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2025.11/07 高分子成形体の検査をAIで

高分子材料の信頼性を確保するために、オンライン測定あるいはインライン測定、アットライン測定、オフライン測定が行われているが、そのDX実装が進んでいる。


AIを使う技術が主流だが、このAI技術を難しくとらえている方が多い。そこで弊社ではその理解を促すために、基礎編にあたる本をアマゾンで出版しました。


実はAI技術そのものもDXで安価に活用できるように無料のPythnで無料のAIツールが公開されている。これらを利用すれば、自社開発も容易であるが、その敷居が高いために、大手が高額なサービスを提供している。


弊社では、自社開発を行えるようにPythonのプログラミングの指導を行っていますので、お問い合わせください。今の時代、どのような産業でも、技術者はPythonを自由自在に扱えることが常識になりつつある。


要するに「学び方」のノウハウさえ分かれば、無料の環境で最先端のソフトウェア技術を自由自在に扱えるように弊社は指導しています。

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2025.11/06 高分子材料

金属やファインセラミックスに比較し、高分子材料は信頼性が低い、と思っていた方が良い。セラミックスも信頼性が低い材料だが、強度部材の信頼性については非破壊検査で信頼性を上げることができる。


電子部品の材料において高分子材料は絶縁体としての実績があり、それなりの信頼性が備わっているように誤解されている。


構造材料としても電子材料としても高分子材料は信頼性が低いので、それを高めるように研究開発が行われるのが一般的であるが、公開される品質問題を見ていると、そのような配慮が行われなかった事例が多い。


どのような製品に応用する場合でも、高分子材料については最初に信頼性の問題をどのように対応するのか考えてから研究開発を行うと失敗は無い。


このような漠然とした話では分かりにくいかもしれない。もし、高分子材料の品質問題で悩まれている方は一度ご相談ください。信頼性の問題は、結構気がつきにくい。

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2025.11/05 人物評価

企業における人事評価制度は、企業の成長戦略において重要である。しかし、完璧な制度は無い、というのが現状だろう。


例えば、日本を代表したN社の現状を見れば明らかである。独自技術で魅力的な車を市場に供給している。ただ、経営陣の問題が商品の評判にも影響しているようである。


N社の状態は、現場の技術者たちが頑張っている企業の典型的な姿だろう。ただ、その技術者たちの力量も将来はーーーこれ以上書かないが、日本の問題をN社は象徴的に示しているのかもしれない。


弊社は、そんな日本で頑張っていこうと努力している技術者を応援するために、低価格なセミナーを提供しております。価格はわけあって出せないので、是非お問い合わせください。


さて、メジャーリーグのWSも終わり、活躍した選手たちの評価のニュースが報じられている。山本投手が日本人初のサイヤング賞受賞となるか、注目が集まっている。


ここで面白いのは、ドジャースを2連覇に導いたデーブ・ロバーツ監督が監督賞の候補にも挙がっていないことである。昨日、WSにおける戦力ではブルージェーズのほうが勝っていたのに、ドジャースが優勝したのである。


確かにシーズン通じてみると、薄氷を踏むような試合が多かった。特にリリーフ陣が崩れて逆転負けする試合が目に付いた。しかし、それでもWS2連覇である。それなりの力量のある監督と思われるが、メジャーリーグは面白い。

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2025.11/04 数値ではブルージェイズが勝利

 今回のワールドシリーズが面白かったのは、戦力で勝っていたブルージェイズが、負けたことである。例えば、このシリーズに限って公開された数値を比較した以下を見ていただきたい。

 

ブルージェイズ:チーム打率 .261/出塁率 .341/長打率 .389

ドジャース:チーム打率 .201/出塁率 .296/長打率 .354

 

攻撃の強さという観点では、ブルージェイズがドジャースを圧倒しており、それが7戦戦って負けたのは、1発の威力と山本投手の存在が大きい。


すなわち、ワールドシリーズの勝敗はクライマックス場面での一打、救援の働き、守備や走塁、審判判定・幸運など複合要因で決まる。


今シリーズも、Dodgers は第7戦9回のロハスによる同点弾や延長でのスミスの決勝弾・リリーフの踏ん張り等“重要局面での着実なプレー”が勝敗を左右していた。


ゲレーロJrやカーク、ビシェットなど長打力と打率成績に優れた人材を揃えてもドジャースに勝てなかった要因として、山本投手の3勝という成績が示している。彼がMVPであることに間違いないのだが、それ以外にドジャースにはキケのような面白いプレイヤーがいたことが大きいように思う。


また、ポストシーズンすべての戦いで捕手を務めたスミスとか、今年引退を決めているロハスを打率が悪くても起用した監督の采配がうまく当たっていた。野球がチームプレイであることを思い知らされるWSだった。

