多い。そのような人に限って一生懸命プロセスを説明しようと努力し、そのプロセスにおける組織の障害事項を問題にする。実は組織に大きな問題があるなら、その組織の問題を解決することも仕事であり、それが組織として許されないならば組織を去る以外に道は無いのだ。

 

仮に組織に大きな問題があったとしても自分のゴールを達成することができるならば、そこに精力を注ぐことだ。すると組織の大きな問題も大した問題ではないことに気がつくことがある。問題の無い組織は無い、というくらいに理想的な組織を作ったとしても問題は発生する。問題が発生したとしても組織と価値観が共有できるならば、問題の回避方法は容易に見えてくる、とはドラッカーの言葉である。

カテゴリー : 一般

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2018.05/11 産業構造の変化と働き方

産業構造が変化しているが、それに対応できないもしくは対応に遅れている企業では、スタッフである知識労働者の働き方を変えない限り、その変化についていけない。大企業もしくは中堅企業では特に組織がしっかりしているので、これが足かせとなり意識改革を難しくする。

 

ゴム会社の研究所で勤務していた時に、1年もしくは長くて2年で組織構造そのものが目まぐるしく変わった。セラミックスを担当していた時には、メンバーを減らされ、最終的に一人となったので、組織が無くなったようなものだが、一応開発ユニットだったので、大変だった。自然と働き方を変えなくては成果を出せなかった。

 

一人で開発と営業を担当していた上に、電気粘性流体の仕事まで飛び込んできたときには、一瞬途方に暮れたが、住友金属工業に一部仕事を移管する決心で問題解決できた。

 

結局この移管した仕事はやがて住友金属工業が事業を辞めることになったので全部ゴム会社に回ってくるのだが、それは当方が転職した後だった。

 

およそ一人で処理ができないほどの仕事を詰め込まれたときにどうするか。自殺するような問題ではなく、実は簡単な問題である。

 

優先順位の高い仕事だけに絞ればよいだけだ。優先順位を下げた仕事についてやらない代わりに、もし自分がやらないときの影響を考えるのだ。産業構造の変化が起きているときにはほとんどの場合に、その「仕事をやらない」影響は小さくなる。

 

しかし、仕事をやらない影響が本当に0となることは無いので、もし気になるならば、その仕事のゴールだけかたずけるという方法がある。これは難しいことではない。他の人にお願いするだけでよいのだ。

 

それぞれの役割からお願いできる人がいない、というケースは無いはずだ。もし、お願いできないような仕事ならば、実はそれは不要な仕事なのである。

 

ここで、上司に相談することもそのお願いの一つだ。この時の相談内容を仕事の中身で考えてはいけない。あくまでその仕事のゴールについて相談するのである。判断能力の優れた上司ならば必ず解決してくれるはずだ。

 

ここで、ブーメランのように仕事が回ってくるならば、その会社は終わっているのだ。その仕事をやらないことで叱責を受けても気にすることはない。上司のほうが職場異動するはずだ。

 

乱暴な解決法に見えるかもしれないが、産業構造の変化が起きている分野では、一時的に見かけの仕事が増える。それは不要な仕事が続いている中で新しい仕事が増えているからだが、この時古い不要な仕事を捨て去ることができるかどうかが構造変化への対応で重要になってくる。

 

ゴム会社の研究所で頻繁にリストラが行われたのはマネジメント能力の欠如ではなく、組織改編により継続すべき業務と捨て去る業務とを担当者に考えさせるためだった。当方が担当していた業務で捨て去ってもゴム会社の売り上げが減るようなことは無かった。

 

そのとき、当方が企画し6年間苦労して選択し継続した業務が30年以上たった今でもゴム会社で続いている。FD事件の原因となった電気粘性流体の研究は十分な事業にもならず、当方の転職後消滅している。

 

ちなみに消滅する運命にあったこの研究の最も解決が難しかった耐久性の問題は、当方がお手伝いを依頼された時に当方が高純度SiCの業務の傍らで解決している。また性能アップのためのオイルや粒子の問題も同様である。

 

これは公開されている特許に足跡として残っているが、高純度SiCの事業を住友金属工業とのJVとして一人で進めていた時の「片手間の」仕事である。

 

実際のところはFDを壊されたりしてデータ回復など余分な仕事が増え、死んでしまいたいぐらい忙しかったが、高純度SiCの仕事の一部を住友金属工業に肩代わりしていただき続けたのである。つらい思い出であるが、その結果仕事とはどのように行えばよいか、極限状態で理解することができた。

