科学的に正しい、と信じていたために技術が完成しなかったり、あるいは科学にこだわりコストダウンができなかったり、といったシーンを幾つか見てきた。
まず、温度の問題。状態の様子を知るために温度を計測する。それでは、温度が同じなら状態が同じ、といえるのか、もう少し厳密な言い方をすれば、温度が同じならば、熱力学の観点から同じ状態と言っていいのか。
まず答えを先に申せば、温度が同じでも、二つの異なる系の状態が同じとはいえないのである。
二つの異なる系が、平衡状態にあり、外部からエネルギーが加えられていない、という条件で、はじめて温度が同じ時に状態が同じ「らしい」といえるのだ。
ここで「らしい」と書いたのは、それでも系の状態が同じにならない場合があるからだ。温度というパラメーターの計測で実験を進めるときにこのような問題があることを意識しているだろうか。
以前この欄でも紹介したが、エネルギーは容量因子だが、温度は強度因子という説明を思い出して欲しい。物理化学の基本知識である。
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「コンパウンディング & フィラー分散のいろは」と題して、今月27日に「東京・大田区平和島 東京流通センター 2F」で講演会を1日(10:30-16:30)行います。
サイエンス&テクノロジー社主催の講演会ですが、弊社へお申込みいただければ、30,000円(消費税別)で受講できますのでお問い合わせください。
内容は、高分子材料に関する基礎から押出成形や射出成型までコンパウンディングが影響する分野について解説いたします。
総花的な解説ではなく、実戦的な内容で、最近中国で開発した技術の実例も紹介いたします。
もし混練技術について、教科書を読んでみてよくわからない、と感じられた方は、ぜひご来場ください。
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先週土曜日に放映されたNHK「深読み」が気になっていた。サラリーマンのキャリアをどのように磨いたら良いのか、という問題について、キャリアを活かして働いている高齢者の経験談を聞けば一つの答えとなる。
しかし、若い時からあるいは40前後から働く意欲の無くなった人は、キャリアを磨く以前の問題がある。当方はゴム会社でも写真会社でも研究開発部門で業務を行い、働く意欲の乏しい多くの人たちを見てきた。
自主性が大切にされ、やりがいのある研究開発業務でも働く意欲の無い人はいるのだ。その中で印象に残っているのは、毎日会社に来て一切の仕事を行わず、ただ本を読んでいただけの人だった。
管理者として人事部に相談しても、人事部は当方に管理の工夫を求めてくるだけで何ら対策を打っていただけなかった。部内の風土にも影響を与えており、それが当方の悩みの種で、胃が痛くなる時もあった。
当方が窓際となり、毎日本を読んでいた人の上司が新しい管理者になってもその人の生活スタイルは、変わらなかった。ところが、上司と部下の関係でなくなったら、廊下ですれ違うと彼の方から挨拶し話しかけてきた。
以前は話しかけても外部から来た人には分からないことがある、といってあまり話してくれなかったが、今自分は何を読んでいるのか、また、面白い論文を見つけたのでさしあげますとか、さらには調べてほしいアイテムがあれば調査します、とか部下だった時に少しでも仕事の話をしてくれたなら当方も協力できたのに、と後悔がでてくるような挨拶である。
ところで、新しく彼の上司になった人は、その人を放置していた。頭のいい管理者だった。確かに彼は毎日出勤し本を読んでいるだけなので、管理者の立場で、メンバーと見なさず無視するのは一つの方法である。見えないところへ彼を配置することなど、当方に思いつかなかった。
その後、当方は豊川へ単身赴任したので、その人はどうなったかは知らないが、新しく赴任した組織にも部屋の隅で腐っていた、とんでもない人がいた。
ただ、その人は、コンパウンド開発のキャリアなど無かったが、当方含め3人というきつい仕事になったコンパウンド工場立ち上げで大変活躍してくれた。そして満足して定年退職された。肉体が健康で労働環境がよいならば、働きたい人は多いのではないか。また、キャリアも大切だが労働意欲とその維持を可能とする社会が大切だと思う。
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世論調査の推移を見ると希望の党の失速が目立つ。また、選挙が近くなっても無党派層の動きが鈍い。ニュースでは早くも投票行動の予測が行われており、自民党が過半数を割ることが無い、というのが大勢である。