 

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2025.11/03 セルフマネジメント

昨日のWSは、延長戦でドジャースが勝ったのだが、ブルージェーズとの差はどこから生まれたのか。7戦全部見ていて、また、選手のWSにおける個々の成績比較からブルージェーズが優勝していてもおかしくない戦いだった。


二回も延長戦があり、7戦までもつれ込んだので野球に興味が無くても見ていて面白い戦いだったろうと思う。特にドジャースの勝ち方は、毎回運のようなものがちらついていた。例えば、18回の延長戦に勝ったのは、フリーマンの一発である。


昨日も延長戦11回に出たスミスの1発で試合が決まっている。フリーマンやスミスはメジャーを代表するホームランバッターで、彼らのホームランは運ではないのだが、そのように感じさせる試合の流れだった(補足)。


そして、これは昨日の試合では、9回のロハスのホームランで同点になったところが影響していると思う。レギュラーシーズンでもホームランは一桁台のベテランでWSでは打率1割を切っていた。


打撃成績は悪かったが、ロバーツ監督はこのベテランを使い続けた。理由は、素手でダイレクトキャッチしダブルプレーを成立させるなど目立たないが守備の要所要所の彼のプレーが試合の流れを変えていたからである。このあたりのロバーツ監督のマネジメントが光る。


MVPは中0日で連投した山本投手だったが、これはレギュラーシーズンも含めて今年のドジャースはスネルやグラスノー、大谷含めた先発陣の働きが目立っていたので4勝のうち3勝した山本投手のMVPは妥当だが、ロハス含めたベテラン陣が常に試合の流れを決めていたように見えた。


選手起用はロバーツ監督のマネジメントによるが、そのマネジメントの結果を出すには、選手一人ひとりのセルフマネジメントが重要になってくる。


その象徴が二刀流大谷投手の昨日の精彩を欠いたプレーである。そして3回には3ランを被弾し降板している。ロバーツ監督に責任があるが、大谷選手は今後セルフマネジメントを徹底する必要がある。


不調なベテランがそれでも値千金のプレーをできるのは、運ではなくセルフマネジメントの結果だろう。盗塁数が今季激減したり、四球を選択する機会が多くなったりとそれなりのセルフマネジメントが垣間見られるが、二刀流を成功させるためにはもっと緻密なセルフマネジメントが必要だろうと思う。


(補足)9回裏2死満塁でクレメントがホームラン性の打球を左中間へ放った。これをヘルナンデスとパヘスが激突しながらキャッチし、延長戦となっている。おそらくこのシーンも歴史に残るシーンとなるのかもしれない。昔WSでウィリー・メッズが後ろ向きで激走し、大飛球をキャッチした伝説が残っており、ヘルナンデスとパヘスの激突はギャグとして残る可能性がある。ドジャースのプレーにはこのようなシーンが多く、これがチーム打率ではブルージェイスより劣っていたにもかかわらず、優勝できた原因かもしれない。野球は筋書きのないドラマとは名言である。

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2025.11/02 スーパープレイ

メジャーリーグワールドシリーズ第6戦の最後にものすごいプレーが飛び出した。TV観戦していても、そのスーパープレーの迫力は伝わってきた。


ブルージェイズのバッターのバットが折れて詰まったあたりとなったボールをドジャースのキケ・ヘルナンデス選手が全速力でキャッチし、そのまま2塁へ投げたのだが、ワンバウンドして2塁手が後逸してもおかしくないのをミギー・ロハス選手は、倒れてキャッチしてWプレーとなった。


2塁走者はキケ・ヘルナンデスのミスを期待していたために、2塁へ戻るのが遅れた。この場面、一つ間違えば同点になっていた。


野球の面白さに、このような勝敗を左右するファインプレーがある。しかし、今回のファインプレーは、バットが折れたことに気がつかないと、その凄さを理解できないかもしれない。


単なる詰まったあたりではないのだ。だから2塁走者もミスを期待したのだが、ボールはうまくグラブの中に吸い込まれた。ゆえに、このプレーだけを見ていると運が良かっただけのファインプレーのようになってしまう。


グラスナウの投球とバットが折れるところまでしっかりと見て、キケ・ヘルナンデスのスーパーキャッチをみると、運ではないことがわかる。彼の技量でキャッチし投球しているのだ。

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2025.11/01 再生プラスチックのアイデア

再生樹脂で問題となるのは、様々な色で各種樹脂が混ざった廃材である。ケミカルリサイクルならばそれなりの技術で対応可能だが、コストが安い物理リサイクルでは、再生方法が問題となる。