 

 

カテゴリー : 一般

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2018.05/10 駅弁

昨日出張のため新幹線車中で昼食をとらなければいけなかった。東京駅で少し小さく手ごろな駅弁があったので購入したのだが、1000円札で不足だという。その大きさから1000円程度だと思って一枚出したのだが、そっけなく足らないと言われたので一万円札を出した。

 

値段を聞いてびっくりした。1600円だという。これにさらに消費税がつく。この大きさで1600円ならものすごく旨いのではないかとお昼が楽しみになったのだが、弁当の表書きには炭火焼米沢牛特上カルビ弁当と書いてある。表書きを見てさらに期待が膨らんだ。

 

期待で胸が膨らんでいてもお昼近くになれば腹は減る。この年になっても腹時計は正確で誤差は15分程度。さっそく食べようと思いお弁当の蓋をとったらご飯の上に60g前後のカルビ肉が乗り、シューマイが二個入っているだけの値段の割に貧相な弁当だった。

 

ところでその肉の味はと期待しながら一口食べてがっかりした。まずくはないのだが、期待ほどの旨味は無い。上海のローカル焼き肉店で食べる得体のしれない熱い牛肉の方がはるかに旨い。やはり焼き肉は熱くないとだめだ。

 

ローストビーフは冷たくても旨いのだが、焼き肉と名がついた冷たい牛肉でうまいと感じた経験はこれまで無かった。そのうえ、1600円で購入した焼き肉弁当でもこの程度の味である。まずくは無かったのだが、冷たい焼肉は旨くない、という経験知の精度を高めることになった。

 

10年ほど前に、松阪へ出張したときに薄汚い定食屋へ入った。一時を過ぎていたので客は当方と同伴してくれた課長だけだった。1000円札でおつりが来た焼肉定食を食べてびっくりした。ものすごく旨いのだ。さらにこの値段で牛肉である。店主に代金を払うときに旨かった、と一言礼を告げたら、当たり前だ、松阪牛だ、と答えが返ってきたのだが、なぜか昨日この時の感動を思い出した。

 

 

カテゴリー : 一般

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2018.05/09 芦原温泉

「5月5日に発生した火事で3棟が全焼した福井県あわら市温泉4丁目の老舗旅館「べにや」で、天皇、皇后両陛下が宿泊された同旅館の特別室「呉竹」の調度品が災禍を免れ、併設した源泉風呂の湯もわき出ることが7日分かった。

 

呉竹は俳優の故石原裕次郎さんも長期滞在し、石原さんの写真など“お宝”の一部も残った。1956年の芦原温泉大火からの再建の際につくられた看板も無事で、奥村隆司社長は「うちの“象徴”が少しでも残ったことは奇跡的。これを励みに必ず旅館を再建したい」と話している。」以上は昨日の福井新聞記事からの引用である。

 

この「べにや」すぐ近くには、昔福井大学客員教授をしていた時に時々宿泊していたホテル「八木」がある。またここから徒歩数分のところには、常宿としていた「角荘」があった。

 

芦原温泉は、関西の熱海とも称されていたところだが、温泉ブームが去った後は、すたれるばかり。「角荘」は15年以上前に廃業している。角荘に限らず、数年に1件の割合で廃業してるのが現在の芦原温泉である。

 

20年以上前に芦原温泉を盛り上げる核とするために老舗のミュージックホールのテコ入れがあったが、ここもいつの間にか廃業していた。外の看板は15年以上前の状態である。

 

少し足をのばすと、山中、加賀、山代、粟津と有名温泉どころに行ける。ゆえに福井市から近い芦原温泉ではなく、山中温泉や加賀温泉へお客が流れることになる。

 

芦原温泉は、いわゆる俗的温泉街としての魅力は乏しい。ミュージックホールも無く、旅館周辺に何か興味を引くようなお店があるわけではない。しかし、そこが良いのだ。

 

温泉街には、少し大きな酒屋があり、そこに行けば福井の銘酒を味わうことができる。一本木以外の中小の酒蔵の酒も扱っているので試飲するだけでも楽しめる。

 

