iPHONEでRAW撮影が可能と聞いた。当方の所有している携帯電話は富士通製スマートフォンなので、RAW形式で写真撮影できない。しかし、かつての携帯電話と比較して4年前のスマートフォンでもきれいな写真が得られる、と思っていた。このレベルのJPEG画質でRAW形式のファイル保存ができるならば、もうRAW形式のファイル保存ができないデジカメは不要である。
RAW形式とは一眼レフやレンズ交換可能なミラーレス一眼のデジカメで採用されているファイル形式で撮影情報をすべて記録する形式である。8ビットで圧縮されたJPEGファイルよりも容量は大きくなるが情報量は多い。
画像の情報量が多いRAW形式だと仮にJPEG形式の画質で白飛びや黒つぶれ,ノイズがのったとしても現像処理で改善することが可能となる。ただし専用の画像処理ソフトが必要になるが、もうコンパクトデジカメが不要な時代になった。これでセンサーが大きくなれば一眼レフやミラーレスも不要になる可能性がある。
ただし携帯電話では小型化が必要なので大型画像センサーが搭載されることはないが、大型画像センサーのメリットが問題になる。すなわちそのメリットがユーザーに必要なければ一眼レフやミラーレスカメラも不要になる可能性がある。最近のカメラ雑誌にはこのあたりの議論が毎号何処かに載っている。扱っているテーマが異なっても一言一眼レフの長所として画像センサーの大きさをコメントしている程度だが、携帯電話だけで写真を見るならばもはや一眼レフも不要な時代になった。
少なくともA5以上に引き伸ばさなければ一眼レフのありがたみ、すなわち大きな画像センサーの長所が分からなくなっている。ちなみにA4サイズでは640万画素以上であれば画素数の差が分からないが、画像センサーの大きさの違いは画像に表れている。ただしそれは表現の違いといえるような差であり、もはや携帯電話は一眼レフの地位も脅かし始めている。デジタル化の波は凄い!まだまだ進歩の波で荒れ狂っている。
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以下は現代ビジネス1月28日号記事からの抜粋である。
「東芝が経営層から一般社員までを対象に実施したアンケート結果が社内で大きな話題になっているという。
「昨年度に比べて会社の組織風土は改善してきたか」という問いに対して、そう思うと回答した人の割合はマネジメント層で67%だったのに対し、管理職層で51%、非管理職の役職者で38%、一般社員で30%にとどまったというのだ。
東芝は2015年に巨額の会計不正が発覚したが、経営トップが発してきた「チャレンジ」という言葉を受けて、様々な部門で利益のかさ上げが行われていた。その「組織風土」が現場に近いほど、今になっても「変わっていない」と捉えられている、ということだ。社内改革の旗を振って来た経営層と、現場との認識ギャップがあまりにも大きい事に、経営幹部の間では衝撃が走っているという。
東芝がこのタイミングでアンケートを実施したのは、「組織風土は大きく変わった」という事を対外的にアピールするためだったとみられる。会計不正によって東芝は、東京証券取引所から「特設注意(特注)市場銘柄」に指定されてきたが、1年たった2016年9月に「内部管理体制確認書」を東芝が提出、指定解除を求めていた。
ガバナンスの見直しなど「内部管理体制」を改善し、社内のムードは一変したというのが東芝の立場だった。一般社員も含め、過半の社員が「改善した」と答えたならば、それを証明する傍証になるはずだった、というわけだ。」(現代ビジネス1月28日号から転載)
企業の経営は難しい。弊社は起業し6年が経過して現在従業員は3人である。このような小さな会社でも起業時の電子出版の失敗で抱えた赤字を解消しつつ浮上するのは大変であり、ようやく光明が見えだしたところである。東芝ほどの大企業になれば、危機に陥ったときに一層その困難度は増加する。教科書通りの対策を行ってもその効果が現れなかった、それだけでなく経営陣は自画自賛をしようとしたらさらに悲劇的な結果だった、と先の記事は述べているのだ。
ところで東芝の一番の問題は現在の経営陣も含めた不誠実さであって、それを従業員も理解し経営陣の刷新を願っている(注)。さらに会社が現在の状況になっていても管理職の51%が風土の改善効果があったと答えている情けなさ。非管理職の役職者が一般社員と同じような回答をしているにもかかわらず、管理職は経営層の顔を伺い黒を白と言おうとしている様子が垣間見えるどうしようもないアンケート結果だ。
