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2024.12/30 製造業の未来(3)

農業が今でも産業として成立し、最近は日本においても植物工場が建設されるようになって少しずつその姿を変え、さらに食料安保の観点から見直されつつある。


第二次産業も同様に日本から無くならないが、独自生産技術を持っていないところは、コスト競争にさらされ淘汰されるだろう。


コスト競争に勝っても、生産する製品の市場がオーディオや写真フィルムのように急激にシュリンクする場合もあり、つねに市場変化を監視し続ける必要がある。そして10年ではなく最低でも20年間のシナリオを作成しておく必要がある。


中国が世界の工場と騒がれたのは約20年前であるが、人件費の高騰や政治体制から10年ほど前に脱中国が叫ばれるようになり、現在に至る。


人件費の安いところを求めて工場を建設する、という考え方は間違ってはいないが、この中国の体験から、これまでと異なる経営の考え方をしなければならない。


幸い第三次AIブームとなり、汎用化できそうなAIが登場した。従来のオートメーションよりも高度な自動化が可能となり、それゆえ産業革命の総仕上げとも言われるようになった。

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2024.12/29 献体写真公開騒動

あまり関心が無かったので、タレント女医黒田あいみ氏が献体の前でピースをし、頭部の展示されていた写真を掲載していたニュースを読んでいない。


単純に気持ちが悪かったから、ニュースを読まなかっただけの理由である。その行為が非常識なだけでなくグロともとれる写真が掲載されたニュースを当方は好まない。


現在のウクライナ戦争のニュースでも目をそらしたくなる記事もある。これはトラウマかもしれないが、人道上ひどい体験をしてみると誰もがそうなるのではないかと思う。


まず、人としてどうかという視点に立つと、献体写真の前でピース写真を撮り、それを公開できるタレント女医の頭の中や腹の底をおおよそ想像できる。


何か公開したい理由があったにせよ、人間の頭が並んだ写真を普通の感覚の人がどう思うのかという想像力が無い。それだけでも精神異常な要素をさらけ出している。


この女医の上司もダメである。謝罪文を何度もSNSにあげているのだが、謝罪になっていない。むしろ女医の行為を正当化し、献体をさげすんでいる。この上司もおかしいのである。


全ての医者がそうではないことは、高須氏はじめ多くの医療関係者が謝罪文含め今回の事件に抗議していることから理解できる。抗議文はまっとうな見識であり、抗議文があったことで当方の心も救われた。


あまりにも人道上ひどい内容は、当事者ではない第三者をも傷つける。それを理解していない人がいるということは社会人になった時に受けた扱いから学んだ。まだその体験は公開していない。自分の体験とはいえ公開を躊躇する。

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2024.12/28 製造業の未来(2)

携帯電話で様々なサービスを受けることが可能である。一方で携帯電話のハードウェアーの機能はこの10年性能向上だけで大きく変わっていない。電源端子の形状がUSBに統一されつつあるが、これは大きな変化ではないだろう。


しかし、画像認識がついたり、財布になったり、とソフトウェアーによる機能アップは凄い。すなわち、ハードウェアーの機能は飽和状態で、ソフトウェアーによるハードウェアーの活用用途が増えている。


自動車もソフトウェアーを入れ替えるだけで、その性格ががらりと変わる時代になった。例えば当方はオーラを所有しているが、この車にはドライブモードを切り替えるスイッチがついており、スイッチ一つで、アクセルに対する車の「乗り味」が変わる。


スポーツにすれば、ハンドルの切れまで変化する。あとは電子制御の足回りにすれば、本格的なスポーツカーまで切り替わるようになるだろう。


300万円台の車であるが、レクサス並み以上の装備である。ただし、プレリュードのような運転席から容易に助手席を操作できる仕掛けは無い。


そのかわり、自動運転にBOSEサウンドシステム、さらにレストランなどの場所を探すのも簡単である。運転者に異常が起きれば救急車がすぐに手配されるという。


これだけの装備に安い価格でびっくりしているが、ナビの地図が勝手に更新されるのに戸惑っている。設定で自動更新をしないようにできるのだが、悩んでいる。


先日車検だったので、1週間ほど預けたところ、ドライブモードのスポーツが、少し過激に変更されておりびっくりした。あっという間に50km/時まで速度が上がったのである。