何が問題なのか分析してもしかたがない。小池氏の仕事のやり方の特徴とその結果だからだ。すなわちアドバルーンを挙げて、そこへ勢いよく調子の良い流れができれば成功するが、流れができなければそれで終わりである。全体の戦略が悪く、これでは「小池ブランド」が低下するだけだろう。
豊洲問題は、恐らくお金を湯水のように使い解決する以外に結果が見えない状況だが、これは、豊洲移転を決めた経緯を考慮すると小池氏の責任だけではない。ただし、この仕事で小池氏の成果を評価するときに、この問題に投入するお金の額がその尺度となり、小池氏の責任が問われることになるだろう。
豊洲移転にSTOPをかけたのは良いアドバルーンに見えたが、戦術だけ立てて戦略がないような仕事の進め方である。日程も含め全体戦略を考えたときに、成果が見えにくくなるかもしれないが、今から思えば、そのまま移転を進めながらの解決方法もあった。
企業における技術開発の実務でもアドバルーンをあげることが重要と言う人がいる。一方でまずその前にモノを持って来い、という役員もゴム会社には、いた。当方は後者のマネジメントが正しいと思っている。ただ、前者のスタイルが共存する組織環境では、どうしても派手なアドバル-ンを挙げた人が評価されてしまう。
だから、小池氏のようにまずアドバルーンを挙げ、さらにその方向へどんどん人を追い込むスタイルのマネジメントをとる「賢者」が後をたたない。どんどん人を追い込めば、知恵者を獲得できるからである。
希望の党の誕生で一瞬世論は動いた。しかし、その先に具体的な希望が見えなかった。ゆえに浮動票の層は、浮動票のままになった。ここで小池氏がどのような一手を打ち、浮動票を希望の党に導くのか興味深い。
もしこのまま自民党の議席が過半数を割ることが無く希望の党の躍進が無ければ、アドバルーンを得意とする人は、この選挙をもとにその仕事のやり方を見直して欲しい。そしてゴールを実現するアイデアを自ら持たずにアドバルーンを挙げる仕事のやり方が如何に無責任な仕事のやり方であるのか反省してほしい。
リーダーになる人は、アドバルーンを挙げる前に仕事のゴールを実現できる見通しとそれを自らやり遂げる覚悟をしていただきたい。アドバルーンを挙げておきながらうまくゆかないと逃げてしまうリーダーが如何に多いか。今回の選挙では希望の党が過半数を取ることが無いという事前見通しが得られたので小池氏の立候補は絶対にないだろう。
小池氏の問題は具体的なゴールである日本社会の未来の姿とそれを実現する方法が示されていないところにある。戦後レジームからの脱却を唱える安倍政権に対し、しがらみからの解放を訴えているのだが、大同小異で自民党との差異が見えにくいだけでなく、マニフェストで作り出される未来が具体的に描かれていない。
国政では無いが、結果の見えている豊洲問題に至っては、来年のこの問題に対する予算が膨らむことだけがアドバルーンの成果である。民主主義ゆえの負担額増と言ってしまえばそれまでだが、STOPを駆けるときに予算が膨らまない方法を考えておくべきだったと思う。それが誠実で真摯な仕事のやり方であり、そのような進め方をするのが正しいリーダーである。
当方がPPS・6ナイロンの中間転写ベルトの開発を担当したときに、外部のコンパウンダーから既存技術で製造されたコンパウンドを購入して開発を進めてもゴールに絶対に到達しない、と経験知から判断した。
しかし、科学という形式知でコンパウンダーが開発を進める以上それを中断して、基盤技術も無く世の中に存在しない経験知に基づくカオス混合技術を開発するというアドバルーンを挙げるようなことはしなかった。
ただ粛々と土日を使い研究を進め、平日は中途入社で採用した若者と現場で遊んでいた退職前の職人をメンバーにしたチームで開発を行った。そして、失敗するであろう従来通りの業務を継続可能とした(なぜSTOPをかけなかったのか、その理由はまさにこれまで推進してきた多くの方に対する忖度である。)。
アドバルーンを挙げてなかったので、当初の中間転写ベルト開発計画通りにゴールへ到達しても高い評価は得られず、単身赴任が東京勤務となっただけである。
そのかわり、自分で十分なアイデアも無く実現できなかったであろう企画で最初にアドバルーンを挙げた人は出世した。アドバルーンをとにかく挙げたがる人は、このような現実をよく知っている「賢者」である。政治家は賢者よりも誠実で真摯な人材を選びたい。