思い出されるのはゴム会社入社3年目の出来事。ゴム会社では年に1回、部下の書いた一年の振り返りと今後についてのアンケートを基に上司と部下の面接が行われていた。その面接で上司から、当方以外の全員がこの課を出たいと書いているが扇動者は誰かとの質問があった。小生は留学をまじかに控えていたので留学の夢を今後の欄に書いていた。「来月から留学でなかったら私も同様の意見を書いていたと思います。」と正直に上司に答えた。上司は上位職者に評判は良かったが、全員が異動希望を出したとしても不自然ではないような管理職だった。このようなはっきりと意見の言える風土がゴム会社の長所だった。
(注)ドラッカーは経営者の資質として誠実で真摯であれ、と述べている。そうでなければ、何をやってもうまくいかないという。また、自己の強みを問うことの重要性を繰り返しのべている。東芝の強みは何か?強みのある事業以外はとりあえず売却して整理すべきだろう。ゴム会社で高純度SiCの事業が立ち上がり始めたのは、米国のタイヤ会社を買収し買収額以上の資金が必要になったことがわかり大変な時だった。リストラが進められ見通しのない事業テーマはどんどん整理されていた。その中で住友金属工業とのJVを社長が承認をくださったことに感謝している。
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昨日行われた「卓球・全日本選手権」(22日、東京体育館)で女子シングルス決勝が行われ、前回準優勝の平野美宇(16)=エリートアカデミー=は、3連覇中の石川佳純(23)=全農=を4-2で破り初優勝した。16歳9カ月での優勝は、史上最年少記録となった。
試合後のインタビューで、平野選手は感激の涙によりしばらく声にならず、「リオ(五輪)に出られなくてすごく悔しかったので、絶対優勝しようと思っていた。優勝できてうれしいです」と絞り出すように喜びを語っている。
さらに「昨年は決勝で敗れてすごく悔しかったので、優勝したかった。石川さんは何連覇もしてずっと倒されてなかった。その選手に勝ったことは意味がある」と涙を流した。この大会の優勝で世界選手権(5~6月、デュッセルドルフ)の代表切符もつかみ、「中国人を倒して優勝したい」との力強い言葉も聞かれた。
平野選手には同年代に伊藤美誠選手というライバルがいて、そのライバルがリオに参加したときに平野選手は補欠だった。オリンピックに出られなかった悔しさが昨日の結果に結びついたと本人の言葉にもあったが、これは悔しさなり挫折をバネに成長した典型的な例だろう。
誰の人生にも悔しい経験や挫折はある。努力を一生懸命している人であればなおさらである。しかし悔しさや挫折を成功のエネルギーに向け、すぐに実現することも難しいので七転び八起などということわざもある。
平野選手のように短期に結果を出すためには、ゴール設定とそれを達成するための計画が大切である。もっとも悔しさや挫折のエネルギーの大きさは、それを体験したときにどこまでのゴールを設定していたかに依存する。
また、成長にはゴール設定すなわち具体的な目標が必要で、それがより具体的であれば失敗のあとに成功のための反省や努力の工夫をしやすい。平野選手はこの点について、「攻めの卓球に徹する練習を続けた」と述べている。16歳の選手から自己実現努力のコツをあらためて学んだような感動があった。
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「高齢者の定義を「75歳以上」に見直すべきだとする日本老年学会などの提言は、医学的な見地から、65~74歳は十分に社会参加ができる活力と意欲を備えた層だと前向きに評価したものだ。----同学会は、65~74歳を健康で活力がある人が多い「准高齢者」と定義し、仕事やボランティアなどの社会活動への参加を促すよう求めた。75~89歳は「高齢者」、90歳以上は「超高齢者」と位置づけた。 」
これは毎日新聞電子版1月5日の記事からの抜粋である。しかし、この内容は少し乱暴だ。人間が生物である限り個体差が大きいからだ。同窓会に出席して感じたことだが、50歳ぐらいから友人達の表情に大きな差が出てきた。