購入時は40km/時ぐらいだったが、少し加速が良くなっている。購入後も車の性能がソフトウエア―で変わる時代になったようだ。

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2024.12/27 製造業の未来(1)

原島博著「情報の時代を見わたす」によれば、今は産業革命の総仕上げの時代だそうだ。ジョセフ・バジールによれば1970年代に人類の文明は工業化の終焉を迎えたという。


また40年間の情報革命について1980年にアルビントフラーは「第三の波」で予言している。これら予言が当たっていたにもかかわらず、人類は、デッドライン2000年をあっさりとやり過ごした。


その結果様々な弊害が起きている。闇バイトもその一つかもしれない。日産の経営危機も人災と言われたりする所以であるが、経営者は、製造業の未来を真剣に考える必要がある。


自動車会社が「自動車」を作る時代は、ジョセフ・バジールによれば時代遅れとなった。EVの流れは、単に自動車のエンジンをモーターに置き換える変革ではなかった。


乗り物としての自動車から、様々なサービスを提供する媒体へ自動車が変化する必要がある。1980年代に、誰が携帯用電話機にカメラや財布の機能、その他のサービス機能が集約されることを予想できたのか。


今後車には、移動の道具としての機能以外にいろいろとサービスが付加されてくるに違いない。昔デートカーとしてNo.1に輝いたプレリュードには、運転者が簡単に左手で助手席のシートを倒せる仕掛けがついていた。


その結果プレリュードXXは大ヒットした。ホンダは一度廃版にしたプレリュードの新型を出すという。すでにそのスタイルが発表されたが、車の性格が透けて見えるスタイルである。


おそらく、昔のプレリュード同様に助手席の右側にはレバーがついており、さらに新しい他のサービスも満載ではないか。


走る、止まる、曲がるが車の基本機能と言っていては、もう時代遅れであり、これら基本機能は当たり前で、その他の機能やサービスが車に求められる時代になった。もはや自動車は昔の概念の自動車ではないのである。

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2024.12/26 1980

1970年代に、ドラッカー著「断絶の時代」が日本で発売されている。これは、知識労働者の台頭による時代の断絶を著したものだが、日本では学生運動の影響で単なる世代の断絶という薄っぺらい意味に誤解された。


高校生だった当方は、社会のこのような誤解に批判的な父から、この書を1週間で読むように言われた。当時の当方にとって難解な書であり、社会が誤解したのも納得できた。


同様に、ワインバーグの論文「サイエンス & トランスサイエンス」を大学の図書室で読み、アメリカではトランスサイエンスに関心が集まっていることを知ったが、日本ではバラ色の科学論ブームが始まっていた。


「デッドライン2000年」ではジョゼフ・バジールが、コンピューターや情報により引き起こされるイノベーションに備え、技術と社会、精神の調和の重要性を指摘している。また、直後にはアルビントフラー著による「未来の衝撃」が発表されている。


1980年になると、その続編「第三の波」がベストセラーとなった。この本は、情報革命を予言した本である。同じ年にはガルブレイスによる「不確実性の時代」のベストセラー現象があった。


1970年代に8bitマイコンが登場し、インベーダーゲームはじめ簡単な絵柄のゲームが巷でブームとなっている。最初は喫茶店の客寄せ目的だったが、専門のゲームセンターが誕生した。


そのマイコンが1980年代にはオフコンとかパソコンという呼び名に代わる。16bitの実用的なPC9801がワープロや表計算ソフトとともに一気に普及した。


今DXという言葉が一般化しているが、デジタルトランスフォーメーションは1980年代に始まったのではないか。2004年にエリックストールマンが提唱した言葉ではあるが、アナログレコードがデジタル化されCDが浸透していった1980年にはデジタルトランスフォーメーションが始まっていた。