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ドラッカーの著書には誠実と真摯という言葉がよく出てくる。この言葉はリーダーに求められる重要な資質だからドラッカーの著書をリーダー論として読むことが可能だ。
衆議院解散以後の報道を見ていると政治家の生の姿が伝わってくる。それだけ今回の選挙は各政党にとって必死にならなければならない状況なんだろう。解散一週間前まで左うちわだった自民党まであたかも勝てないことを予測し始めたかのような浮足立った行動が見え隠れする。
意外だったのは、公明党がいち早く小池氏との関係を明確にした点である。公明党との関係においては小池氏は一本取られたかのように見える。そして、最近は小池氏の不誠実さがそのほころびから見え隠れする。
都民ファーストの会から二名の都議が脱会を表明した。インタビューを聞いていると政治家としての幼さが見え、誠実さが伝わってこない。インタビューの一部分を取り出せば誠実さと真摯さがあたかも脱会の理由のように聞こえるが、全体を読み取ると、一人の都議として思い通りに活動できないから脱会した、と説明しているようなものだ。
これでは脱会の理由がわがままから、ということになる。ただ、タイミングとしては絶妙で、いやがおうでも注目を集める。この点をしたたか、と称するのか、不誠実な行動とみなすのか。
不倫で民進党を離党した山尾元衆議院議員は無所属で立候補するようだが、WEBで盛んに不倫疑惑を否定している。色恋ざたの疑惑について、それを否定し潔白を主張することは難しい。
特に今回週刊誌で報じられた週4日の頻度は、仮にその目的でないとしても異性と密室に朝までいたのは異常である。ここはあっさりと男女関係を認めたほうが、あるいはせめて言い訳をしない方が誠実さが伝わる。
驚いたのは、野党の山尾議員に対する政治家としての評価が高いことで、無所属立候補にもかかわらず事実上自民党との一騎打ちに近く、有利な禊選挙となり勝てそうな環境である。
ただ選挙民は今ユーチューブで流れている映像を見て、彼女の誠実さを疑うかもしれない。今回の選挙では「政党に縛られず」誠実で真摯な立候補者を小選挙区では慎重に選びたい。
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昨日NHKのニュース深読みで65歳まで雇用義務となった問題を議論していたが、根本的な働く意味に関する議論が欠けていた、と思う。就活を行う学生に対して「働く意味」が説かれる社会なのに,中高年に対しては釈迦に説法のごとく思われているのだろうか。
また、働く意欲の無い人に、働かなくてもよい、と引導を渡すのは残酷なのだろうか。中高年の中には働きたくない人もいるはずだ。全員が65歳まで働く必要はないのだ。ただしこれは社会保障との関係もあり難しい問題なので、本日は考えない。
社会の組織が長寿命化の時代に適合していない問題をドラッカーは早くから指摘しており、それゆえに知識労働者の働く意味の重要性を説いている。すなわち、知識労働者はまだ働ける元気があるのに会社組織を離れなければいけないので、自分の強みを毎日磨く努力をする必要がある、とドラッカーは述べている。
NHKの番組の中ではキャリア権という言葉を持ち出し、欧米には働くときに自分のキャリアを育てるように働くが、日本にはまだその意識が無い、とコメントしていた。
若い人に働く意味を説いているのだから、中高年にその意識が無いのではなく、日本の会社組織が中高年をダメにしているのだ。番組では専門職制度を推進すれば問題が解決するような説明をしていたが、それは一つの方法である。
バブル崩壊後平均年収が100万円から200万円程度下がったことが最近よく言われているが、これは大手が給与体系を変更したからである。実はその時にもう少し企業内高齢者の問題を考慮すべきだった。
弊社は定年の無い会社を目標にしている。実は、中高年の雇用の問題は、企業組織について風土を含めた全てのシステムをそれに対応させなければ解決できない問題である。
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「コンパウンディング & フィラー分散のいろは」と題して、今月27日に「東京・大田区平和島 東京流通センター 2F」で講演会を1日(10:30-16:30)行います。
サイエンス&テクノロジー社主催の講演会ですが、弊社へお申込みいただければ、30,000円(消費税別)で受講できますのでお問い合わせください。
内容は、高分子材料に関する基礎から押出成形や射出成型までコンパウンディングが影響する分野について解説いたします。