すなわち、50歳くらいから本当の老人になってしまった、かつて優秀な人たちが少なからず社会にはいるのだ。一方で当方のように左遷されてもへこたれず40代に見えるために老人として社会から優遇されない、かわいそうな老人も多数いる。
亡父の時代には、50歳から老人と言われ55歳定年制だった。しかし亡父は元気だったので80歳ぐらいまでボランティアで郵便局や小中学校に出かけ、ポスターなどの毛筆書きを手伝っていた。一枚書いても10円にもならない仕事だったらしいがそれでも元気に歩けるあいだは続けていた。そして最後は辞退して20年間家に引きこもっていた。
警察官をしていたときに交番のポスターを書いていた、というからその腕前は折り紙付きで、亡父が辞退するまで仕事が舞い込んだ理由を素直に理解できた。亡父の姿を見て、知識労働者の時代における一芸の重要さを知った。
当方は幸運にも50歳頃に左遷され、さらには老体にむち打つ処遇で豊川に単身赴任することになった。昔は家具屋で栄え今は寂れてしまった牛久保という田舎の安アパートの一室で、裸電球を点し自炊をしながらの一人暮らしは、そのままであれば惨めな生活となるはずだった。
せっかくの独身生活を活かして高分子技術に磨きをかけることにした。ゴム会社時代に出会った指導社員から謎かけのように与えられたテーマ「カオス混合」技術を実用化したり、二軸混練機を用いた混練技術を極める努力もした。その結果、混練プラントを8000万円という低価格(注)で建設できる幸運に恵まれた。
また、複写機用再生PET樹脂の開発を通じ、高分子の難燃化技術についても磨き上げることができ、左遷を退職後の準備の機会に活用できた。
日本では、大卒以上であれば35歳前後から管理職いわゆるゼネラリストの道を歩むことになる。その結果、個人のスキルは「その会社における業務のスペシャリスト」として磨く道を歩む。運良く役員までなれれば60歳を過ぎても会社に雇ってもらえるが、たいていは50歳前後から肩を叩かれる。
肩を叩かれたときに嘆いていては人生そこで終わる。むしろそれを機会に自己の一芸を磨くことを考えると良い。60歳くらいまでは会社は雇ってくれるはずなので早く肩たたきにあった幸運を活かすべきである。
当方は、前任者やそれに協力していたコンパウンドメーカーが絶対に成功できなかったと誰もが認めているPPS・6ナイロンが相容した中間転写ベルトの押出成形技術を成功させて会社に多大な貢献をした。それによって前任者はセンター長へ昇進した。
当方は報われることは無かったが、その問題解決のために磨き上げることができた高分子技術のスキルは、昇進以上の宝である。50過ぎの組織への貢献は、会社から報われることがないと覚悟し、純粋に自己実現努力に打ち込める機会と捉えると後悔は無い。
一方、ゴム会社のように風土の良い会社とは、そのように貢献した社員を正しく評価し報いる会社であるが、残念ながらそのような会社は今少なくなってきている。組織と人生の関わり方を冷静に考えなければいけない時代である。
サラリーマンは運が50%と言う言葉を昔聞いたが、確かにそうだ。ゴム会社では高純度SiCの事業化に成功しそれなりに処遇された。ところが写真会社ではたくさんの成果を出して業績に貢献したが、それが昇進として報われたわけではない。仕事の成功が50%の運であれば、写真会社で昇進に対して報われなかったのは仕方がないことだろう。報われなかったおかげで高分子材料技術者という一芸を得ることができた。
(注)コンパウンド生産のラインをご希望の方は弊社へご相談ください。先端のカオス混合技術を備えたラインを格安にて立ち上げる方法を伝授致します。
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N先生は、ゴム会社の基礎研究で業績をあげられアカデミアへ転身された経歴である。そのようなキャリアなので実務も基礎科学も高分子分野においてすべてに精通されている先生だ。また誠実で真摯でもある。その先生は、最初にある書籍を紹介してくださった。
その著書は、ウトラッキーの書かれた書籍の翻訳だった。中身はあまり良くないが、巻末の表は大変役に立つ、とN先生は言われた。早い話が、実務を進めるに当たって、高分子材料技術について調査する方法とそのまとめ方を伝授してくださったのだ。
そして、高分子物理はこれからどんどん進歩するので学会での勉強が欠かせないとのアドバイスがあった。写真会社で20年実務を担当したが、まさにそのアドバイスに従い実行して肌身でその正しさを感じ取った。