これをある樹脂とのポリマーブレンドで黒色のPS並みの物性を持った再生樹脂としてリサイクル可能である。少し配合技術を工夫すれば、UL94-V2レベルの樹脂になる。


PS並みの物性で黒色ならば、自動車用の部品としてニーズがあるのではないか。ご興味のあるかたはお問い合わせください。ちょうど東京モーターショー(ジャパンモビリティーショー)がはじまった。


東京モーターショーは過去の名前で、2年前からはJMSに変わり、展示も自動車ショーではなく、いろいろなモビリティーが展示されている。ドローンタクシーまで展示されているので面白い。

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2025.10/31 ジャパンモビリティーショー2025

旧東京モーターショーが改称されて2023年からジャパンモビリティーショー(https://www.japan-mobility-show.com/)となった。国際的に東京モーターショーの位置づけが低くなったためだが、そのかわり家族で楽しめるようになった。


本日から一般公開となるが、是非家族で見に行かれることをお勧めする。東京モーターショーは、車好きの催しとなっていたが、JMS2023から若い人や子供が楽しめるイベントに変わった。


例えば、東京モーターショーには無かった体験型の展示が多い。自動車の製造工程の一部を体験できるコーナーや、新しい乗り物の試乗などJMS2023でなければ体験できない催しが多かった。


JMS2025は、JMS2023より少し規模が縮小されているが、これはJMS2023の規模が大きすぎた反省だろう。2年前プレス発表を見に行って結局2日間通うことになった。JMS2025は1日で見ることができる規模になったことがホームページから伺い知ることができる。


JMS2023もそうであったが、東京モーターショーのようにアメ車も含めて世界中から車の展示があるわけではない。トランプ大統領がアメ車が売れない問題を日本が悪いような言い方をしていたが、そもそもメーカーがもう日本をあきらめただけなのだ。


日本で売れているBMWやMINIは、しっかりと今年も参加している。またBYDなどは日本メーカーと同じくらいの気合が入った展示をしているという。


高校生以下は無料で11月9日まで開催されているので、休日に家族で遊びに行くとデズニーランドより楽しくて価格も安い。

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2025.10/30 熊騒動

秋田県では熊被害が増加したため、自衛隊に熊駆除の側面支援を要請したという。そのとき、銃殺は認めず、あくまでも罠による捕獲という側面支援だそうだ。


最近の熊の被害ニュースを聞いていると、自衛隊による銃殺も認めるべきと思ったが、自然保護団体が騒ぐので、罠による捕獲としたのではないか。


熊にもあるレベルの知能があるという。殺されないと理解したならば、どんどん市街地に現れるのではないだろうか。今熊騒動が起きているのは、山に餌が少なくなったためと言われているが、捕獲して山に帰しても、また現れる可能性が高い。


人間の命と熊の命と天秤にかけたときに、両方貴い、と真剣に考えている人がいたら、「それはおかしい」と明確に言えなくなった時代の悲劇が今起きている。


もうすでに10人以上の人が熊により被害に遭っているのだ。さらに毎日熊の被害が報じられ、行方不明者の人数は不明である。自然保護団体の人は、行方不明者が熊に拉致され生きているとでも考えているのだろうか。


行方不明者を発見したら、子熊と楽しく暮らしていた、などというニュースを聞かないが、自然保護団体の人たちは、そのような夢を見ているのだろう。

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2025.10/29 50年前と異なる社会(3)

新入社員1年目の始末書騒動に話を戻す。毎日上司から始末書を書けと言われ、職場でも早く仕上げろ的なムードが漂っていたので、出勤すれば図書室に籠るようになった。


今ならば、パワーハラスメントとなるような状況で、これで自殺したならば労災になったかもしれない。図書室には同じ年格好の女性と50歳前後の女性が受付としていて、籠るようになって2日めにはお茶が出て来た。


周り見ても多くても4-5人の社員しかいないのに、朝から終業時間まで図書室にいるのだ。不思議に思われたのだろう。正直に面白おかしく事情を話している。


今思い出すと、始末書騒ぎが本当に腹立たしいことだったのか不明だが、これだけ世の中でハラスメントが話題になっていると、悲惨な毎日だったのかもしれない。また、こうして鮮明に思い出されるので12年間の勤務中でそれなりのストレスになっていた出来事だろう。


ただ、図書室の女性と親しくなれた楽しい思い出としても思い出されるので不思議である。おそらく、社会全体としてゆとりがあったのだろう。図書室に二人の人材が配置されていたのもゆとりを表している。


転職した写真会社では、図書室の担当者は一人で、バブル崩壊後図書室は廃止され、倉庫になっている。12年後、そこに自分が配属されるとは思ってもいなかったが。

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