2020年に経産省はデジタルガバナンス・コード2.0でDXを再定義しているが、1970年から1980年代の状況を改めて思い出してみると、今後変化してゆく世界が見えてくるような気がする。

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2024.12/25 NH統合勝算の可能性

日産とホンダの統合が発表され様々な立場の人が、どちらかと言えばマイナス方向の見解を述べられている。元社長ゴーンに至っては、意味が無く日産は三流の会社になる、とまで述べている。


ただ、自動車という商品から統合効果を見たときに、今回は面白いシナジー効果が生まれる可能性がある。意外と評価されていないのが日産の電気自動車周辺技術である。


特許を調べていただくとわかるが、ホンダには大きなプラスとなる特許がいくつか存在する。すなわち、CASEの領域では、日産に救われるホンダ、という構図になっている。


しかし、EVへ移行する途中では、既に報じられているように日産のePowerは日本だけで評価された技術であり、欧米ではホンダのハイブリッド技術のほうが高く評価されている。


しかし、日産のePowerで開発された世界初で唯一のVCターボエンジンは、ホンダのハイブリッドに使用でき、トヨタを凌ぐ熱効率の高いハイブリッドエンジンを開発可能である。


その他、技術の対応表を作成してみると、世間が言うほどに悪い統合ではなく、世界最強の自動車技術を持った会社が出現する可能性がある。


また、あまり知られていないが日産にはセラミックスフィーバーの時に開発された自動車用小型高効率ガスタービンエンジン技術がある。バットマンカーのようなePowerカーを期待したい。ガソリン代替燃料を使用可能となる環境対応エンジンである。


技術の視点で特許や過去に発表されたニュースを改めて読んでみると、今回の統合により、世界最強の自動車メーカーというシナリオが見えてくる。

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2024.12/24 ホンダと日産の統合

ホンダと日産の統合について昨日記者会見が開催されたが、淡々と経緯などの説明が行われホンダ主導で経営が進められるとのこと。


日産の経営陣のダメさについて多くのメディアで指摘されているので今更書かないが、この日コメントを求められたゴーンにまでこれから三流の会社になる、と言われ、日産の社員はどのように感じたであろうか。


カローラとサニー、コロナとブルーバード、マークIIとスカイライン、セリカとシルビア等トヨタと日産が競っていた時代にも日産の官僚主義については指摘されていた。また社内の派閥争いについてもたびたび週刊誌ネタとされていた。


技術の日産と自ら名のっていたように、技術は今でも光る技術が存在する。なにかと批判されるePowerであるが、エンジンを発電機専用として熱効率の最大化に取り組む姿勢には感動する。


エネルギー効率を科学の視点から見れば、エネルギー保存則からトヨタやホンダのハイブリッドが勝っているのは自明である。しかし、そのハイブリッドがエネルギー保存則通りの最大効率が発揮されていないのでePowerというアプローチが出てきた。


そして、都内で走る限りは、トヨタやホンダのハイブリッドを凌ぐまでになった。例えばオーラの走行感覚は2000cc以上のエンジン感覚であるが、搭載されているのは1200ccのエンジンである。


加速では、電池の電気とエンジンで発電される電気が使われ、まるで2000ccターボ車に乗っているような爽快感がある。試乗したプリウスではこのような感覚を味わえなかった。


また、中国のEVメーカーに抜かれたと言っても、EVでは日産の技術の先進性は知られている。ホンダやトヨタよりも販売台数ははるかに多い。アリヤは今でも進化している。


もし、今回の統合で日産のブランドが消えるような経営が行われたなら、これら特徴ある技術の一部が消えることになる。ゴーンは日産とホンダは補完しあえないと言ったが、ホンダと日産はねじの太さから異なる技術思想の違いがある会社である。