これといった魅力に乏しい芦原温泉だが、その温泉以外何もない健全な温泉街という魅力があることをPRしたい。家族で安心して遊べる温泉街である。

カテゴリー : 一般

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2018.05/08 努力不要論は間違っている

脳科学者中野信子著、努力不要論 脳科学が解く!「がんばってるのに報われない」と思ったら読む本」というのがある。また、WEBで中野信子氏は、この本の目的を「これは無駄な努力をしている人が多いので、正しい努力をしてほしいと思って書いた本です。」と述べている。

 

そして、「人間の大きな目的が生存である以上、今生きている人の人生は、いいことも悪いことも含めてみんなボーナスみたいなものなんです。それならば、苦しい思いをして出世しようとか、お金儲けをしようとか考えずに好きなように人生を楽しんだほうがいいのです。」とも語っている。

 

サラリーマン時代に「がんばってるのに報われない」と時々嘆いたときもあった。しかし、この年になって人生を振り返ると、無駄な努力も人生の糧になっている、と思えてくる。

 

例えば、ゴム会社で事業立ち上げに努力した高純度SiCの仕事では、何もゴム会社からは報われず、転職している。ものすごい無駄な努力の典型である。さらには、以前この欄にも書いているが、この仕事も含めゴム会社では、本来残業代を申請できてもそれすら申請せず、徹夜の業務をしたりしていた。

 

これらが金銭的に生理的にも極めて大きな無駄であったことは、他人に言われなくても十分に理解している。しかし、この大きな無駄から学んだことは多い。特にどんなに苦労していても、その苦労を必ず見ている人がゴム会社にいた、ということだ。

 

無心に努力しその努力を心から称賛してくれる人に出会ったときは、人を信じる力、あるいは社会を信じる力が得られる機会でもある。この体験は、困難な仕事に遭遇した時に、再度頑張って努力しようというエネルギーになる。

 

そもそも働く意味は、中野信子氏が指摘しているような出世のためではなく、故ドラッカーが指摘した「貢献」である。そのための努力に無駄は無いのである。

 

生きるために大自然と闘わなければいけない時代ではないが、新たな価値を生産し続けなければ持続的な成長ができない産業社会とは大変な時代で、無駄な努力と思われても常に新たな時代を夢見てチャレンジする若者の姿勢が社会から求められている。

 

好きなように人生を楽しむことを当方は否定しない。しかし、無駄な努力と思われるような次の時代を切り開くチャレンジする若者を輩出できる社会が理想と思っている。そこには無駄な努力でチャレンジしてもそれを糧に人生を楽しめる風土があるはずだ。

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2018.05/07 電子書籍の閉鎖

電子書籍が閉鎖されたらどうなる、というニュースが昨日あった。すなわち電子書籍はインターネットで配信されているので閉鎖されたら読むことができなくなる。

 

これまでに、エルパカBOOKS(ローソン)、TSUTAYA.COMeBOOKS(T-MEDIAホールディングス)、地球書店(NTTソルマーレ)、BOOKSV(富士通)など大手が閉鎖している。

 

中小含めたら10社以上がこれまでに閉鎖したのではないか。2011年の電子ブックフィーバーで弊社も電子ブックを開店したが、1年ほどですぐに閉鎖している。一年間で売り上げは上昇傾向にあったが当初の予想曲線を大幅に下回ったのでリスク回避のためにすぐに閉鎖している。

 

電子ブックの問題は、閉店した後、購入者に何も残らないところだ。弊社は閉店に際し、PCに組み込めば購入した書籍が読めるようにコンテンツを購入者に配布した。その結果赤字だけが残った。

 

閉鎖した大手は、同様の対策をとれない可能性が高い。電子ブックの価格は紙媒体の書籍よりも安価に設定されており、その結果コンテンツをすべて配布したらそれだけも赤字になる。すなわち電子書籍は開店するときに閉店するときのリスクを考慮し事業を行わなければいけない。

 

弊社は、事業が黒字になる最低販売見積もり曲線を作成し、それより低ければユーザーが少ない時に撤退する覚悟で開始している。すなわち購入したユーザーに迷惑をかけない形で閉鎖できるように考えて事業をスタートしたのだが、2年と続けることができなかった。

 

失敗の原因は、顧客の見積もりが甘かったことに尽きるが、弊社が運営している「miragiken.com」の状況をみると、電子書籍の運営のコツは、*****であることが分かってきた。資金ができ次第、再度電子出版を再開したい。

カテゴリー : 一般

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