肌身で感じ取った、と言う意味は、難しくて頭で理解はできなかったが、多くの教科書が書き直されたりしなければいけないという感覚を学ぶことができた、ということだ。
これは大切な感覚で、現場で目にしたことを単純に教科書どおりに眺めていてはいけない、という意味でもある。N先生は、”自分の出した結果以外信じられない段階の技術だ”、とも表現された。N先生はアカデミアに席を置かれているのでKKDも重要とは言いにくかったのだろう。
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何を学ぶかは大切だが、世の中には学ぶべき事柄は多く、おそらくそれらすべてを一生かかって学び上げることは不可能だろう。現代は情報がほぼ無限といえるぐらい存在し、社会に知識が溢れている時代である。
この溢れる知識を一つづつ学ぶ作業について論じることは大量の論文を書く作業と等しいが、その学び方であれば、共通点が存在し、そこに焦点をしぼり手短に論じることができると思う。
写真会社に転職し担当したフィルム成形とその表面加工技術には「高分子材料技術」の知識が不可欠だった。そしてその知識の大半はゴム材料技術の知識とは遠い関係にあった。
セラミックスについては、高純度SiCの合成法を開発したときに専門家としてやっていけるだけの知識を身につけていた。どのようなセラミックス材料でもあるいはどのようなプロセシングでも開発できる自信があった。
それらの知識獲得に社会で公開されていた教科書は役に立たなかった。無機材質研究所で専門家から直接教育された知識だけが当時のセラミックスフィーバーの時代に唯一役に立つ知識、という経験をした。
この経験故に転職直後には迷わず東大の赤門をくぐり、高分子の一流の専門家に知識の伝授をお願いする行動をとった。技術について基礎知識を得たいならば、学歴とは無関係にまずアカデミアの門を叩く、という行動は大切である。
アカデミアの敷居が高いならば弊社のような会社にまず相談する、という行動は知識を獲得するために良い方法である。弊社ではセラミックスから高分子技術まで材料すべてについてご相談頂いた内容に対して適切な回答を出すことが可能です。
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昨年末にBuzzFeed Japan「「学歴」で分断されるリアル」という記事があった。すなわち現代の学歴社会の構造を扱った内容だが、この記事で論じられている格差は、高度経済成長の時代からの流れの一側面を扱っているに過ぎないと思っている。
昨年の格差に関する記事に共通しているのは、格差の固定化という考え方である。社会の格差はいつの時代にも存在し、格差が全くない社会といういのは理想かもしれないが、人間に欲望がある限り、また誠実真摯な人が100%とならない限り、そのような社会の実現は不可能である。
すなわち格差を無くす努力の方向として、格差の固定化を無くす努力ならば可能であるが、格差0社会は不可能である。これは共産主義社会である中国の現状を見れば明らかで、共産主義の理想とは遠くかけ離れた超格差社会である。
ドラッカーは社会に3つの組織が必要であり、その一つ政治を司る組織の重要な使命の一つに富の再配分がある、と説いていた。中国に比較すれば日本は極めて理想的にその組織が機能している。しかし、日本という社会だけを取り上げたときにまだそれがうまく機能していない、と考える人が多い。
学歴の格差は学校制度ができた昔から存在していた。現代の一番の問題は、衆知のように就職そのものが学歴別に行われ学歴でチャレンジの機会に差ができる職場が多いという現実である。
大切なことは、福沢諭吉の「学問ノススメ」が明治の社会に大きな影響を与えたように「学び」の機会と「学び」により人材が育成され、明るい未来が開かれるような社会の実現だろう。
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どこかのTVコマーシャルではありません。お正月こそ気楽に写真をとるのに良い機会です。野良猫さえもお正月気分で屋根を歩いています。陽だまりであくびをしている輩もいます。空前の猫ブームで昨年学んだ可愛い猫のポーズを参考に記念の一枚を。
写真家加納典明氏は、「皆に見てもらいたい写真を撮りたいならヌードを撮れ、人類の半分は見てくれる」という名言を40年以上前ラジオで語っていました。可愛い猫のポーズであれば、男も女も猫好きならば見てくれます。