ゆえに、その独立性を維持した経営戦略が重要になってくる。かつてプリンス自動車のブランドを日産は上書きしてしまったが、本来は残すべきではなかったか。

プリンス自動車のスカイラインは、今では日産の看板車種になり、GT-Rは世界的なスポーツカーに熟成された。また、10年ほど前には、コンパクトSUVジュークにその500馬力超のエンジンを載せて発売したことが話題になった。このような日産車として話題になるスカイラインへゴーンの時代にベンツのエンジンを載せる暴挙を行っている。

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2024.12/23 FS全日本選手権の放送

フィギュアスケートの全日本選手権がフジテレビで放送されたのだが、これがひどかった。このような放送をしていては、TVを見なくなる人が増える。当方でさえ最近TVの平均視聴時間が1時間以下となりびっくりしている。


ニュース以外で見ているのは題名の無い音楽会と朝ドラぐらいである。大河ドラマも歴史を歪曲した徳川家康以来見ていない。


さてフィギュアスケート全日本選手権放送のどこがひどかったのか。それは、十分にライブ放送ができる状況でありながら、また途中までライブで放送しながら、放送局の都合で録画に切り替えてしまったことである。


インターネットとTVをながら視聴していた当方は、インターネットで結果を見たとたんにTVのスイッチをOFFとした。せっかくのライブ感を楽しんでいたのに放送局の都合で録画となったのである。


番組表では、放送時間の延長もありうる、と出ていたのでライブで最後まで放送されるのかと思っていたら、逆に放送時間が短くなりそうだったので、6位以下を録画で編集して放送したのである。


詐欺に近いというよりもNHKだったなら詐欺である。しかし受信料を支払っていないのでCMの都合を考えてした対応と理解でき、視聴者を無視した放送局の対応にがっかりしてTVの視聴を辞めたのである。


視聴者がいてTVは成り立つはずだ。視聴者のいないTV受信機にCMを流してみても、その広告効果は低い。視聴者を大切にしないTV局はやがてスポンサーからも見放される。


「7位より入賞の可能性の無い選手についてライブで放送してきました。注目される6位より上位の選手につきましては、1位坂本香織、2位ーーーー、と決まっておりますが、CMをご覧になっていただきたいので、ライブでは放送しません。CMとともにお楽しみください」はたしてこれで楽しめるのか?参加選手にも失礼だろう。

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2024.12/22 自動車産業

日産自動車だけが大変ではなく、フォルクスワーゲンその他の自動車メーカーも同様である。ただ、日産自動車は、よく言われる官僚主義的な体質で救いようのない企業と今回の状況でまたささやかれているうえにこれで3度目である。


自動車産業の大変な状況については9月くらいからいろいろニュースで報じられているのでそちらを見ていただきたいが、イノベーションの起きている分野では仕方がないことである。


例えば、デジカメの登場で写真フィルム市場が一気に小さくなった。そのデジカメ事業は携帯電話の世界的普及で大きく変貌した。ペーパーレスの流れの中でオフィスの電子写真システムも大きく変貌しようとしている。


イノベーションとはこのような変化をいうのだが、自動車産業は今後どのように変わってゆくのだろうか。将来電気自動車に変わりそうだ、ということは見えてきたが、その電気自動車の普及に急ブレーキがかかった。


電気自動車の問題にユーザーが気づき始めたためである。そこでHV車の世界的人気が生まれている。最近のHV車は、モーター走行の割合が多い設計と言われている。日産のePowerは、それを見越してエンジンは発電機に徹している。


動力の問題よりも自動車という製品の特性が今後大きく変わる可能性がある。車好きは未来も一定数いるだろうから、このようなマーケットは一眼レフカメラが現在も残っているように現在の姿の自動車が存続し続けるだろう。


市場が無くなった、と言われているオーディオでさえ、スピーカーメーカーは多数生き残っている。しかし、移動手段のカテゴリだった自動車市場はカーシェアリングや自動運転技術の改良により、必要最小限の車の市場に変わってゆくだろう。


自動車市場は、オーディオのように無くなってしまうことはないと思われるが、今よりもその市場は確実に小さくなってゆくのかもしれない。


ただ、最近自動車の新たな用途が話題にされ、自動車という製品のこれまでにない特性が見いだされれば新たな成長市場が生まれるかもしれないが、まだその市場は具体的に見えてこない。