総花的な解説ではなく、実戦的な内容で、最近中国で開発した技術の実例も紹介いたします。
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小池都知事の政治手法に対する批判が目立つ。選挙の影響かもしれないが、確かにこれまでの日本の政治家と異なる手法であることは確かである。政治手法はともかく、問題はご本人がどこまで未来に対して明確なビジョンを持っているかにある。
築地問題を見る限り、この具体的な夢を描く力よりも政治運営能力の高さだけが目立ったので希望の党に対する不安がでてきた。これは会社の仕事で例えれば、自分でビジョンや解決策を持っていないのにリーダーシップをとろうとする管理職に似ている。
もっとも各会社における管理職の業務、すなわちミッションは異なるので、自分で具体的な問題解決策を持っている必要が無くてもマネジメントさえできればよい、とされるかもしれない。しかし、そのような場合でもミッションを遂行した結果であるゴールについては、具体的イメージを持っていてもらわねば、その下で働くメンバーは苦労する。
すなわち、このような場合では上司が持つべきゴールイメージを部下が作ることになり、それを上司に提案しなければならない業務が発生するのである。このとき上司に具体的イメージあるいはゴールいわゆる落としどころの覚悟ができていないと部下は迷走することになる。
築地問題では、一応答えを出したが、その答えが結局前任者と同じ結果だったので批判が出てくる原因となっている。ただし、ここで出ている批判の多くは正しくない。結論を出せなかったような批判だからである。
前任者と同じ結論を出した結果、予算が膨らむことになったが、盛土の問題や未だ抱えている環境問題、都職員の仕事の進め方など築地移転に伴う都政に隠れていた多くの問題が見える化された。
都民ファーストの会という名前の意味通り、こうした多くの問題に対して都民が回答を出さなければいけない状況が創り出されたのだ。これはあたかも具体的なゴールイメージを持たない上司の仕事のやり方と同じである。
ただ、会社の業務と異なるのは、民主主義という政治システムでは、このようなやり方が許される。希望の党のマニフェスト及び公認候補の選出は大変わかりやすいが、問題は「それによって」日本の具体的な未来像が見えてこないところが批判の種になっている。
築地移転同様に国民の責任で具体的な未来を考えなければならない。ところで自民党政権により具体的な日本の未来が示されていてもアンケート結果に表れる支持率は上がらない。支持率を気にして未来に向けて思い切った改革を行わない場合にはポピュリズムに流された、と批判される。政治の世界は難しい。
希望の党はポピュリズムよりも問題がある。得票数を目標にアジャイル開発しているからだ。具体的な未来が示されないまま、安倍政権より良さそうに見せるマジックにかからないように慎重に候補者選びをしなければいけない。
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共産党は、その政治思想や哲学が今でもたいへんわかりやすい党であり、支持する人が少ない。支持されないことが理解されていても、その党名はじめ哲学や思想を変えない、という点を理解できないが、日本はその思想や信条の自由が保障された国だから存続できるのだろう。
自民党は戦後その哲学や思想について保守という軸を堅持しているが少しずつ変わってきているような印象を持っている。小泉政権や加藤の乱などを見ていると、自己変革の可能な、それこそ時代に合わせて変革可能な体質を持っている政党なのかもしれない。
この意味で自民党という政党の哲学やその思想は少し分かりにくくなっている。そこへ登場した安倍政権は当初神道の仲間たちで組閣されお友達内閣と揶揄された。大臣の失言などで現在の政治体制に至っているが、戦後登場した保守政治の流れをくむ政治哲学である点は多くの評論家諸氏が語るところである。
ところで現代の政治において、政治家は旧来の哲学あるいは思想にこだわって活動するのが正しいのだろうか。日本の国の形は、少なくとも50年前から大きく変わっている。例えば、家族の形は大きく変わった。小此木啓吾氏の「家庭の無い家族の時代」が出版されてかなり立つが、もう「家」の制度は痕跡すら無くなったかのようである。
政治とはかなり趣が異なる技術開発でさえも科学という哲学で進めていては時代遅れになりそうである。哲学や思想は大切かもしれないが、時代の変化のスピードが加速している昨今の状況ではそれらに囚われていると、変化の中で新たに生み出されてくる問題に対応できない懸念がある。