さて、写真の腕前を瞬間的に上げるコツを伝授します。写真では構図が重要と言われています。これは少しその人の感性の影響を受けますが、被写体が猫ならば、徹底的なアップは、多少構図が悪くても可愛い瞬間を撮ることができればナイスショットとなります。
また、被写体に寄ることで背景がうまくぼけてくれる効果が出ることもあります。もし少し写真の知識があるならば、構図の次にボケ効果をコントロールするとうまい写真に見せることができます。
もし、絞りをコントロールできるカメラであれば、可能な限り絞りの値を小さく(開放絞りの方向へ)セットするとボケ効果を出すことができます。構図とボケに注意することで素人は少し良い写真が撮れるようになります。
手ぶれは厳禁ですが、どうしても手ぶれが直らない人は、速いシャッター速度を使うことと、走っている猫を流し撮りして練習すると手ぶれを活かした写真という領域を見つけることができます。
野良猫相手にトレーニングが完了したら、ナイスショットを求めて家族の新年の笑顔を狙いましょう。一生から見れば単なる一日にすぎませんが、何故か昔からお正月の3日間は特別な日々のように思えます。
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新年明けましておめでとうございます。本年も弊社の活動のご理解とご支援をよろしくお願い致します。ちなみに、弊社は技術から芸術までAIに置き換わることのない、人類の創造性に関する事業を目指しています。
今月は、創造性を活かした問題解決法のセミナーを行いますので関心のある方はお問い合わせください。昨年は過重労働の問題から働き方への反省が語られましたが、今年は反省ではなく人類の存亡をかけた働き方哲学の創出を目指すべきと考えています。
過重労働の問題がやがて仕事そのものが無くなる問題に変わるのです。すでにバブル崩壊後少しずつその流れは存在し、新聞の売り上げは10年で5000億円以上喪失しました。これは大企業1社の売り上げに相当します。
新年早々暗い話をしたくないのですが現実をしっかりと見つめつつ未来へ明るくチャレンジしなければいけません。なぜなら「歴史が見たことのない未来がはじまる」(ドラッカー遺稿のサブタイトル)からです。
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今年もいろいろな事件があった。細々とした事件一つ一つを見ていて思うのは、時代の大きな流れを示す事件の存在である。2011年の東日本大震災は福島原発の事故もあり、阪神大震災とは異なる影響を日本経済に与えた。
東芝の不祥事もこの流れの中で捉えることができる。また、東芝の不祥事は、以前起きたオリンパスの不祥事の流れとして捉えることが可能である。また、これらの企業の不祥事は、バブル崩壊後の日本のGDPが停滞している原因の一つ、サラリーマン経営者の問題でもある。
経営者については故ドラッカーは誠実で真摯な人を選ぶべき、と言っていたが、果たしてそのような人事が日本で行われているのかどうかは疑問でもある。「黒い物でもトップが白といったら白と応えないと65歳まで勤められない」と、言っていた友人もいる。
当方は「それは間違いです。光の宛て方を変えてみてもせいぜい灰色です」ぐらいしか答えられないので、高純度SiCの事業を立ち上げながらもそれまでの専門を捨て潔く高分子の仕事を選んで転職した。
このような人間関係以外に職を失う事態がまもなく訪れる。すなわちAIの台頭である。すでに将棋の棋士の不正が今年問題となった。AIが将棋の棋士に勝った事件から、将棋の棋士がAIを不正使用し将棋を打つ時代になったのだ。
コンピューターの普及で、Amazonの利用が進み21,495件あった書店が2000年から2013年までに14、241件に減った。このような流れから本格的にコンピューターが人類から仕事を奪い始める時代になったのだ。
すでに2040年までに無くなる仕事が発表されている。バブルがはじけた頃にも同様の発表があった。その時はコンピューターの普及で2010年までに無くなる仕事だった。実際にはデジタルの普及でフィルム写真事業は無くなり、個人的には激変の20年だった。
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