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2024.12/21 日産とホンダ、そしてゴーン

日産とホンダの経営統合に対して、ゴーン氏が見解を述べている。但しその内容は後ろ向きで、経産省の働きかけによる無理な統合と結論している。


日産とホンダの経営統合がうまくゆくかどうかは、未だ見通せないが、両者の技術と大きく異なる文化から、資本のみの統合でも成功するのではないかと思っている。


それはトヨタを見ればわかる。クラウンがあるのにレクサスブランドを立ち上げ、最近は、クラウンをレクサス同様のブランドへ育て上げようとしている。


日産とホンダは、全く異なるブランドであり、自動車へのアプローチの仕方も異なる。これは、トヨタレビン、ホンダプレリュード、そして日産セレナと乗り継いでみて理解できた。


トヨタは、自動車の百貨店であり、一応トヨタの発売する車種の中には、多くの人のニーズを満たす車が存在する。実際にトヨタ1社あれば日本市場に他のブランドが無くても良いくらいに車種は豊富である。


しかし、個性的技術でトヨタに無い車を作っているのはホンダと日産、スバルやマツダである。スズキやダイハツはコストパフォーマンスで頑張っている。その結果、ホンダや日産、スバルやマツダには固定客がいる。


当方も日産の良いカモ客だが、日産車には試乗すると分かる、トヨタ車に無い技術の高さがある。例えばオーラは、廃版となったレクサスCT200Hに近い性格があり、CT200Hよりも運転席は高級な先進性がある。


運転席の遮音性も高く、たまにエンジン音が気になるCT200Hよりも高級感があり100万円も安い!売れるわけである。ノートの半分の顧客は高いオーラを購入している。


それだけパッケージ商品として完成しているのだ。このような車づくりはトヨタやホンダは下手である。見てくれは良いのだが、試乗すると粗が出る。車を試乗しないで購入する人がいるが、是非日産車とトヨタ車を試乗して比較していただきたい。


ただし、オーラの後輪はマルチリンクでもなければダブルウィッシュボーンではない。安い車軸式の流れの足回りだが、これがよくできている。マルチリンクのジューク4駆も乗り心地が良かったが、オーラも遜色のない乗り心地である。


ホンダの問題は、とがっているところを際立たせる車づくりが特徴で分かり易いが、コスパが悪い印象を受ける。プレリュードXXは、当時のホンダのフラッグシップで高価だったが、サンルーフもついておりコスパが高いと言われていた。


しかし、板に乗っているような乗り心地と大きな凹凸に乗ると跳ねる足回りの設計にびっくりした。最近の車を試乗しても、同じ車格の日産車と比較すると劣る足回りである。


これは好みもあるのかもしれないが、日産車は硬い足回りでもぴょんぴょん跳ねるような動きをしない。これはオーラニスモに試乗すればわかる。硬い足回りでも乗り心地は良い。


スバルも良い足回りだが、ハンドリングが趣味に合わない。日産車に比較し、よく回るのであるが、ハンドルが切れすぎるので、時々恐怖感を味わう。


スバリストと呼ばれる人はこれがたまらないのかもしれないが、ハンドルと車の向きは連動していて欲しい。長年日産車に乗ってきたので日産車のハンドリングに慣れ過ぎたのかもしれないが。


客の立場から見ると、ゴーンの見解は当たっていないように思う。ただ日産の国内販売はそれなりにブランドとして成功しているが、海外では、特に北米では安売りをしてそれを毀損したという。このあたりの立て直しがポイントだろう。


ホンダと日産は個性のある車つくりをしているので、それぞれの個性を失わなければ、この統合は大成功するかもしれない。それぞれ特徴ある技術を保有しているからである。


ここへ、ランサーエボリューションのような車を作ってしまう三菱が加わると、結構面白い自動車グループとなるのかもしれない。三菱の車種の整理を行い、開発負担を軽減して品質を向上できる。

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