どのような未来を政治が目指しているのか、それを示すのは政権与党の責任であるが、そのためにかつては哲学が重要な役目を果たした。しかし、21世紀はもはや哲学で未来を描く時代ではない。目の前の問題が明確なので、その問題解決をできる政治家が求められている。
哲学に拘り矛盾を解決しアウフヘーベンしようとすると大変困難になる。難しい弁証法でそれが容易になるとは、もはや誰も信じていないのである。哲学よりも現実の問題解決である。技術でもすり合わせで作り上げるのが日本のお家芸であり、そのとき科学へのこだわりを捨てている。
例えばカオス混合技術の生まれた背景は、日本の一流メーカーのコンパウンドを使っているので目標の成形体が必ず計画通りにできるという「科学的な期待」が生産技術センター内の総意だったが、現実は「科学的に解析すると絶対に製品ができない」という矛盾した状態だった。これをカオスと捉え、カオス混合でPPSと6ナイロンをコンパウンディングしてアウフヘーベンできたのである。
半年で世界初の混練技術を開発することなど科学的に仕事を進めていてはできない。さらにPPSと6ナイロンの相溶はフローリー・ハギンズ理論という科学的な理論に反する現象である。
科学だけでなく土日返上時間無視の労働など問題のある働き方でサラリーマン最後の仕事をやり遂げることができた。これをやり遂げたところで給与や退職金が増えるわけではないが、その技術成果だけを真摯に追及した。(周囲に迷惑をかけないよう健康管理に配慮している。ストレスをためない働き方をゴム会社時代に体得しており、異常な労働でも健康を大きく害したことは無い。ご興味のある方はご相談ください)
技術さえ科学に囚われないで行われるようになったのだから、政治家も問題解決能力で候補者を選別する時代であり、命がけで日本のために働いてくれる候補者に投票したい。
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リベラルはフランス革命のときに登場した政治思想で、自由という意味のリバティーと語源は同じである。ゆえに新自由主義とか説明されている場合もある。今、菅氏が希望しても希望の党に入党できなかったのでリベラルの集結を呼び掛けている。そして枝野氏は立憲民主党という政党を立ち上げた。
小池氏が希望の党を国民に見えやすくするために、あるいは国民に理解しやすくするためにリベラルを排除する、という言葉を使用しているのは大変上手な使用方法だ。ただしそれが政治家として誠実な姿勢かどうかは当方は疑問を持っている。党の方針に合わない人たち、だけで十分に排除の意図は通じる。
現状を上向きにベクトルを向け、なんとなく良いことをやるんですよ、しかし本当によくなるかは本人もわからないですよ、という場合にアウフヘーベンという言葉を使ったりする小池氏のカタカナ言葉の用法は、本来の意味を拡張してマジックのように響かせて聞かせる。
しかし、今リベラルは良い意味で使われているのではなく、希望の党から排除された人たちの総称としてリベラルという言葉が使われている。少なくとも国民の多くはリベラルという言葉をそのように理解している。
そもそも今の時代にリベラルという言葉が良い意味をもつのかどうか。共産党が過激な政治思想の人たちの受け皿になっているのは周知のことである。共産党ほどではないが左寄り、というイメージの言葉にリベラルは映る。
その昔、自民党内リベラル派という言葉を聞いたときにびっくりしたが、菅氏の頭にはこのイメージがあるのではないか。また、その時代にリベラルは左寄りではなく、頭が左巻きという意味もTVの政治討論会で登場している。
しかし、今使われているリベラルの意味は政治家として日本国民のためにならない人たち、という意味で使用されている点に注意する必要がある。少なくとも小池氏はそのような意図でわざわざリベラルという言葉を象徴的に使用している。
時代とともに日本における横文字言葉は意味が代わる便利さがあり、カタカナ言葉がかっこいいと思っていたら軽蔑の意味だった、ということもあるので気を付けたほうがよい。当方が希望の党を排除された議員ならばあえてリベラルという言葉の使用はやめて、国民に分かりにくい状態をアウフヘーベンしたい議員の集結をはかる、と呼びかける。これも意味不明であるがーーー
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